札幌競馬場で唯一のダートグレード競走・エルムステークス(GⅢ)。
3連単の配当が1万円以下になったり100万円オーバーになったりと、極端な配当になることがある重賞です。


2020年の優勝はどの馬か、過去10年の血統面、データ傾向からエルムステークスの優勝馬候補を紹介します。


◆過去10年の血統傾向
ダート1700mの重賞ですが、サンデーサイレンス系の活躍が目立ちます。
のべ54頭が出走し勝ち馬は4頭、勝率は7.4%です。
特に現役時代に芝2400m以上のGⅠを優勝した種牡馬の産駒が好調で、複勝率は43.8%となっています。
2012年と14年にはスペシャルウィーク産駒のローマンレジェンドが優勝しました。
今回はウェスタールンド、タイムフライヤー、ロードゴラッソの3頭が登録しています。


Roberto(ロベルト)系も好調です。
のべ13頭が出走し勝ち馬は2頭、勝率15.4%となっています。
今回はサトノティターンとハイランドピークの2頭が登録しています。


母父ノーザンダンサー系が好調です。
のべ37頭が出走し勝ち馬は5頭、勝率13.5%となっています。
2016年には母父オペラハウスのリッカルドが、7番人気の単勝28.5倍ながら優勝しました。
今回はサトノティターンとヒラボクラターシュの2頭が登録しています。


◆過去10年のデータ傾向
過去10年のデータ傾向で特徴的なものがあります。
5歳以下が好調、前走3着以内が好調、前走6番人気以下は不調、前走4角7番手以下は不調、の4つです。


5歳以下が好調です。
のべ52頭が出走し勝ち馬は9頭、勝率17.3%となっています。
今回はアッシェンプッテル、アルクトス、タイムフライヤー、ナイママ、ヒラボクラターシュ、ロードゴラッソの6頭が登録しています。


前走3着以内が好調です。
のべ49頭が出走し勝ち馬は8頭、勝率16.3%となっています。
今回は上位人気が予想されるタイムフライヤーやエアスピネルなど9頭が登録しています。


前走6番人気以下は不調です。
のべ53頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はアナザートゥルースやワンダーリーデルなど7頭が登録しています。


前走4角7番手以下は不調です。
のべ45頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はアッシェンプッテル、ウェスタールンド、ワンダーリーデルの3頭が登録しています。


◆血統面、データ面からの推奨馬


では、血統面、データ面からの推奨馬を紹介します。


まずはタイムフライヤーを推奨します。
血統面では父がサンデーサイレンス系のハーツクライなので評価できます。
データ面でもこのメンバーの中では一番マッチしているので期待できそうです。



次にサトノティターンを推奨します。
血統面では父がRoberto系のシンボリクリスエスですし、母父もノーザンダンサー系のDeputy Minister(デピュティミニスター)なので評価できます。
去年のこのレースでは3着に入っているため、このコースに適性があるかもしれません。


最後にロードゴラッソを推奨します。
血統面では父がサンデーサイレンス系のハーツクライなので評価できます。
すでに重賞を2勝しているので、このメンバーの中でも実力は上位でしょう。

 

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