大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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日英共同開発、XF9エンジン? 次期主力戦闘機F-3は・・・

2022年01月18日 00時04分55秒 | 我が国の主力戦闘機 F-35A/B F-15J F-2/3 AWACS V-22

XF9エンジン 推力15トン
2021年12月22日(水)、防衛省は航空自衛隊のF-2戦闘機を後継する次期戦闘機のエンジンの実証事業をイギリスと共同で行うと発表しました。日英両国は2022年1月から共同実証事業を開始し、日本からはIHI、イギリスからはロールス・ロイスがそれぞれ参加して、次期戦闘機のエンジン実証機を共同で開発することとなります。
日本政府は2018年12月18日に閣議決定された現防衛大綱と現中期防衛力整備計画で、「外国との協力を視野に、我が国主導で開発」するという方針を定めています。
次期戦闘機の国際協力に関しては、アメリカロッキード・マーティンが戦闘機と電子機器やコンピューターなどの「ミッション・システム」の統合、コンピューターによるシミュレーションを駆使した設計、運動性能とステルス性能の両立の3つの分野の設計で日本を支援する候補企業に選定されているほか、防衛省はアメリカ空軍などとの間で、次期戦闘機とアメリカ軍機が高いレベルで相互にデータのやり取りを行うためのネットワークの構築に向けた話し合いも行っています。
但し、独自開発できる米は、IHIのXF9エンジンを供用するつもりは1%もありません。
日英両国による次期戦闘機のエンジンの共同実証事業は、日本とイギリスが次期戦闘機とテンペストのエンジンを共同開発することを意味するものではありませんが、仮に共同開発、または共通部分の大きいエンジンを日英両国が開発することになれば、部品の生産数増加に伴うコストダウンを見込めます。
英ロールス・ロイスで事業開発・フューチャープログラム担当エグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるアレクサンダー・ジノ氏は、2019年11月に幕張メッセで開催された防衛総合イベント「DSEI JAPAN 2019」で行われたメディア懇談会で、将来の戦闘機用エンジンの開発について、次のように説明しています。
ジノ氏は、エンジンのコア部分を極力小さくすること、エンジン運転時に発する熱を効率的に制御できること、電力を十分に供給できることの3点を挙げた上で、同社が開発に参画しているテンペストのエンジンは、強力なレーダーや高エネルギー兵器などの搭載を見込んで、「空飛ぶ発電所(Powerstation in the sky)」になるとの認識を示しています。
IHIが次世代戦闘機への搭載を想定し試作したXF9エンジンは、大出力とスリム化の両立を狙ったものでした。新たに開発された国産材料技術の投入により熱効率制御の面でも高いレベルに達しているほか、電力に関しても新開発のスタータジェネレーターの採用により、180kWという大きな発電容量を実現しています。つまりXF9はロールス・ロイスの考える将来の戦闘機用エンジンの理想に近く、それをイギリスが高く評価したことも、今回のエンジン技術実証機の共同開発につながったのではないかと思います。
また、将来の軍用機のエンジンは環境にも配慮する必要があります。ロールス・ロイスは防衛・民間の両部門で脱炭素化に多額の投資を行っており、同社のジノ氏は次期戦闘機のエンジン実証機の開発にあたって、「よりクリーンな次世代動力を促進する技術を提供します」と述べています。次期戦闘機とテンペストのエンジンが共通化された場合、次期戦闘機には「大推力で発電量が大きく、かつ環境に優しい」エンジンが搭載されることになるのかもしれません。

@もう出来上がってるんだろ、日英で開発する必要あるのか? 大体、散々植民地政策で人の生き血を吸ってきた奴らが、人を殺す道具作るのに環境がどうのこうの言えた義理か? どうでもいいだろ。