狂いゆくのは何も日本だけのことではなく、
同時多発的に大体どこの国も狂っているということは言えると思ってます。
正気の国家の方が数えるほどしかない状況で、
日本についてぼんやりと私が考えていて、できれば形にしたくなかったことを書いてみます。

いくつもの観点があると思うのですが、
高度経済成長期には日本の未来は諦められていたものなのだろうと考えます。
なぜかというと、その頃に人口が爆発的に増えて、
そうなってくると「将来、同じくらいのペースで増え続けないと、老人ばかりの国になり税金の納め手がいなくなる」ことは官僚くらい賢い人たちならわかっていたはずなんです。
それでも、1973年にローマクラブの提言、国連の方針の言いなりになって、
少子化の対策は「取らないことに決めた」んですね。
この時点で、仮に「日本国という1つの家族」であるなら、この家族は「子孫を残すことをやめることに決めた」という言い方もできると思います。ただ、当時の人々は好景気に浮かれて全くそんなこと気にも留めなかったでしょう…

この時点で、地球において日本国は「未来を諦めた」というべきです。

その後の方針としては、
まあ今の世代が(2022年でいえばもうお年を召した方々ですね) なんとか幸せに天寿を全うできれば良い
というのを基本方針に(方針もクソもないわけですけど…) 国家運営をしてきた

と、雑かもしれませんが言えると思っています。
年金もやり方を考え対策を取るべきだった。少子化だってそうだった。
税制だってそうだった。だけど何一つ対策をとらなかったんです。
本来、国を活性化させるには若者の力が必要です。日本であれば、できれば日本人の。
「国家に約束された世代たち」を守るために若者は6公4民で税金を搾り取られる。
所得税だけじゃないですからね。地方税、消費税、ガソリン税、自動車重量税、酒税、贈与税、相続税、国民健康保険、年金!

貯蓄がほぼできない人が増えてて収入がほとんど消費されることを考えると、
6公4民と言っても差し支えないんじゃないかと思います。

ましてや、日本の若者からはそうして搾取し、
若い力を「アウトソース」しようとしているわけです、この国家は。

この国の極めて雑な70's 以降のアウトラインというところで重要なことの一つは、
「退職金」リソースを企業に対してあてにしていた
というところがあります。だけどこれも減る一方のようですね。ない会社だってあるし。大塚家具とか(今はなくなっちゃいましたが) あれだけ有名な会社でも退職金は無しを採用したりしてましたね。

私から言わせると退職金も払えないようなビジネスモデルしか描けないんなら存在しなくて良いですよって感じですけどね。あ、大塚家具は一応「退職金無しにするけど毎月の給料にその分を載せる」という思想で退職金を無くしたって話でした。

なんか、起業をしやすくするーみたいなのが何十年前かにあって、
確かにそれで一儲けした人たちはいたのでしょうけど、そのために「小さな小さなピラミッドの底辺」でお亡くなりになっていった人々も多かったってことになるんだろうなあと思うと、利権の分配が細切れで進んだだけで傷ついた人は多かったんじゃないかという気もしますね。これを小泉改革って言ったりしてましたね。

とはいえ、小泉が大悪党というよりも、
このポストで書いてきたように、1970年代には日本国は「未来を描くのをやめた」
わけですから、それの総決算というか、尻拭いをしたに過ぎないんですね。
つまり、「若者たちには正直用意してやれる未来がないんだ、ごめんな。だけど、その中から這い上がれる力があるなら裸一貫で這い上がってこい!お前の従業員となるものは屍になるわけだが、屍の山を踏み越えてその上に立ってみろ!

ってことをやったわけです。
日本でベンチャー企業って言われて成功してる会社の少ないこと。
ゲーム関連なんてどこも傾いてますからねもうw ソシャゲの話ですけど。コンシューマは頑張ってるところもまあまだありますね!ソニーとか。バンナムとか。

逆の言い方すれば結局そうやって小賢しいけど元手のない詐欺師じみた奴らにもチャンスができて、
日本での「実業家 (`・ω・´)」がやったことといえば、
1世代保たない程度の物事を「ビジネスモデルできたw」って言ってひとまず従業員抱えて薄給で雇い入れて、コキ使って「もうすぐIPOするから (オレサマのためになw)」って騙し騙し深夜残業ただでやらせて、自分だけ儲けたら上場して代表引退でトンズラ

みたいなことなんですね。敷居が下がった分ロクデナシの萌芽がそこら中で始まったというwww
1世代も続かないようなものをビジネスモデルなんて言って「オレすげー」とか考えてたら大間違いだと私は思います。所詮戦後アメ公 (戦勝国の筆頭という意味で) に与えられた分前なんですね、産業なんてものは。2000年以降は肥えさせた🇨🇳の分前をもらうという形に変貌していきましたが、最近になってどこもかしこも撤退し始めてますね。賢いものから順に引き揚げてる印象を受けます。

Z世代なんて言われてるのはもっと悲惨で、
国内で起業しようなんてもう思わないんですね。
スーパーハイスペックなら海外で起業とかもできるでしょうけど、門戸は既にほぼ閉ざされてます。
コロナ禍となり移動の自由は人類においてかなり制限されました。Zなんて皮肉というか悪趣味な命名ですよね、だってその後に「描けたかもしれないもの == α, β」は、コロナウイルスに名前持ってかれちゃったんだもんwww 大ウケですねwww いや、笑い事じゃないんですけどね。

良い子のためのギリシャ文字


まあ、淘汰圧も働くわけですが「コロナ禍によって人類の進歩、退廃を加速」させてるんでしょうね。
させてるというかさせたいと考えてる人たちがいるというか。Z世代という名前はまあ示唆に満ちてますよ、うん。

まあ一応最後にまとめると、
この国でやってる政治や経済なんてのはとっくに50年くらい前から未来を描くのはやめていて、
国家の存続なんて全く考えてないわけですね。子供?産んでもいいけど「今まであったような世界」は保障しないからねお好きにやってねw ということってわけです。

つまり、既得権益を握った奴らはそれを守るために人だって殺すし (与党)
まだ持ってないけどなんとか「そっち組」に入りたいのは「なんでもしますから神様中共様力をお貸しください」 (野党) ってやってるわけです。

最後に書いておきますけど、
明治クーデターの頃から「國體」なんてものはとっくに存在しないし、
それを「新しく始める」か、「諦める」かなんですね。

地方自治体をジャックしてしまって独立宣言というのは一つの手かもしれないと私は思いますけどね。それでもやり方は考えなければならない、政治を人間がやるとまたおんなじことになって「世代交代する前に寿命がくる」ような生ゴミしか設計できなくなりますからね。

それがなかなか難しいのがわかってるからそこらここらで「ゲーテッドコミュニティ」が拡がり始めてるんだろうなあ。。。

応援クリックよろしくお願いいたしますっ!

人気ブログランキング