2021年10月24日日曜日

カヤックドナドナしバイク初ツーリング

 昨日、シーカヤック”はつゆき号”を手放しました。フェザークラフトの名艇カフナです。コロナ禍もあって3年間漕いでおらず、その上、バイク駐車スペースを作るべくガレージ内を整理の結果、行き場がなくなりました。そもそもフェザークラフトという製造会社そのものが消失し、十数年前のカフナのパーツもなくモンベル製品でつないだりしていましたが、素人保管では痛むばかりと言うことで、元々の購入元であるグランストリームに返納?しました。

盟主・大瀬さんも元気でご活躍中。フェザーonlyから脱却したことで却って裾野が広がったと言うことでした。カヤックはCO2とは無縁の人力ですから時代的には合っていると思います。殆ど琵琶湖でしか漕ぎませんでしたが、自然相手のパドリングでは学んだこと、多かったです。自然は全ての事象の母であると切に思いました。

カフナは今月初に組み上げてみましたが、布部分へのカビや接着部の劣化はあったものの、フネとしての基本部分はまだまだ丈夫でフェザーの造りの良さを改めて感じました。さすがはカヤック界のロールスロイスと言うだけの事はあります。引き続きグランストリームで使って頂けると言うことなので一安心。感謝感謝です「はつゆき号」。

加茂の木津川べり

代わって本日はバイク=カワセミ号の初走行。練習しないと危なくてしょうがないので、当面自転車じゃなくてバイクに乗りなさいとカミさんも言うもんで、和束までツーリング。ってツーリングと呼ぶには余りに傍迷惑なエンスト数回なので偉そうには言えません。

走る前にパーツの取付作業。ヘルメットホルダー(キジマ)とスマホホルダー(カエディア)の2品。スマホホルダーの位置決めに少々手こずった位で、多分30分程で両作業終了。尤もスマホは丁度良いUSB充電ケーブルが手元になかったので、ホルダー付けただけです。

スマホホルダーは自転車用と似たような感じ。ミラーに青空が!

で、出発。まず学んだのはエンジンには暖気運転が必要だと言うこと(ショップでも言われていました)。1週間運転しておらず、しかも今朝は6.5℃とかだったので冷え冷え。クラッチがうまく繋がらずいきなりエンスト。忘れてるってのもありますけど、しばらく走るとスムーズに繋がるようになりました。可哀想なことした。

エンストはやっぱ数回しましたね。2速で角を曲がろうとしてシュンと落ちたり、爺さんがいきなり道路を横切りだして慌てて停止してシュン、などなど。まず向かったのはガソリンスタンド。ガソリン高騰の折ですが、ないと走れない。初めての給油です。手順は判りますが、給油ノズルをずずっと突っ込んで給油するとすぐにSTOP。ショップで、初めは自動停止したらそれ以上は止めなさいと言われたのですが、給油量は僅か1.39L。まあいいかと出発したのですが、ガソリンメーターは半分くらいを指しており、これじゃまたすぐに給油やん、と思い再度スタンドへ。今度はガソリンの油面を睨みながら手動で入れてゆきます。どこが満タンなのか判らないけど、まあこれ位か…で止めると給油量は2.1L。併せて3.5L。タンク容量は7.4Lだそうで、恐らくまだ入ると思いますが、メーターではFULLになったのでまあいいやと再出発。(因みに161円/Lでした。高っ)


コースはR163から木津川南側の府道と言ういつものコースで一旦加茂へ。恭仁大橋からR163をかすめて府道5号で和束へ。40~50km/h位で淡々と道を辿り、あっという間に和束ダウンタウンへ到着。やっぱ速いです。4速でノンストップ。途中何台もの自転車を追い越しましたが申し訳ない気がちらっと。信楽まで行けそうでしたが、これじゃ練習にならないと自覚。やっぱり自動車の中に混ざって車線を渡ったりStop&Goを繰り返さねばと、ローソンでコーヒー飲んで一休みしてから下山。

和束ローソン駐車場からみた茶畑古墳

復路は加茂駅前から木津川市の新興住宅地に抜ける府道。これもしょっちゅう走っている道ですが、歩道に逃げられないバイクは案の定、渋滞に嵌り坂道発進や半クラ徐行のオンパレード。そのまま奈良市の外環状線のUpDownを走り抜け、要は車で走る道をトレースして帰宅。走行距離は58km。市街地走行はまだまだ未熟です。

Z125のテールライトは”Z"型に点灯するのだ

しかし和束まで行っても自転車と違って汗もかかない。目的が違うと言えばそれまでですが不思議な感覚でした。

脚速く吾たぶん肥ゆる秋

引退しました、フェザー・カフナ「はつゆき号」
◇CM
「カワセミ号」は拙作「コトの風」シリーズでのゆりちゃんの愛車であるビアンキのロードと同じ名前ですね。で、新作「七色背黄青」公開開始しました。


です。よろしくどうぞ。


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