こんにちは、まいねです。
先日、ちょっと水産業DXについて調べていたのですが、その時に日本の静岡でアトランティックサーモンの陸上養殖事業が始まっていることを知りました。
アトランティックサーモンの養殖は北欧やカナダで産業化されているようで、実際イオンで北欧産の養殖アトランティックサーモンが売られているのを見たことがあります。
日本でも陸上養殖出来るということは比較的養殖が簡単な部類なのでしょう。
前述の例に加えて富山でもマルハニチロがアトランティックサーモンの陸上養殖を計画しているようですから、今後は日本産のアトランティックサーモンがメジャーになっていくのかもしれません。
釣り人の私から見ると、そのうち管理釣り場でアトランティックサーモンが釣れる日が来てもおかしくないのではないかとか考えてしまいますね。
養殖され出荷サイズとなったアトランティックサーモンの写真をみると、まぁサクラマスみたいなサイズ感で北欧とかでダブルハンドロッドで釣り上げられているものとは別物感はありますが、実際日本で釣れるとなったら1回くらいはやってみても良いなと思ってしまいそうです。
なお、天然物のアトランティックサーモンは純絶滅危惧種に指定されているようです。
アトランティックサーモンの養殖についてもう少し深掘りしてみると、海上養殖が盛んな海外では、脱走による天然物との交雑や太平洋サケ類との餌の取り合い、餌による汚染などが問題となっているようです。
日本の場合、海上養殖は台風や津波などで脱走リスクがあり、実際クエタマが問題になっていたりしますから陸上養殖というのはベターな方法でしょう。
また、日本の陸上養殖は循環型のシステムで環境負荷を抑えているようで、海上養殖における餌による汚染問題を克服するような仕組みになっているようです。
最近はAIやIoTを使って餌の量を適切に管理する海上養殖用のソリューションが出ていたりしますので、餌による汚染というのはなかなかの社会課題なのかもしれませんね。
ちょっと水産業DXについて調べただけなのですが、なかなか面白かったです。
それでは、ノシ