精神科医に対する偏見

ふと思ったんだけど、精神科医も偏見を持たれているのかな? 少なくとも私は、ちょっと持っている。自分が精神科にかかる前のことは、もはや記憶もおぼろげだが、かなりの偏見を持っていたと思う。精神病患者の頭に電極を当ててバチッと電気を流して、ニヤニヤしているイメージ。

以前、私が前の主治医に「友達がいない、欲しい」と言ったところ、「友達って必要?」と返されたことがあったんだけど、それって前主治医の実体験に基づくものだったんじゃないかな、って今頃になって思うようになった。
つまり、前主治医が医者になって、「俺は精神科医になる」と言ったら、友達が離れて行ったのではないかなぁと。

医者の間でも、精神科へ行く人は「変わり者」だったり「本人が病んでる」と言われたりするらしい。
そのなかで敢えて精神科を選ぶというのは、どういう心境なんだろう?
私は前主治医に唯一聞きそびれたと思っていることがあって、それが「先生は何故精神科医になったのですか?」だった。まぁ今も聞けなくは無いんだけど、聞きづらいね。めちゃくちゃ重い。今の主治医にはとてもじゃないが聞ける段階に無い。