こんにちは、Yugoの卓球戦術です。
今回はなんとなくサーブ権を選んでいたり、どちらを選ぶべきなのかわからないという方が多かったので説明していこうと思います。
内容はサーブ権についてのルール説明からサーブとレシーブどちらを選ぶべきなのかについて書いていきます。
卓球サーブ権の選び方
サーブ権についてのルール
試合が始まる前に3球程度の練習を終えたらラケット交換をして、お互いのラケットを確認します。
その後、じゃんけんでサーブ権を決めることが多いです。
じゃんけんで勝つと「サーブ権」か「コート権」を選ぶことができます。
サーブ権を選ぶと1セット目の最初をサーブで始めるかレシーブで始めるか選ぶことができます。
コート権を選ぶと1セット目のコートをどちら側で始めるか選べます。
サーブ権の移動
卓球は基本的に2点ごとにサーブ権が交代します。サーブを2本出したら相手にサーブ権が移ります。
ただ、点数が10-10になるとDEUCE(デュース)という状態になります。
この状態だとサーブ権は1点ごとに移ります。
デュースの状態は2点差がつくまで続きます。「12-10」、「13-11」のようになると次のセットに移動します。
また、セットが変わると始めのサーブ権が移動します。
例えば、1セット目で自分が最初にサーブを出していたら2セット目は相手のサーブから始まります。
サーブとレシーブどちらが有利?
シングルスにおいてサーブ側の方が断然有利です。
サーブは1球目攻撃と呼ばれるほど卓球で重視される技術です。
自分で選んだ球種からスタートできるということは相手の行動を制限したり予測したりできるということです。
どういうことかというと相手のレシーブの選択肢を絞ることができるため3球目や5球目で攻める戦術を立てやすくなるのです。
このことからサーブ側の方が有利になります。
ちなみにダブルスではサーブのコースが限定されるのでレシーブ側が有利です。
じゃんけんに勝ったらレシーブ権を取るべき
ではじゃんけんに勝ったらどの権利を選ぶべきなのかわからない方もいると思うので答えます。
じゃんけんに勝ったら「レシーブ権」を選ぶべきです。
あれ、サーブ側が有利なんだからサーブ権を取った方がいいんじゃないの?と思うかもしれません。
よく考えてみてください。最初にサーブ権を取ると1,3,5セット目の「9-9」になったときにサーブ権は相手側に移ります。
試合の流れが作られる1セット目、0-2で負けていたら勝負が決まり1-1なら取った方が有利になる3セット目、正真正銘最後の5セット目の「9-9」で2点も相手のサーブから始まってしまいます。
これは非常に不利な展開になってしまいます。逆に考えればこの場面でサーブ権があるというのは精神的にもかなり楽になります。
一番大事な場面で自分の有利な展開にする。だから、最初にレシーブ権を選ぶのです。
まとめ
今回の記事の内容をまとめるとシングルスはサーブ側が有利、試合はレシーブから始めるべきだということを説明しました。
「9-9」でサーブ権が回ってきたときに確実に得点できるようにサーブをしっかり練習しましょう。
サーブに自信のない方はラバーに頼ってみるというのもありかもしれません。自分に合ったラバーはサーブを上達させる手助けをしてくれます。
【卓球】サーブがしやすいラバー10選。初級から上級まで。 - 勝つための卓球戦術|Yugoの卓球日記
それではまた次の記事でお会いしましょう!
ご清覧ありがとうございました。
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