黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 中秋の名月は9月21日

2021年09月18日 20時28分52秒 | その他

 

 今日の夕方頃から台風一過の凄く心地良い風が居間を吹く抜けて行く様に気付き周囲は既に暮れていたが少し外を歩きたく成って散歩に出た。そして堤防上の道を歩くと鈴虫とコウロギとガチャガチャの大合唱で賑やかな事賑やかな事、此の上ない状況・・・・・・・そして薄暗く成った堤防の傾斜地には茎がスクスクと伸びきって正に花開く直前の彼岸花が群生して居た。

 

 行く時には気付かなかったが折り返し点からの帰り道に成ると台風の大雨で大気中の汚れが全て流れ落とされたのか?スッキリとした空に、もう少しで満月になる様子の月が煌々と輝いて非常に美しく、また散歩中の堤防上を撫でる風はつい最近までの昼間の余熱を感じる生暖かい風では無く、少し冷気を感じる非常に清々しい風で何時もなら汗ばむ筈が今晩の散歩では其れが無かった。

 

 家に帰り着いて『今夜の月の形から中秋の名月は何時に成るのだろうか?』とインターネットで調べたら今年の中秋の名月は9月21日と出て来て『満月は彼岸の入りか?』と思ったら此れは三日後に成り此の日は御墓参りの日、そして逆算して明日には墓掃除に行かねば成らぬ事を思い出し、家内に直ぐに『しきび』を買いに行って貰った。

 

 御墓参りに良く使われる『しきび』(しきみとも云う)は花と違って水さえあれば1ヶ月位は枯れる事無く長持ちするので良く使われて居る物との私の認識だったが、其れ以外にも匂いが良い事(線香やお香の原料として使われて居る。)や『しきび』には猛毒があり、今と違って昔は土葬が多かったので動物が土を掘り返して墓場を荒らす事から守る動物よけや、虫除け効果の為に使われて居たらしい。其の名残から現在の様な火葬の時代に成っても御墓に『しきび』を供える風習が残って居るらしい事を間も無く『しきび』を供えられる歳に成って初めて知る事と成った。

 

 

 

 



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