大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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インジェニュイティ 16回目 高度10m ローター回転2700rpm 59m飛行

2021年12月05日 10時09分44秒 | 宇宙 月、火星、惑星探査 ビッグバン パーサヴィアランス インジェニュイティ
2021年11月21日、NASAのIngenuity Mars Helicopterは、飛行中の異常を捉えて、レッドプラネットで16回目の飛行を無事に完了しました。カメラの問題または光学的影響である可能性があります。視覚的には、飛行中に何か他のものがIngenuityの周りを飛んでいるように見えます。技術的には、光学的な問題である可能性が最も高いです。ヘリコプターのローター速度の現在のオプションは2700rpmです。フライト16では、創意工夫により高さ10メートルまで上昇し、59メートルの距離を移動します。フライト17で、Ingenuityのチームは、より優れたナビゲーション機能のために、MarsHelicopterに別のソフトウェアアップデートを行う予定です。

参考:14回目
アメリカ航空宇宙局のジェット推進研究所(NASA/JPL)は現地時間10月26日、火星ヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ)」による14回目の飛行が実施されたことを明らかにしました。NASAの火星探査ミッションは今月前半に火星の「合(ごう)」にあわせてコマンド(指令データ)の送信が一時停止されており、今回の飛行は合にともなうコマンド送信の休止期間が明けてから初の飛行となります。IngenuityはNASAの火星探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」に搭載されて2021年2月に火星のジェゼロ・クレーターへ着陸し、2021年4月には史上初となる地球以外の天体における航空機の制御された動力飛行に成功しました。
機体の重量は1.8kgと軽く、長さ1.2mのカーボンファイバー製ローター(二重反転式)を搭載。その上には太陽電池が備わっていて、バッテリーを充電することで飛行実験を繰り返すことが可能です。地球と火星の通信には分単位のタイムラグが生じるため、Ingenuityは事前にPerseverance経由で送信されたコマンドに従って自律的に飛行するように作られています。今回の飛行はローターの回転速度を毎分2700回に高めるテスト飛行のような位置付け(従来は毎分2537回)で、2021年10月24日に実施。飛行時間は23秒間と短いものでした。この間にIngenuityは高度5mまで上昇し、近くの砂紋を避けるため水平に2m移動しています。
参考:15回目
NASAの火星ヘリ、予想外の活躍…15回目の飛行も任務完了NASAは、小型ヘリコプター「インジェニュイティ」を火星に送り込んだものの、飛行が成功するという確信はなかった。しかし、同機はエンジニアが期待していたよりも高く、遠く、そして速く飛んだ。インジェニュイティは、5回目の飛行で墜落するだろうと思われていたが、このほど15回目の飛行を終えた。11月6日15回目飛行です。

@13回目で止まっていましたが、14、15と解説しておきます。小さな体で、素晴らしいと言うか予想以上のできのようですね。今回は、なにかの影が映っているようですが、これからも色々起きるでしょう。今後に繋げて行って欲しいですね。宇宙も原子力も、貴重な科学者技術者を途切れることなく大切に育てていく事が肝要です。