|
|
|
2021.10.21
テーマ：最近観た映画。(38849)
カテゴリ：風流映画祭り
どうも皆さまこんにちは。
ネットフリックスを退会した者です。 というわけで 観れないんですよ。 今話題沸騰中の 「イカゲーム」が。 ↑予告編を見ると面白そうですよね。 借金を抱えている人たちが 大勢集められているところは どこか「カイジ」を彷彿とさせますが・・・。  カイジ 人生逆転ゲーム [ 藤原竜也 ] そこから韓国の昔ながらの遊びを模した 「デスゲーム」が始まっていくんですよね。 いやー 「人狼ゲーム系」の映画や ネットフリックスに加入していた頃は 「今際の国のアリス」が大好きだった自分としては とても観たいんですよね。 「イカゲーム」が。  人狼ゲーム プリズン・ブレイク [ 小島梨里杏 ] 私は、映画の好きなジャンルは 「デスゲーム」と迷わず答えちゃうくらいで 「デスゲーム」に参加している 夢も見てしまう程なんですね。 でもまたネットフリックスに課金するのも アレだしなぁ・・・・。 退会してからというもの 結構ネットフリックスから DMが来るんですよ。 退会してから99日が経ちましたね。 そろそろ再加入しませんか？ みたいな。 Netflixは世界的企業なので 一個人のご機嫌を伺わずに どーんと構えていて欲しいですね。  NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く [ パティ・マッコード ] 「今際の国のアリス」のシーズン２が始まったら 再加入しますから・・・・。 というわけで 金欠な私は デスゲーム欲を満たすために アマプラで観れるそれっぽい映画を見つけました。 それが 「神さまの言うとおり」です。  神さまの言うとおり [ 福士蒼汰 ] こちらは 漫画が原作の映画ですね。 監督は三池崇史さん。 主演は福士蒼汰さんです。  【中古】神さまの言うとおり ＜全5巻セット＞ / 藤村緋二（コミックセット）  【漫画全巻セット】【すぐに使えるクーポン有！2点で50円、5点で300円引き】神さまの言うとおり 弐 コミック 全21巻 完結セット (講談社コミックス) 【中古】 三池崇史さんと言えば 私が観た映画で 印象的なのは「悪の教典」です。 非の打ち所がない イケメン教師「ハスミン」を演じる 伊藤英明さんが 実はとんでもないサイコパスなのです・・・。 あどけない顔をして 口笛でも吹きながら スタイリッシュに生徒を殺しまくる様は 私も戦慄を覚えると共に 痺れました。 伊藤英明の魅力を 最大限に引き出した映画だと 私は個人的に思っています。  悪の教典 スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ 伊藤英明 ] そんな三池監督なので バイオレンス描写は お墨付きです。 ここで少し「イカゲーム」と「神さまの言うとおり」の 共通点を挙げておきます。 作品は観ていないのですが 少しだけ「イカゲーム」に関して調べてみました。 タイトルの 「イカゲーム」が何なのかというと 韓国の昔からの遊びのようなのです。  2021年テレビコスプレマスク イカゲーム マスク 烏賊 イカ 仮面 ホラーマスク ハロウィン仮面 マスク仮装 変装グッズ コスプレ コスプレグッズ 道具 パーティー用マスク 小物 フェイスマスク 男女共用 装飾 テーマパーティー 文化祭 お化けお祭り お化け屋敷 新作 地面に〇、△、□で イカのような形を描き 攻守に分かれてそのエリアの中で 陣取りをして勝ち負けを決めるという 日本人にとってはあまり馴染みのないゲームですが それは韓国の子供の遊びなのです。 また、他にも ・だるまさんがころんだ （韓国ではムクゲの花が咲きました） ・型抜き ・綱引き ・ビー玉 ・飛石渡りなど 韓国の方にとって馴染み深いゲームが多いのです。 「神さまの言うとおり」も ・だるまさんがころんだ ・猫の首輪に鈴を付けるゲーム ・かごめかごめ ・誰が嘘つきか当てるゲーム ・缶蹴り など 一部ちょっとよく分からないゲームも ありますが大体 日本人にとって子供の時に遊んだような 馴染み深いゲームが多いことが分かります。 どちらの作品も 子供が遊ぶような遊戯で失敗すると 死亡するという共通点がある作品だと言えます。 とくに 「だるまさんがころんだ」 に関しては全く一緒のゲームですからね。 デスゲームに参加する予定の人は 一応だるまさんがころんだを 練習した方が良さそうです。 というわけで 「神さまの言うとおり」を観れば わざわざネットフリックスに加入して 「イカゲーム」を観なくても良いかなと 思うに至りました。 子供のお遊戯のような ゲームを命がけでやるという ギャップがえげつないですね。 では 「神さまの言うとおり」の感想を 簡単に述べていきます。 ややネタバレも含みますので まだ観ていない方などは ここで読むのをやめて すぐにアマプラで 「神さまの言うとおり」を観ることを推奨します。 映画の冒頭は とある学校を上空から映します。 そして教室の床に横たわる 女子生徒の下半身が映ります。 徐々にカメラは 上半身、 そして顔・・・・ がない！！ まさかの首なし死体から 映画がスタートします。 「動いたら死ぬ」 というテロップ。 ぷるぷると汗をかき 動けなくなる生徒たち。 「既に始まっている」命を賭けた 「だるまさんがころんだ」の緊迫感は 衝撃的で一気に作品の中に引き込まれました。 映画の 登場人物の高校生は わけも分からず 平凡な日常が終わり 突然「だるまさんがころんだ」 という死のゲームをさせられる 非日常に放り込まれたわけですが 映画の冒頭に何の説明もなくいきなり 「だるまさんがころんだ」が始まっていることで 観ている我々も その理不尽さを追体験することができるわけです。 少しでも動いたら 「だるまさん」によって 顔が吹っ飛ばされ 赤いビー玉が散らばり 転がる死体・・・。 相当にグロイです。 かなりグロイ映画に慣れている私でも 思わず「うお」とか声を出してしまい 目を背けたくなる バイオレンスさでした。 パニックに陥る生徒 湧き上がる悲鳴、 そして死亡の連鎖。 「だるまさん」の存在感 もエグイものがありまして トミーズ雅さんが声をあてており ゴリゴリの関西弁で喚き散らしています。 風貌も異様で 目はホチキスで無理やり こじ開けられるように見開かれて 血走っており凄まじい 存在感を放っていました。 冒頭の このシーンだけでも 未見の方は 観て欲しいなと思います。 ただ 展開としては だるまさんがころんだをピークにして そこから少し 惰性的に面白さが 減少していく感もありました。 謎解きに関しても 今際の国のアリス程の 練りに練られたものでもなく クリアした時の驚きのような ものはなかったです。 そのあたりは デスゲームが「子供の遊び」に起因しているので 止む無しといった 感じではありますが。 その分かりやすさが 良いとも言えます。 だるまさんの他にも とんでもなく巨大な招き猫や こけし、 巨大な木彫りの熊みたいなやつ マトリョーシカなどの 「人外」が出てくるのですが 映画の中に溶け込んでいて CG映画でよくある違和感を感じなかったですね。 そうした人外には 前田敦子さんや ダチョウ倶楽部、 山崎努さんや 水田わさびさん（ドラえもん）、小桜エツコさん（ジバニャン）が 声の出演を担当しており すごくハマっていたと思います。 観ている時は気づかなかったのですが 映画が終わった後の スタッフロールにて 出演キャストを観て そうだったの！？ と驚きました。 そうした人を殺す 人外のある意味での活躍が おどろおどろしくも どこか愛らしく 映画をより 異彩を放つものにし、 より魅力的にしています。 ストーリー的には この先があるような感じで 含みが多いまま 終わってしまったのが 勿体ないですね。 今際の国のアリスも 俺たちの戦いはこれからだ的な感じで シーズン１が終わったんですよね。 神さまの言うとおりも 続編が出ればかなり 評価が上がる作品だと思います。 出ればですが・・・。 役者さんの中では 冒頭のだるまさんがころんだに出てくる 染谷将太さんと 主人公のライバル役の 神木隆之介さんの 演じる狂気が群を抜いていました。 将太さんの死に様は 色々な意味で 背筋が凍る程 格好良かったです。 最後に 私がこの映画で 一番印象に残っているシーンを 挙げさせていただきます。 それは、 対巨大招き猫戦で 生き残るために巨猫の首輪に バスケットボール大の鈴を入れなくては ならないシーンです。  【追加料金なしでネーム加工可能】モルテン moltenバスケットボール7号球国際公認球 検定球 天然皮革BGL7X 後継モデル（オレンジ×アイボリー）【B7G5000】 猫の首輪の真ん中には バスケットゴールみたいなものが 付いており そこに鈴を入れれば ゲームクリアです。 そこで ある一人の生徒が 「秋元！パス」と言って 颯爽と鈴を受け取ります。 受け取った彼の名は 吉川晴彦（村上虹郎さんが演じています） パスを受け取った時 2年 吉川晴彦 バスケ部エース という文字が画 面に カットインします。 ある意味漫画的な表現で 格好良いです。 只者ではない奴です。 彼は真っすぐに 猫の首輪の「ゴール」を見据えながら 「俺は1年365日、毎日欠かさずに500本の と心の中で呟きます。 スラムダンクに出てくる ３Pシューターである 究極の努力家 「神宗一郎」と一緒ですね。  SLAM DUNK完全版（11） （ジャンプコミックスデラックス） [ 井上雄彦 ] 吉川晴彦の 呟きは続きます。 「指の爪を剥がしたことは30回以上ある。」 「手ぇ動くのかよ」
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2021.10.21 05:40:22
コメント(0) | コメントを書く
[風流映画祭り] カテゴリの最新記事
|
