すみくにぼちぼち日記

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学習の理論 思考 教育心理-教員採用試験対策 教職教養2

教員採用試験では、教職教養と一般教養があります。

この記事では教職教養の教育心理学の分野である学習の理論の中の「思考 」についてご紹介します。

 

 

学習の理論 思考 教育心理

学習方法には、さまざまな分類方法があります。

再生的思考と生産的思考、拡散的思考と集中的思考、アルゴリズムとヒューリスティックスなどがその代表例です。

この記事では、思考についてご紹介します。

 

※こちらの記事は下記書籍を参考に作成しています。

 

思考とは

心理学では、思考を目標づけられた思考と目標づけられない思考に大別する場合が多く、前者は具体的な課題が目標としてある場合に、方向性を持ってい意図的に行われる思考であり、心理学では問題解決という視点で研究が進められています。

後者は方向性のない思考であり、空想や白昼夢なども含まれます。

 

 

思考の分類

①再生的思考と生産的思考

思考は、過去の経験との関係で分類される場合があります。

過去の経験やその記憶を直接当てはめて行われる思考を再生的思考、過去の経験や記憶にはない新しい方法を見出すような思考を再生的思考と呼びます。

創造的思考を活用した討議方法として、オズボーンが考案したブレーンストーミングがあります。

 

②拡散的思考と集中的思考

アメリカの心理学者ギルフォードによって考案された分類です。

拡散的思考は多様な異なる解決法を導き出す思考過程、集中的思考は焦点を的確に追求し、一つの正答に到達しようとする思考過程です。

 

③アルゴリズムとヒューリスティックス

アルゴリズムはランダが用いた用語で、類似した特性を持った課題群はある一定の順序に従って解けば常に正解に至るという場合の思考手続きを指します。

課題によっては一定の解決の筋道がないものあり、直観に基づき、課題の要点を探索する過程で効率よく解を見出していく手続きをヒューリスティックス(発見法)と呼びます。

 

終わりに

この記事では、教員採用試験の教職教養の分野である教育心理学の「思考」についてご紹介しました。

再生的思考と生産的思考、拡散的思考と集中的思考、アルゴリズムとヒューリスティックスなどがその代表例です。

思考では、思考の分類をしっかりと理解することが大切です。

 

※こちらの記事は下記書籍を参考に作成しています。

 

 

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