台湾の田舎で住宅 (戸建て、透天) を購入しました。購入費用やローンについて簡単にご共有

生活





台湾で住宅購入

現在住んでいる台中西部の清水区に妻と自分の希望に合った新築住宅(4階建て、190平米)があったので去年の11月に購入しました。内見をしてから約2-3週間でローンや諸々が完了したスピード決断と行動でした。ちょうど自分が転職をするタイミングだったので比較的自由に行動できる時間があり、内見や契約について平日でも妻と一緒に行動して意思決定できたのでよかった。

台湾では土地や住宅の価格は上昇傾向であり、都市部は特に上昇中で台北のマンションやアパートは1億円くらいないと満足がいく住宅を購入できない状態。しかも台北なので比較的狭い。台中市都市部だと台北に比べてまだ比較的安い状態で、5-6000万円で都市部から少し外側の新築分譲マンションを購入できる状態だったりします。

私が今回購入した新築4階建ての透天 (戸建て) を台中市都市部で買おうとすると2-5倍の値段はしたと思うのでまだ郊外地域は価格の高騰が都市部ほど熱くはなく、私のような一般庶民がまだ手が届く感じでした。

今の政治情勢を考えるとローンまで組んで大きな買い物をするのは控えたかったのですが、住宅購入は妻の昔からの夢だったこともあり、自分も妻の実家での生活にもちょっと飽きていたのとある程度の資金もあったのでこの機会に購入することにしました。家の近くには徒歩圏内で英語を教える幼稚園もあるのでちょうどよかった。

住宅ローンの利率は約1.3%で、銀行は台湾土地銀行。私が台北にいたときに使っていた富邦銀行を最初に検討したのですが、ローン利率が高めだったのと、台中市都市部なら優先的に貸し付けを行う姿勢だったので、今回の住宅販売元の建築会社経由でローン利率も低い台湾土地銀行になりました。

住宅購入にかかった費用

今回の住宅購入にかかった費用はざっくりこちら。

  1. 頭金:約1000万円
  2. 住宅ローン:3600万円
  3. 内装工事費:130万円
  4. 最上階ベランダと1階駐車場へのガラス屋根設置:約200万円
  5. 家具と電化製品等生活用品:120万円

住宅ローンは横に置いておいて、夫婦そろってタイミング良く結構現金持っていたので助かった。台湾では新築住宅であれば特に購入後に自分たちでデザイナーを雇って好みにあうように改装をする人たちが多いようで、1階部分と2階の寝室は販売会社が既に改装をしてくれている状態なので、その分の費用は浮いたものの我々もその例にもれず下の写真にあるような部屋作りやカーテンや階段の電球取り付け、ガラス屋根取り付けなどなどで家の購入後にもかなりお金が必要になったのが痛かったです。まぁしょうがない。

頭金

住宅の費用は、販売会社の仲介のおばちゃんに支払うお金や契約時に必要な費用や住宅登記費用諸々合わせて全部で1200台湾ドルほどでした。頭金として250万台湾ドル以上払い、日本円で約1000万円ほどの頭金支払いに。

住宅ローン

住宅ローンは最初は私の名前で通そうとしていたのですが、いくら信用があっても外国人の自分がローンを組もうとすると利率が高くなることから妻の信用を使うことに。妻は台湾で自営業のような状態で毎月のキャッシュフローはあるが台湾での雇用契約は長いことない状態なのにも関わらず、毎月のキャッシュフローとクレジットカードで支払い遅延等もなくクリーンな状態だったことから問題なく日本円で3600万円ほどのローンが下りました。頭金を1000万ほど二人で払っていたということもあるのか、住宅をどんどん売りたい状況からなのか、台湾のローン審査は日本と比べて格段にゆるい印象。
基本30年ローンで3年単位で繰り上げ返済可能、月々の返済金額は日本円で12万円ほど。税金控除も受けられます。

内装工事費と最上階ベランダと1階駐車場へのガラス屋根設置

ガラス屋根設置は下の写真のように特に大規模で費用もかさみました。これは1階の駐車場と4階のベランダが雨ざらし状態になっているので、雨風が入ってこないように屋根を設置するためのもの。このガラス屋根設置時には工事者が上からものを落としてしまいガラスが割れたりしたが誰も怪我などなく済んだのでよかった。

この写真でわかるように、台湾の戸建ては日本の戸建てとは違い、隣の家と壁が接している状態になっています。でも全部コンクリートなので隣の音は全然聞こえなくて凄く静かで嬉しい。

家具と電化製品等生活用品

今回の家の準備で購入したものはこちら。

  1. 大型ソファー
  2. 65インチテレビ
  3. 洗濯機
  4. 仕事用机2台
  5. 仕事用椅子
  6. 空調機3台
  7. 温水器2台
  8. 温水洗浄便座
  9. 布団などその他

冷蔵庫は妻の知り合いがお祝いに買ってくれたのと、台湾では家の購入は購入者の親が金銭的なサポートをする文化があるようで、妻のお父さんお母さんがいくらか支援してくれました。ありがたい。

内装の一部を紹介

こちらがデザイナーが参考に作ってくれた内装の3D画像↓

そしてこちらが実際の部屋↓参考画像そっくりに作ってくれました。机と椅子はニトリで買ったもので私と妻の分があります。

そしてこちらも3階部分の客室で、日本から来てくれるであろう家族や友達のために作ってもらった部屋で、床を一段高くしてフローリングを張っている感じです。この画像は3D画像で、実際の部屋にはちゃんとクローゼットの扉があります。

最上階のベランダに湯船

そして、これは妻との長い交渉の末同意に至った私の夢であるベランダの湯舟。長さは150cmあるのでゆったりと浸かれてリラックスできシャワー付き、ベランダも広く屋根も付いているのでいつでも入浴可能。

そしてこの4階部分はジムスペースにしようと思っていて、現在準備中です。

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