ボーナスが充実しているクレジットカードを発行することはアメリカ生活において最重要です。しかし、クレカを受け取ったあとに手続きを忘れていると、損することがあります！
この記事でアメリカのクレジットカードのベネフィットを最大限に活用しましょう！
アメリカでクレジットカードが届いたら
クレジットカードを申し込んで自宅にクレカが届いたら以下のリストを順番に行っていけば大丈夫です。
アメリカでクレジットカードが届いたら行うことリスト
クレカ受領後To do リストです。
①クレカの有効化
クレカが届いたら案内に従って有効化しましょう。
オススメはオンラインです。この時にアメックスやチェースのアカウントに追加できます。
新規アカウントを作成してしまった場合、今後クレカの支払額をチェックする際などに不便なので、既存のアカウントに追加登録するようにしましょう。
間違えて分けてしまった場合、後で統合することも可能です。
ビジネスクレジットカードを作成した際も、別のアカウントが出来てしまうことがありますが、統合することが可能です。クレカ会社に相談してみましょう。
②口座自動引落設定
口座自動引落設定が一番大事なので早めにやってしまいましょう。Autopayなどと呼ばれます。これを忘れるとカード利用分の返済が出来ず、延滞金が発生することになります。
初めてのクレジットカードの場合、銀行口座を登録する必要があります。
これだけでは自動引き落としが始まらないので、別途自動引落を設定しましょう。口座だけ設定して引き落としが出来ず延滞金が発生してしまうというのはよくあるミスです。
また、自動引き落とし設定のタイミングによっては、次回引き落としに間に合わないこともあります。
その場合は、手動で引き落としを設定しておきましょう。
クレジットカードの２枚目以降は、前回選択した銀行口座が登録されているので、それを選択することができます。
自動引落は、ミニマム必要支払額、定額、請求額全額から選ぶことが出来ます。Full statementなどの全額のオプションを選択しましょう。ミニマムや定額などで支払いを翌月に持ち越してしまうと、数十ドルの利子を支払わなければなりません。
もし、自動引き落としがうまく行かなかった場合や、支払いを翌月に持ち越したために延滞金や利子が発生してしまった場合も取り戻す方法があります！下の延滞金や年会費が請求された場合を参照してください。
③各種ベネフィット有効化（アメプラのエアラインクレジットやSaks Fifthクレジットなど有効化が必要）
アメリカのクレジットカードにはたくさんのベネフィットが付随しています。
アメックスプラチナの場合、エアラインクレジットやSaks Fifth クレジットなど、エンロールしないとキャッシュバックされません。
ポータルサイトでベネフィット一覧を確認し、利用する可能性があるものはすべてエンロールしてしまいましょう。
ただしエアラインクレジットに関しては、利用できるエアラインを決めなければいけないので、使うときまで選択しない方がいいこともあります。
アメックスのチャット等で交渉して、一年の途中でも変更してもらえることがあるようです。
④オファーエンロール
期間限定で行われるオファーも見逃せません。
かなりの数のオファーがあるので、まとめてエンロールしてしまいましょう。
オファーの活用の仕方は以下の記事を参考にしてください。
⑤エクセル管理表に入力
カードをたくさん作っていると管理が大変になってきます。
おすすめはエクセルで管理することです。
Google Sheetを使えば、エクセルが入ってないパソコンやスマホで管理ができるので、時間と場所を選びません。
カードを受け取ったらすぐ、エクセルに登録してボーナス獲得までのミニマムスペンドや期日、次回年会費の発生日などを記録しましょう。一覧で見れるようにしておくと忘れる心配がなくなります。
⑥ミニマムスペンド達成までの金額＆期日確認
ミニマムスペンド達成金額や期日は、上のエクセルにインプットすると便利な情報です。
ミニマムスペンドの期限はだいたい３ヶ月であることが多いですが、３ヶ月後にはいつまでに達成すれば良かったのか忘れてしまい、日付が気になることがよくあります。
複数のカードを発行してミニマムスペンドを同時にクリアしなければいけない時は混乱してきます。
すぐに確認できるようにしておきましょう。
⑦家賃やAmazonなどクレジットカード支払い設定の変更（ミニマムスペンド達成のため。各サイトの支払いクレカ変更ページをリスト化しておくと便利）
クレジットカードが届いたら優先したいのはミニマムスペンドの達成です。
クレジットカードによる自動引落ができるサービスを利用しているなら、登録のクレジットカードをすべて新しいカードに変更しておきましょう。
家賃や病院、保険、アマゾンやインターネット契約などの支払い方法変更のページのURLをすべてリストにしてエクセル管理しておきましょう。
クレジットカードが届いたら、すべてのURLで登録を変更しておけば、せっかくのミニマムスペンド消化の機会を逃すことがなくなります。
⑧１年後の次回年会費支払日に解約予定なら、リマインダーをセット（解約しなくてもリテンションオファーの確認を行う）
アメリカのクレジットカードはウェルカムボーナスが大きいので、ミニマムスペンドをクリアしてウェルカムボーナスを貰ったら解約するというのも一つの手です。
ただし、一年以内に解約してしまうとクレジットスコアが下がったり、次のクレジットカードが作れなくなったりするので、一年はキープしましょう。
一年後に年会費がチャージされたあと、一ヶ月以内に解約することで、チャージされた年会費が返ってきます。この方法により、１年目の年会費を払うだけでサインアップボーナスを獲得することが出来ます。
一年後に忘れずに解約しないと、２年目の年会費を払うことになってしまうので、リマインダーをセットしておくことをおすすめします。携帯電話のカレンダーか何かに解約日を登録しておきましょう。
また、解約する際はリテンションオファーで引き止められることがあります。
２年目の年会費を払ってもお得なこともよくあります。
詳しくはリテンションオファーの記事をご覧ください。
⑨次のクレジットカードの申込み or 申込み予定のカードの計画作成
最後に、次のクレジットカードの計画を立てましょう。
いつ頃ミニマムスペンドが達成できそうなのかを予測し、その頃までに次のクレジットカードが届くように申し込みしましょう。ミニマムスペンドクリアのためのカード利用を切れ目なく続けることにより、効率よくサインアップボーナスを獲得することが出来ます。
サインアップボーナスは期間限定で増量することがあるので、キャンペーンの期限なども見ながらいつ作るのが良いのか検討しましょう。紹介リンクを利用することによりボーナスが増量していないかどうかも要チェックです！
アメリカのクレカは発行順序も大事ですので、参考にしてみてください。
アメリカのクレジットカードのメリット
アメリカでクレジットカードを作ったらやることがたくさんありますね。
そこまで苦労してクレカを作成する理由については説明するまでもないですが、興味ある方は以下の記事のポイントの使い方の部分を見てみてください。
アメリカのクレジットカードを作るメリットがよく分かると思います。
アメリカでクレジットカードにまつわるトラブルあれこれ
アメリカでクレカを作るといいことばかりではありません。
代表的なトラブルを以下に書いておきます。
アメリカのクレジットカードが不正利用された場合
アメリカでのクレカのトラブルと言えば不正利用です。
日本よりも圧倒的に不正利用に遭遇することが多いです。
不正利用されると、多くの場合はカード会社が不審な取引であるとしてブロックしてくれます。カードが使えなくなり、新しいカードを発行してくれます。
いままで、不正利用でカードを使われて請求が発生したことは無いのですが、何度も不正利用によってカードが止められ、新しい番号のカードに切り替わったことがあります。
サブスクサービスなどのカードを登録し直す必要があるので、かなり面倒です。
対策はあまり出来ないので、そういうことがよくあると思って諦めましょう。
延滞金や年会費が請求された場合
クレジット利用分の返済が出来なかった場合、忘れてしまった場合など、延滞金が発生してしまいます。
交渉により、延滞金を返してもらうことが出来ますので、記事を参考にしてみてください。
交渉の手順をまとめました。発生した利子なども返してもらうことができます。
アメリカのクレカ裏技特集
アメリカのクレカにはいくつか裏技があります。一部を紹介します。
クレカの紹介制度を活用
自分が持っているクレジットカードのポータルサイトにRefer Friendsというページから友達を紹介することが出来ます。
紹介した友達がクレジットカードを作成すると、ボーナスがもらえます。１００００ポイント以上もらえることが多いので、かなり嬉しい収入です。
家族であっても紹介することはできるので、夫婦間などで紹介し合うことで、紹介ボーナスをたくさん発生させることが出来ます。
家族間はOKですが自分自身に紹介してはいけません。
また、アメックスのカードの場合、紹介リンクを発行してその紹介リンクのページから、他のアメックスのカードを選ぶページに行けるので、そこから申し込めば紹介ボーナスが発生します。
この方法により、持っていないカードでもアメックスであれば、紹介ボーナスを発生させることが出来ます。
ビジネスカードも同様に対象になります。
アメックスポイントのカードであれば、全てのアメックスカード、航空系やホテル系のクレジットカードの場合は、同じブランドのクレジットカードであれば違う種類のカードでもボーナス発生させることが出来ます。
この方法を利用したのが紹介マッチングプログラムです。
カード２枚作成したら、アメックスの紹介リンクをご連絡いただきます。その紹介リンクを使ってアメックスのカードならどのカードでも紹介ボーナスが発生するので、紹介ボーナスを受け取っていただく
日本帰国時もアメリカのクレジットカードを発行可能
帰国後や、日本への旅行中でも、新たにクレジットカードを発行することが出来ます。
クレジットカードを申請したら、すぐにアメックスのチャットなどで、今はアメリカで受け取れないから、日本の住所に送って欲しいと伝えましょう。
専用の電話番号を教えてくれ、日本の住所を口頭で伝えることにより、クレジットカードを再発行して送ってくれます。チェースでも同様の対応を、ポータルサイトのセキュリティーメッセージから行うことができます。
まとめ
カードを受け取ったら忘れずにチェックしてメリットを最大限に享受しましょう！
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