昨日は
こちらの学校にお邪魔して参りました。
↓
女子美術大学附属高等学校・中学校。
(杉並区和田。最寄駅:丸ノ内線東高円寺)
ブログタイトルが
「28-2」となっておりますが、
これは、こちらのご紹介記事が
「2回目」であることを示しております。
前回の記事は
↓こちら
むろん、美術がメインの学校です。
「テキトーな併願校」として
受験するような学校ではありません。
第一志望率が非常に高い学校です。
中学生が400人ほど、
高校生が600人ほど、
あわせて1000人ほどの生徒が通う学校です。
募集人数的にも
中学から入学する生徒さんが多いのですが、
実は、中学受験においては
美術の実技試験はありません。
というのは、
「技術は入学後に、
学校でしっかり育てます。
大切なのは「好き」であるということ。
学校に入ってから美術が好きになるのではなく
好きな子が入ってくる学校です。」
と、こんなスタンスなんですね。
生徒本人が
絵をかくのが好きだったり、
図工が好きだったり、
モノを作るのが好きだったり、
そういう
「好き」こそが適性です、
このスタンスを保たれています。
美術の授業時間は
中学生:週4時間
高1生:週7時間
高校2~3生:週10時間
ですが、こちらの学校、
実は「芸術科」の学校ではなく、
「普通科過程」の学校なんですね、
なので、一般教科もしっかり勉強する、
週10時間美術の授業がある高校生は
なかなかに忙しいそうです。
さらに、一般教科においても
美術の要素が入ってきます。
たとえば、
化学の授業の課題として、
「ゲンソクッキー」なる
商品例の模型を作ってみたり、
数学の授業の一環で
複雑な幾何学的立体を作ってみたり、
極めつけは
「Art English」の授業。
これは、美術用語や表現などを
英語で学び、体得する・・・
逆にいえば、
アートを題材に英語を学ぶ
ことでもある授業です、
英語的にいえば、
文法力・単語力そしてプレゼン力も養っていく、
英語教育にも力を入れた学校なのです。
当然、美術系大学に進む生徒さんが大半で、
80%程度は女子美術大学に進まれます。
しかし、
もしも美術系以外に進みたくなった場合、
高3生の10時間の美術の授業時間は
一般受験用の科目に変更するこができるそうです。
今回、
ウチの神田先生を
「お供」に連れていきました、
神田先生は
初めての学校説明会でした。
説明会が終わって、
駅まで歩く中で
「どうだった?」と感想を聞くと
「すっごい楽しそうです!!」と。
まあ、そんな感じの学校です。
中学・高校の校舎は
女子美術大学の敷地内に設置されています。
校舎横にグラウンド。
ああ、
舟には乗っていないけど、
これは
サモトラケのニケだね♪
大好きな彫刻のひとつです。
kama
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