たちじゅう園　
（大阪市阿倍野区　2023年05月20日）

谷町線阿倍野駅から東へ5分ほどのところにある「たちじゅう園（その）」でランチを頂きました

うな重のうなぎが太刀魚になった「たち重」を提供する店でその珍しさと美味しさから常に行列ができる人気店です

かなりの行列を覚悟していましたが、11時半頃に店に着くと、私の前に2名待っていただけでした

前に並んでいたおばちゃんと今日は少ないからラッキーだねと世間話をしていると15分くらいで入ることができました

どうでもいいですが入店後もそのおばちゃんと相席で、旧知の友人のようにずっと話してました（笑）

それはともかく、並んでいる間にたちじゅう（出汁付き）1600円を注文していたので着席すると直ぐにお重、サラダ、味噌汁等が運ばれてきました

まずサラダは葉物の上に太刀魚の骨せんべいがトッピングされた珍しいものです

ベジファーストで塩味濃い目のパリパリの骨せんべいとたっぷりのミツバが入ったサラダを先に完食

そんなに健康に気を使ってませんけどね

続いてメインのたちじゅうの蓋を取ると、太刀魚の蒲焼がたっぷり載ったお重のインパクトが凄いです

太刀魚なので身は鰻よりずっと切りやすく、食すと太刀魚自体のホロホロとした食感とタレと香ばしい匂いが口の中に広がります

鰻ほど脂っぽくなく、あっさりしているものの太刀魚自体の味もタレに負けずに訴えてきて美味しいです

半分くらい食したら今度はたちじゅうを茶碗によそい上から出汁をかけて頂きました

出汁をかけるとまた印象が変わり、出汁に太刀魚のタレと香りが染み出してこれが想像を超える美味しさで感動してしまいました

うな重ならわさびを薬味で入れますが、この店の薬味は自家製練り七味です

練り七味を出汁茶漬けに入れると唐辛子や山椒の辛みで味変出来て、香辛料として強過ぎずマッチします

たちじゅうだけで訪れる価値ありですが、一品で何度も楽しめるスペシャル感もありオススメです