思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。たまに日向坂46が出てくるかも。

石垣島から”海の暴走族”の異名がある安栄観光の高速船で竹富島へ行く

2023-06-07 06:34:33 | 2023年の旅行記(国内旅行)
川平湾のグラスボートにフラれたことで予定がちょっと変わってしまった。本来であれば初めて来た石垣島ということ、1泊の滞在で夜の飛行機で帰還するので八重山群島は次に来るようなことがあるときにとっておこうと思っていましたが方針転換。竹富島に行ってみよう!



やって来ましたユーグレナ離島ターミナル。車は第2駐車場?に置いてゆきます。レンタカーばっかり。ユーグレナモールと言う商店街もあるのでユーグレナって石垣島に咲く花の名前かなにかと思っていたのですがネーミングライツなんですね。



正面から入って。



左手に八重山観光フェリーの窓口があり。



右手に安栄観光の窓口があります。運賃は一緒で目的地も一緒、時間によって使い分けるべきでしょう。ただし同時刻に同じ目的地へのダイヤ設定もあるのでそれは悩みそうですね。好みで安栄観光にします。一時は両社が客引きをしてて、本当に客の手を引っ張ってたこともあるとか、昔の話で聞く「箱根山戦争」の小田原駅前での箱根登山鉄道バスと伊豆箱根バスの壮絶な客引きみたいなものかな。それを終えるべく一時は共通乗船券制度を取り入れたけど廃止。でもそんな酷い客引きなどは見られないのでご安心を。



窓口で竹富まで購入、旅行支援の地域クーポンが使えました。係は「往復ではなくていいのですか」と二度聞いてきたが片道で。共通ではないのなら帰りに早い方に乗ることができないこともある。



なお、旅行支援とか使わないなら券売機もありますしカードで購入も可能です。それで11時05分なのでまだ時間があるな。



2階に無料の尖閣諸島問題の資料室がありますので見てゆきましょう。尖閣諸島は石垣市に属します、本来どこをどう見ても日本領に違いないのですが近海に石油資源が眠っていると分かった頃から中国が領有を主張。ここの資料にもあるけど、それ以前の中共の世界地図でも尖閣は琉球になっています。台湾も一部に領有を主張する人はいますが、さして大事にはなってないので、ここにもそれらの資料はなかったような。



尖閣諸島に建立予定の石碑、政府が上陸許可を出さないのでそれまではここに展示。



そして記念切手、日本復帰目前の1972年4月14日に発行されたシリーズ切手で尖閣諸島の南小島で休むアホウドリが描かれています。一説には琉球郵政庁に切手の発行権があるうちに「尖閣諸島は沖縄のもの」という主張をするためにこの図柄にしたとのこと。中共が領有を主張しだしたのは1971年12月になってから。



印刷したのは大蔵省印刷局なんだ、そりゃあ当時の沖縄で有価証券を印刷できる会社などないだろうし。Wikipediaには当時は切手ブームでもあり投機ブーム。記念切手は価値が付く、儲かる、見返り美人や月と雁なんて代表でしたね。それで「今後琉球郵政の切手は無くなるから絶対に価値が付く」と煽り、実際に10倍以上の価格で販売したり、財産を切手に投資した人も多かったようですね。いまは全くと言っていいほど価値は無く、切手収集じたいやっている人はもう殆どいないだろう。実家の押し入れの奥に子供の頃に集めた切手があると思うが額面分の価値しかないはず。

ヤフオクでも見返り美人にはかつての1/10くらいの値しかつきません。



そろそろ船の時間になりました。石垣の英雄、カンムリワシの具志堅用高に見送られて11時30分発竹富行きに乗船。具志堅用高は二度見たことはあるけど小さなテーゲーおじさんだよね、今となってはさ。





今回の船は第8あんえい号。総トン数19トンで速力は公称38ノットとなっているが、噂ではそれ以上出すことも可能だとか…。実はこの会社「海の暴走族」の異名を持つくらい速いんです。



よってシートベルトしないと腰椎圧迫骨折しちゃうよと。そんな船いままでに乗ったことないぞ!おかげで竹富までは10分で行けるとのこと。8割がたの客をのせて定刻通りに岸壁を離れました、港内は通常速度?で運航。





巡視船あさづき、第11管区所属で2021年11月に竣工した新しい船。これで尖閣諸島近海を回って中国海警局と対峙してくれているのだろう。昨日から島のなかを見ていると「八重山に自衛隊はいらない!」という横断幕もあるし「自衛隊さんいつもありがとう」というのもあった。

それでこのへんを過ぎるとまー、とにかく飛ばす飛ばす。天気が良くて凪なのに水面を水切りのように跳ねるように進むので縦揺れはするし、近くの船の波を受ければもっと揺れる。私は船が好きだから面白くてしかたないが、苦手な人は絶対に吐くだろうな。

これほどはひどくなかったけど、まあこんな感じです。



結局15分かかって竹富港に到着。竹富島、写真や画像では見たことあるがどんな島だろうと思うとワクワクするね。




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