丸椅子の座面をボタンタフティングで、張り替えてみた


背が届かないとき、脚立を出す程でもない高さのとき、意外に便利な丸椅子ですがw、長年の酷使で、ボロボロ…
そろそろ、お役御免かな?!と思っていたとき…




たまたま、ある事情(意味深な訳じゃないがww)で、ソファー生地(合皮)が大量に手に入ったので、張り替えてみようかな?っと♪




まずは分解♪
脚を外したら、留めているタッカー針ステープルリムーバーを使って、全部外していきます。




タッカー針は マイナスドライバーとペンチでも抜けるんだけど、専用機は 先端が 鳥の口ばしのようになっていて、上下で挟めるので、結構楽に外せます♪




全部の針を抜いたら、カバーとスポンジが、ボロっと外れて、底板だけになりました。

カバーだけ、普通に張り替えようかとも思ったのですが、それなら、昭和の食堂感が出ちゃうのでw、凹凸のある貼り方に挑戦ですw




今回は「ボタンタフティング」と言われる工法にしますが、大きく分けて、1.「単に張り替えた表面から、ボタンを縫い付ける方法」と、




2.「あらかじめ、スポンジに大き目の穴をあけておいて、糸でカバーを引っ張り、凹凸を作ってから、ボタンを縫い付ける方法」

で、さらに、バイクシートを作ったときのように、表面にステッチを縫ったり、菱型に切り出した生地を縫い付けてから、張る方法など、色々ありますね♪




今回は 2の方法で、ステッチはしない手段でやってみます♪

ボタンを着ける位置に、糸を通す穴を開けます。
レーザー彫刻機で開けてもイイのですが、焦げカスが、ポロポロ落ちるのが嫌だったので、マーキング程度にします。




その後、ドリルで貫通させます。
(横着しないで、型紙作れ!って話ですよねww)




ウチにあったスポンジは 硬すぎる(黄色い方)のと、柔すぎる(ネズミ色の方)の、両極端だったので…ん~、2枚重ねて使ってみますwww




底板と同じ位置に穴を開けますが、スポンジのままだと、分かりづらいので、コピー紙をスプレー糊で仮貼りして、マーキングします(だから、横着だっ!)




印が付いたら、少し太めの刃に取り換えて、スポンジを貫通させます。




カバーの生地(合皮)には、目打ちで、穴を開けて、底板より、大き目に切り出します。




底板と、スポンジの穴の位置がズレないように、両面テープで仮止めしました。




糸(タコ糸を使いました)を 底板→硬いスポンジ→ネズミ色のスポンジ→カバー生地の穴に通して♪




タコ糸の頭に コブを作って抜けないようにしておきます。

これを繰り返して…




全部で9か所、通しておきます。




その後、表面から、適当な棒(細目のカシメ打ち棒が丁度よかったw)で、押し込んで、イイ感じに、凹ませて♪




裏面で、タコ糸をタッカーで留めていきます。
これを、9か所、すべて同じ位の力加減(凹み方)になるように、調整できたら、タッカー針を金づちで叩いて、抜けたり、緩んだりしないように、固定します。




途中、凹凸によるシワを内側に折り込むような感じで、均等なラインが出るように、調整しながらの繰り返し…

バランスが悪いと、見た目が悪くなるので、地道に調整…ww




全てのタコ糸を固定できたら、カバー生地を底板裏面に、タッカーで留めていきます。
この時、引っ張り過ぎると、表面のラインが崩れたり、緩いと、シワが出るので、程良い加減で♪




余分な生地や、糸をハサミで、チョキチョキ♪

濱田マリは モダンチョキチョキズ♪




ウチにあった「クルミボタン」は薄生地用しかなかったので、ちょっと強引ですw

内側に、生地が均一になるように押し込んで♪




プレス機で、一機に押し込みますww




これも、繰り返して、9個作ったら♪




タコ糸を結んで、底板の下まで貫通させて、程良い加減で、タッカーで留めていきます♪




折り目ラインを ちょっと手直ししながら、ボタンを全部、取り付けたら♪




適当な生地を 底板より少し小さめにカットして♪




底板の裏面に、両面テープで仮固定してから、タッカーで留めて、アラ隠しwww




あとは脚を取り付けて、脚底に、キャップ(ダイソーで買ったw)を取り付けて終了です♪




全体的には こんな感じ♪

まぁ~、何だかんだ言っても、結局は丸パイプ椅子ですが…w、

こういう、無駄な作業が好きなんですwww




本職の方からすれば、間違いや、未熟な点はたくさんあるでしょうがw、DIYによる、ソファーやシートの張り替えって、特別な工具や機械がなくてもできるので、自己満足欲求(?)には適しているかもしれませんね?!w

私は コレで、ビール3缶はイケます(笑)

一連の作業を動画にしてみましたので、よろしければ、御覧ください。





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