患者さんは神様なのか
どうも
「ゆたぽん絶対に夏休みの宿題やってない」
でお馴染みのタケットです。
ちなみに僕は夏休みの宿題はもらって一週間以内に終わらせるタイプでした。
宿題もあっちの方もどうやら早いみたいです。
(ここで読者が半分減る)
(すみません)
ところで、今日は、「患者さんは神様なのか」について考えていこうかなと思います。
患者さんは神様なのか?
最近では飲食店の方で
「俺はお客様だぞ!お客様は神様だぞ!」という人を
SNS等でよく見るようになったのですが、
それに追随して医療関係でも
「患者は神様だろ」という人をちょくちょく見かけます。
そして、個人を自由を尊重することに重きを置き始める現代では、このような意見が増えてくるのかなと思います。
果たして、患者さんは神様なんでしょうか。
もし医師の立場になってみて、
「患者さんは神様だろ!」と患者さんに言われたら、おそらく多くの人が、違和感を感じると思います。
確かに正論っぽいし、そうなんだけども、
なんか違うような気もする。
これはなぜかというと、
対等の関係じゃなくなってるからなんですよね。
「神様だろ」と言われたら、なんだか医師が下の立場のように感じてしまい、それが原因で違和感を感じるんですね。
要するに、言う立場が違うということです。
「患者さんは神様」というのは医師側の発言であって、患者さん側の発言ではないのです。
人間というのは対等という関係にこそ信頼関係を築けるのです。
そこで「神様だろ」と言われてしまっては、医師側が下のような関係性になってしまい、信頼関係を構築しづらくなります。
それは、もちろん医師だけでなく看護師さん、薬剤師さん、事務さんなどなどにも当てはまります。
逆に、「患者"様"でなく、患者でいいだろ」って発言は、医師側の発言でなく、患者さん側の立場の発言になります。
なんだか、ここがうじゃうじゃになってて、
「患者さんは神様なのか」「患者に様はつけるべきなのか」って議論をするのはどうなのかなと思います。
僕の先輩が以前とてもいい事言ってくれました。
「何を言うのかでなく、誰がどのように言うのか」
本当にその通りだと思います。
ではでは。