競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【小倉記念 2022 レース回顧・結果】ただ一頭を除いて

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小倉記念 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 マリアエレーナ 1:57.4 34.6
 2 ヒンドゥタイムズ 1:58.2 35.0
 3 ジェラルディーナ 1:58.2 35.0
 4 カテドラル 1:58.6 35.1
 5 ピースオブエイト 1:58.7 35.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 小倉記念 2022

 
8/14 小倉記念 ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
超高速まではいかないものの通年平均比-1.0秒/1000mで、その「高速化の一途」ではない状況にも表れての通り、イン前優勢ではない状況
 
前半58.9秒、11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.7の平坦戦、1分57秒4は、特別優秀でもないがG3としては及第点の印象

ただし、2着以下が離され(5馬身差)ていて、レース全体としては微妙な決着水準まで下がった印象(ゆえに、マリアエレーナのぶっちぎりが成立したとみる)

 

 

 

 

小倉記念 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジェラルディーナ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

終始囲まれ、低調ペースにつき合い、気付いた時には前で唯一力を発揮した▲マリアエレーナが抜け出していて時すでに遅し、というところ。

後ろからになるのは想定内、そうなったら自信をもって外を回してと思っていたら、蓋をされて……だったか。

僚馬△ヒンドゥタイムズ(2着)以上に、ほぼ150mだけの競馬になってしまっていて、そこから4着以下を離したあたりはさすがだったとは思うが。

 

 

マリアエレーナ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

抜群の手応えで後続を完封。

この日の馬場としては、前に行って上り最速でまとめてきたことがまず優秀。

◎のところにもある通り、2着以下はいろいろあってかなり拍子抜けだったが、自身としてはまあ順調に牡馬混合G2圏内に到達してきてた様子。

今日の感じだと、ここからは瞬発戦だけが課題になっていきそう。

 

 

◯カデナ(7着)、☆カテドラル(4着)は、3着からはさらに離されていて期待したほど伸びず。

もっとも、カデナについては、意図的なコース取りだろうが、この日の4Rでも見られた通り少しコーナーリングで振られ過ぎてロスしたため伸びあぐねた格好。

そして、カテドラルは◎同様に捌くのに手間取るロスがあったのは事実。

 

△ヒンドゥタイムズについては、この馬にとっては凡庸パフォーマンスでの2着だが、こちらも囲まれたことで正味2Fほどの競馬になった中でのもの。

去勢明けで案の定馬体も減らしていたが、比較的温存ペースで低調水準2着ラインになったことも負荷という点で良かったかもしれない。

さすがにここまで舐められればポテンシャルが黙っていないというところだったか。

 

 

これといって他に注目すべきパフォーマンスはなく、当初2+1(1は夏場でなければ、本来「3」扱いであるべき存在)がG3小倉記念にしてはハイレベルな構成と感じたここだったが、そのうちの「1」だけが本領を発揮し、以下は肩透かしに終わった格好の一戦。