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2022.09.10
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カテゴリ:時事・社会

日経新聞電子版(2022.9.8)に、埼玉県三郷市の開業医松田正先生「新型コロナ感染症に対する漢方薬の効果については、デルタ株に比べオミクロン株の方が有効性が高くなっている」という興味ある知見が紹介されていたので、そのポイントをまとめてみました。

1.新型コロナウイルスの患者に対する漢方薬治療の効果は、デルタ株までは限定的な印象であったが、オミクロン株以降、有効率が格段に上がった

2.漢方薬の投与開始
48時間以内に、約80%の患者が解熱し症状は軽快した。

3.
使用した漢方薬は、約
100年前のスペイン風邪(インフルエンザ)流行時にも用いられており、決して新しい使用法ではない。

4.新型コロナでは、
PCR検査の結果を待つことなく、一刻も早く治療を開始することがより重要であるが、漢方薬は新型コロナを疑った時点からすぐに治療開始できる利点があり、それが重症化を抑制しているのではないか?

5.小児の場合、漢方薬治療によって
1
日で解熱して元気になるケースも多く、低年齢ほど有効と感じる。

この記事では、漢方薬として何が使われているのかまでは書かれていなかったので、ネットで松田先生関連の記事を調べたところ、葛根湯(かっこんとう)と小柴胡湯加桔梗石膏しょうさいことうききょうせっこう)のようです。


どちらもネットで買えそうですが、漢方薬と言えども副作用がないわけではなく、また効果的に使用するためにも、薬局等で薬剤師さんと相談して使用されることをおすすめします。

関連記事の詳細は以下のサイトで、
 


オミクロン株、漢方薬が有効 松田正氏: 日本経済新聞 (nikkei.com)

オミクロン株に「葛根湯+小柴胡湯加桔梗石膏」が有用な可能性!:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)

 

さて、以下は私見です。


インフルエンザよりも怖いとされる2類感染症の指定はそのままにしながら、ハードルの高い発熱外来に行くことすらできない医療難民の増加を素知らぬ顔で、「軽症者は自分で抗原検査キットで検査して、風邪薬でも飲んで家で寝ていなさい」という無為、無策、無能な医療行政に頼らずに、自分や家族を守っていこうとしている人々のために、このような情報が一つの灯りをともしてくれるのではないでしょうか。


巷のうわさでは、発熱外来への電話はほとんど通じず、通じてもすべて断わられるという地域の基幹病院もあるそうです。

かかりつけ医に相談しても、「今はうちはコロナもインフルエンザも診ません、発熱している場合は発熱外来のあるところに相談してください」と臆面もなく言う医師もいます。

そう言えば私のかかりつけ医も、「今コロナでうちのスタッフに一人でも感染者が出たら閉院せざるをえなくなりますからねえ・・・」と言っていました。

医院の経営者としての気持ちはわからないでもありませんが、「それでは何のための”かかりつけ医”なのか、かかりつけ医制度は誰のための制度なのか!」と一瞬怒鳴りたくなりましたが、スタッフにも感染対策を徹底して実践させている真面目な先生の顔を見ていると、少しかわいそうな気がしてここは我慢すべきと自重しました。

すみやかに2類感染症の指定を変えるなり、新型コロナ特例措置をとるなりして、希望者がどこの医療機関でも受診できる政策が実現できないのはなぜなのでしょう。


単に今の政府に実行する意欲がないだけなのか、実行させない利権がらみの圧力が働いているのか、そのうち自然減少していくので、今は経済優先面を強調していった方が政権安定のためになるとズル賢く考えているのか、いろいろ複合的な理由がありそうですが、3年近くたっても患者数が増えればアタフタアタフタ、いつまでたっても筋の通った感染症危機管理政策が打ち出せないこの国を、専門家も政治家も、誰も恥ずかしいいとは思っていないのでしょうか。
何か月か前に専門家の有志による意見表明がなされていましたが、あれは何だったのでしょう?単に「我々は言ったからね」ということだったのでしょうか。

つまらないことを言いたくなる今の状況は実に情けない。
科学先進国日本はどこへ行った!​



 






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最終更新日  2022.09.10 20:11:19
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