ジョージは魔法の使い方を間違っていた!? 〜ダンジョン調査から始まる波瀾万丈の人生〜

ハイファンタジー
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ジョージは魔法の使い方を間違っていた!? 〜ダンジョン調査から始まる波瀾万丈の人生〜

作品傾向

主人公最強度:★★★★☆
テンポの良さ:★★★★☆
 内容の濃さ:★★☆☆☆
  恋愛要素:★★★☆☆
 キャラ立ち:★★☆☆☆

あらすじ

ジョージはエクス帝国魔導団所属の落ちこぼれの魔導師だ。
毎日の楽しみは唯一得意の魔力ソナーで憧れの騎士団所属のスミレの魔力を感じる事。
そして修練場で訓練するスミレを直に眺めるのがジョージの癒しだった。
その日もスミレを眺めて喜んでいたジョージは魔導団団長より呼び出しを受けた。
ジョージは団長より帝都の東に見つかったダンジョンの調査を命令される。
気の乗らない命令だったがダンジョン調査に向かうと…。
ダンジョン調査から始まるジョージの激動の人生がここに開幕する。

https://ncode.syosetu.com/n9629hp/より引用

感想

【ストーリー】
初っ端から主人公がヒロインに対して、もろストーカー行為を働いている描写から始まるので「お!これはある意味斬新だな」と思い期待して読み進めてみるも、実際の所は『底辺主人公→実は最強になれる素質もち→無双』といったストーリーラインをなぞるだけのテンプレなろう小説だった。

ただ、構成に関しては良く纏まっているなという印象。
ストーリーの雰囲気に対して、内容が薄過ぎず濃過ぎず。起承転結がしっかりとしていて、その配分バランスも良い。

【文章力】
そこら辺の書籍化作品と比べても十分以上に読みやすく、ラノベとしては優秀な部類に入る。

【世界観・キャラクター】
世界観に関しては特筆すべき点は無い。よくあるなろうファンタジー。

キャラクターに関しては正直なところ残念と言わざるを得ない。
主人公以外は取って付けたような人物描写のキャラしか登場せず、主人公は主人公でストーカー要素を前面に押しているのに、それを全く生かせていない。

どうせなら全力で変態むっつりスケベの方向にでも振れば良かったのに。

小説家になろう作品ページより引用

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