子供とお母さんの1000日間戦争 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

受験がいよいよ迫ってきました。

最後の方の模試では上がったり下がったりすることもいろいろとあったと思いますが、それはもう入試にはノーカンでしょう。

 

私は中学受験に頑張っている子供達を見ていて思うのですよ。どうしてそこまで頑張れるのか。頑張れる力の源は何なのかということ。

 

お母様から見ていて、不十分に思えることもあるかもしれません。甘さを感じることもあるでしょう。腹が立つこともあるでしょう。しかし、弱冠12歳の子供ですからね。まだ先日までヨチヨチ歩きしていた子供ですから。

 

中学受験に入門したとき、それは1000日くらい前だったでしょうか。あの頃はまだまだピヨピヨしていた子供でしたよね。今はどうでしょうか。小さいながらに立派な受験戦士になったでしょう。受験という嘆きの壁は、一回りも二回りも子供を成長させます。学力的にも精神的にも人間的にも。

 

ここまで子供が頑張ってこれたのは、お母様のサポートがあってこそだと私は常々感じます。力の源、受験の源は、やはりお母様なのだろうと思っています。

二月の勝者では、何と言ってましたっけ?母親の狂気でしたか。この世界を知らない第三者が客観的に見たら、それは狂気とも思えるものなのかもしれません。

二月の勝者も私はしっかりと熟読したわけではないですが、女親の方が男親と比較すればマトモなことが多いでしょ。狂気と驚喜の中で、唯一冷静と平静を保てるのも母親の実力なのかもしれません。

 

そんなお母様方にお願いです。これからも素晴らしいお母様として、子供を見守ってあげてほしいのです。

受験期は大変です。こんな寒い時期に受験があるなんて、フリーメーソンの陰謀に違いないと私は思っているのですが、その陰謀にもお母様のケアがあって乗り越えていけるものです。

受験が終わっても、お母様の必要性は何ら変わるものではありません。ピヨピヨから飛び立つまで、飛び立ってからも、お母様の存在は子供にとってかけがえのないものです。

 

ちなみに、受験の結果は私はどうでもいいことだと思っています。合否によって、子供の人生に大きな差異が生じることはあまりないと思っています。中学受験の価値は合否ではないでしょ。親子で試練に立ち向かえた経験こそが、最大の価値です。

 

受験の神様は、それぞれの子供に最もよい道先を示してくださいます。またその道すがらを親子でお楽しみください。

 

いくた