小学校に入学していちばん心配なのは登下校ですね。
親や学校にとって特に小学1年生の登下校中の心配事は「交通事故」と「不審者」で、実際、事故・事件は下校時間帯に多発しています。
小学生でもせめて1年生のうちは登下校に付き添いたいと願う保護者のかたは多いのではないでしょうか。
下校は迎えに行きたいけど過保護かしら、とまわりの目を気にするママの声もよく聞かれます。
せめて下校時に学校を出発した時間がわかればいいのにと思うママは多いです。
そうすれば小学生の子供がお友だちと別れて一人になる途中の道まで迎えに行って、長く待たずにいっしょに帰れるのに・・・と。
そんなときは、離れていても毎日、小学生の登下校を見守ることができるGPS端末が役に立ちます。小学生の見守りで、危険な下校時間の心配を解消するおすすめのGPS端末2つをご紹介します。
詳しくはこの記事後半の「小学生に持たせたいGPS端末2選」の章をご覧ください。
それでは、小学生の登下校の時間に危険から身を守るための注意点と、GPS端末が役立つ場面についてお話していきましょう。
小学生の1年生 下校が危ない!
登校中の小学生の列に車が突っ込む事故が起きるたびに、わが子は大丈夫だろうかと、ほんとうに心配になりますね。
集団で登校する小学校でも、親としては安心できません。
ましてや、下校時に一人で長い距離を帰ってくるとなるとますます心配です。
小学生の交通事故や事件 ともに下校時間に多発
学年が上がるほど、交通事故に遭う小学生は減っていきますが、小学1年生はまだまだ交通安全の意識・判断力が発達していません。
警察庁の交通事故分析によると、交通事故は小学生の中でも1・2年生が多く、学校に慣れてきた5・6・7月の午後2~6時に起きています。
保育園・幼稚園を卒園して小学校に入学したとはいえ、小学生の登下校時に交通事故から守るには、まだまだ大人の見守りが必要で、根気強く教えれば、小学1年生の安全意識は確実に発達します。
小学生の登下校時には、交通事故だけでなく、不審者も心配で不安ですね。
平成18年版犯罪白書では、子供が狙われる性犯罪は、平日の午後2~4時の下校時刻 に集中して路上で起きていて、中でも満7歳の子供 が被害者になるケースが突出しているのです。
小学生を登下校時に一人にするのは、事件やトラブルと背中合わせで、親が不安に感じるのも当然です。
小学生を登下校で一人にさせないようにしよう
小学生を狙った犯罪は、下校時刻に警戒が必要ですが、特に狙われるのが「小学生が一人でいるとき」です。
下校だけでなく、登下校の両方で、一人にならないようにするにはどうしたらいいか、子供とよく話し合いましょう。
最近は小学校も登下校時の防犯をしっかりと考えますから、同じ方面に帰るお友だち同士でまとまって帰るようにと、先生からお話があると思いますが、自宅でも家族でよく話し合いましょう。
近所の同級生といっしょに帰るように待ち合わせするとか、どうしても同級生で同じ方面に帰るお友だちがいないときは、前方後方に他の学年の小学生たちが歩いている中に混ざって帰ってくるなど、完全に一人にならないように心掛けるようにしましょう。
不審者情報はメールで届くようにしておきましょう
子供の行動範囲については、警視庁の不審者情報メール配信サービスを利用しましょう。
お住まいの都道府県、不審者、メール で検索すると出てきますので登録しましょう。
いくつかご紹介しますね。
以下引用元:外部リンク
小学生どうしても一人で帰らなければならないときは
お友だちと別れてひとりになってしまう地点、通学路の途中まで保護者が迎えに行くことがいちばん安心ですが、おうちの事情がいろいろあってそこまでできないことのほうが多いですね。
隙を見せない歩き方をする
小学生がどうしてもひとりで歩くときは、隙を見せないことが大事です。
前後左右に注意しながらテキパキと早足で歩くことが、隙を見せない歩き方です。
寄り道したり、考え事をしながらボーっと蛇行して歩いているのは無防備な状態で、不審者に狙われるということを子供によく言い聞かせましょう。
その上で、GPS端末を持っていると心強いですね。
知らない人にはついて行かない
不審者はこわい顔をしているとは限らないことを教えましょう。
優しい言葉で連れて行こうとする不審者がいることを教えましょう。
言葉巧みに連れ去ろうとする不審者の例:
- お菓子を上げると言って近づいてくる。
- 道を聞くだけでなく、さらに道案内を求めてくる。
- 迷子になった子犬をいっしょに探してほしいなどと言う。
- ママがけがをして病院にいるからいっしょに行こうと言って、緊急事態のふりをする。
他にどんなあやしいパターンがあるか、子供といっしょに考えてみましょう。
そして、よその大人には絶対について行かない約束をしましょう。
「子ども110番の家」を確認しておきましょう
通学路上で、「子ども110番の家」「子どもを守る家」などのステッカーを貼っている家やお店があるのを見たことがあると思います。
子供が不審者に声をかけられたときなど、危険を感じて駆け込むことのできる家庭です。
通学路のどこにあるか子供といっしょに確認しておきましょう。
一般家庭だけでなく、タクシーや店舗、公共施設、企業などが「子ども110番の家」「子どもを守る家」として協力するところが増えてきています。
子どもが助けを求めてきたときに、子どもを保護して警察などへ連絡して協力してくれます。
小学生の登下校で送迎は過保護?
小学生、とくに小学1年生の保護者は、ほとんどの人がわが子の登下校を心配しています。
心配だから送迎したいと思っているのに、ずっと送迎したら他の保護者から過保護かと思われるかしらと気にする人もいます。
学校も保護者も子供たちを心配しています
我が家は学区の外れに位置しているので、小学校まで徒歩30分かかります。
私は世間の目は気にせずに自ら行動を起こして、娘が小学3年生になっても、下校時にはひとりになりやすい地点まで毎日迎えに行っています。
すると、他の保護者も迎えに来る人がひとりふたりと増えてきて、やはりみなさん心配なんだなと実感します。
大人が通学路にいることで、不審者が狙ってこないという「不審者よけ」にもなるのです。
小学校の教頭先生からは、過保護どころか「いつもありがとうございます!」と、とても感謝されています。
危険な世の中になっているのですから、過保護かどうかなどと気にしなくていいですよ!
小学生の登下校で付き添い送迎は何歳までが普通?
小学1年生の登下校の付き添い送迎は、5月の連休までは積極的に行う保護者が多いです。
下校時のお迎えは、入学最初の1週間は「保護者のかたは校庭まで迎えに来てください」とお願いする学校も多いです。
その後は、お迎えのお願いは通学路の中間地点までと、だんだん子供たちだけで安全に帰れるように先生が指導してくださいます。
その後はお迎えは保護者の自由ですが、2、3年生になっても子供を心配する保護者は途中まで迎えに来ています。
最近、登下校中の事件が起きたこともあって、4年生の女の子のお母さんが、犬の散歩もかねて毎日迎えに来ていたり、登下校の付き添い送迎は何歳までと完全に決まっていることはなく、心配ならたとえ6年生でもおかしいことはありません。
小学生でも上級生は授業終了後の部活動で遅くなることもあり、冬は帰り道が真っ暗になることもありますので、心配な保護者は途中まで迎えに行っています。
小学生の登下校 送迎はお友だち関係の妨げになる?
保護者が毎回迎えに行くと、お友だち関係を邪魔するようなことにならないかと、気にする人もいますが、わが子だけでなくすれ違う他の子供たちにも必ず笑顔で「おかえり~」と声をかけ続けていると、子供たちのほうから信頼して心を開いてくれて、ほっとした表情で甘えてきてくれます。
娘がお友だちとグループで帰ってきたときは、後ろの方からついて行って、グループ全体を見守るようにしていると、お友だち関係を邪魔することはありません。
そのうちに子供たちは私をいっしょに帰る仲間と認めてくれて、いろいろ話しかけてきてくれます。
不審者が心配だから私がこうしていっしょに歩いているということも、子供ながらに早くから理解しているようすでした。
大人に見張られているようでいやかなと最初は心配したのですが、「子供を見張っている邪魔な大人」ではなく、「安心できる存在」と子供たちが認めてくれました。
わが子が心配なら迷わずこうして行動を起こすことが大切です。
小学生に持たせたいGPS端末2選
下校時に途中まで迎えに行っても、学校で帰りの会が長引いて、いつもの時間よりも大幅に遅くなることがあります。
すると迎えに行っても道で30分近くずっと待っていなければならないこともときどきあります。
こんな時に便利なのが、現在の子供の位置情報を教えてくれるGPS端末です。
いろいろな事情でお迎えに来れない保護者のかたや、下校後も塾や公園に行っているなど、子供の位置情報がわかると安心です。
娘のお友だちのママが、下の子がまだ赤ちゃんで手がかかるので、小学生の上の子を迎えに行くことができないのですが、「もう帰ってきましたか?うちの子まだなんですけど、小学校をいつ出たかわからないし、心配で・・・」と電話をかけてきたことがありました。
GPS端末で位置情報がわかっていれば心配せずに済みますね。
道のりが複数あってもすれ違うことなく迎えに行くことができます。
小学生の見守りで、危険な下校時間の心配を解消するおすすめのGPS端末2つをご紹介します。
- SayuU(サユー)
- あんしんウォッチャー LE
「SayuU(サユー)」 は通話・チャット機能付きGPS端末、「あんしんウォッチャー LE」 は欲しい機能にしぼったシンプルなGPS端末です。
トヨタ自動車が提供する「SayuU(サユー)」
このような時に便利なトヨタ自動車が提供する「SayuU(サユー)」 という見守りGPSをご存知でしょうか?
子ども用の見守り端末と、保護者用のスマホアプリで、子どものリアルタイムでの位置情報 がわかるだけでなく、通話やチャット の機能があるので、見守る親の不安が軽減されます。
道路で左右確認 ができているか、いきなり走っていないか 、日頃の交通安全の意識を親子で振り返って話し合うこともできます。
指定したチェックポイント通過 のときには通知され、見守り範囲を越えたとき も通知されるので、いつもと違う行動があるときにはすぐにわかります。
通学の帽子に取り付けられる 大きさで、いざという時の防犯ブザー にもなります。
小学生の安全意識の習慣化と、見守る親の安心のために、多機能でハイスペックな「SayuU(サユー)」をぜひご利用ください↓
「あんしんウォッチャー LE」ならシンプルなほしい機能だけ
KDDI株式会社のみまもりGPS端末【あんしんウォッチャー LE/あんしんウォッチャー】 au HOMEは、欲しい機能にしぼったシンプルなGPS端末です。
通話・メッセージ機能はありませんが、本体のボタンを⻑押しすることで、子供が現在位置を親のスマホに通知できます。
GPSの位置情報がとても正確という口コミがあります。
スピーカーを内臓していないので、音が出ません。
音が出るのを心配する小学校や塾などでも安心して使えます。
最大10台まで見守れるので、兄弟姉妹ひとりひとりに持たせることができます。
見守る保護者のほうも、家族招待機能を利用することで、追加料金なしに、契約者を含め最大10名で共有できます。
GPS端末の位置情報はどうしても誤差が出る?
GPS端末は心強くて便利ですが、どうしても位置情報に誤差が出るといいますね。
また、わが子が心配になると親心で「子どもにGPSつけておきたいわっ」という会話をよく聞きます。
そもそもGPSってどんなものでしょうか。
GPSとは?
GPSはスマホやカーナビなど、多くの端末にも搭載されています。
GPSとは、Global Positioning System (全地球測位システム) の略です。
GPS衛星からの電波を受信することによって、地球上のどこにいても現在位置を測定できるようになっています。
GPSに誤差が出るときは・・・?
このGPSが苦手なのが、地下や屋内です。
特に学校などのコンクリートの建物内では、GPS衛星からの電波がさえぎられて精度が低下してしまいます。
そこでGPS端末では、GPS衛星からの電波を受信できないときは、近隣の携帯電話基地局と通信しておおまかな現在位置を測定しています。
小学校にいるはずのときに100mくらい離れたところいるようになったり、塾にいるはずなのに隣の公園にいることになったりと、誤差が出ることがあるのです。
使っているうちに、誤差が出るときの規則性が見えてきて、GPS精度の問題だと納得できるようになります。
小学生の登下校で付き添いや送迎は過保護?危険な下校時間の心配を解消する!まとめ
今回は、小学生の登下校で、親の付き添いや送迎は過保護なのかどうか、改めて考えてみました。
小学生の登下校中の付き添いや送迎は、過保護かと気にする親が多いですが、子供が心配なのはどの親もみな同じなので、都合がつくなら積極的に子供といっしょに通学路を歩いてみませんか?
- 小学生の交通事故・事件ともに下校時間帯に集中していて、小学1年生は特に注意警戒が必要です。
- 防犯のためには小学生を登下校時に一人にさせないようにしましょう。同じ方面のお友だち同士で帰るようにしましょう。
- 警察の不審者情報メールに登録してチェックしましょう。
- どうしても一人で帰るときは隙のない歩き方で前後左右に警戒し、優しそうな人でも知らない人には心を開かないようにしましょう。
- 「子ども110番の家」を確認しておきましょう。
小学生の見守りで、危険な下校時間の心配を解消するおすすめのGPS端末 2つはこちらです↓
- SayuU(サユー)
- あんしんウォッチャー LE
「SayuU(サユー)」 は通話・チャット機能付きGPS端末、「あんしんウォッチャー LE」 は欲しい機能にしぼったシンプルなGPS端末です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関連記事はこちらからどうぞ
コメント