恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2023/01/10 連雀亭ワンコイン寄席

2023年01月10日 | 噺とか
先週に続いて再びワンコイン寄席へ。
目当てがいたわけではなく、
単純に時間があったから足を運ぶという。
個人的にはこういうのもアリかなと。

一目上がり  志のぽん
粗忽長屋   笹丸
下郎の忠節  凌天

志のぽんさんは2回目。
前説に出て一度下がり、再び上がる。
後の笹丸さんがトイレに行っていたので、
というアクシデントについて話した後、
新年に縁起良く、と一目上がり。
前に聞いた時も基本に忠実に、
穏やかな高座だなと感じましたが、
この日も同じ印象でした。
言い間違いのアクシデントと、
その後のセルフフォローが面白い。

笹丸さんも2回目。
大師匠の米丸師匠は御歳98だそうで、
思い出話をあれやこれやと。
わがまま、というか気ままに生きるほうが存外長生きなのかもしれません。
噺は粗忽長屋。
前回もたまたま同じ噺だったようですが、
新鮮な気持ちで楽しませてもらいました。
志のぽんさんに比べると陽気でした。

トリは凌天さん。この方は初めて。
講談で、二つ目になって間もないお方。
マクラでは少し硬い感じかなと思いつつ、
大河ドラマの話から徳川家康の話題へ。
これに関連して下郎の忠節、
という徳川家康の家来依田孫四郎と、
下郎の又七に関するストーリー。
初めて聴くので、とても楽しく聴かせていただきました。

前回に続き、落語だけでなく講談の面白さも感じられました。
客席は前回と同じく一桁で、
やや寂しいものの一時間コンパクトに楽しませてくれる連雀亭は貴重ですね。
来るたびに発見があります。

恐懼謹言。






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