Skyrimーilex アンソール山へ

Skyrimーilex アンソール山へ

ハイフロスガーで向かう前に、麓のイヴァルステッドで遅めの食事を取ることにした。
アップルキャベツシチューやシカ肉のステーキ、エールなどを頼むと4人は宿屋の端の席に座り込む。

エリク:シャウトを手に入れたら、そろそろデルフィンのとこに戻る?
ilex:まぁ・・・そうね
リディア:従士様、気が進まなさそうですね
マーキュリオ:デルフィンとやらは、ブレイズの生き残りとか言っていたな。どこで知り合ったんだ?
ilex:知り合ったというか・・・

思わず苦虫を噛み潰したような顔をするilex。
リディアが後を引き受けて、マーキュリオに説明する。

グレイビアードから課せられた試練のためにウステングラブへ行ったこと。
そこでユルゲン・ウィンドコーラーの角笛が、デルフィンによって先に奪われていたこと。
デルフィンから、ドラゴンボーンであることを証明するように言われて、カイネスグローブまで来たこと・・・。

パンを頬張りながらマーキュリオは耳を傾ける。
なんだか面倒くさいことになりそうだな、と呟くと席を立つ。


ilex:腹ごしらえも終わったし、アーンゲール師のとこに行くか

イヴァルステッドの宿屋を後にし、ハイフロスガーの雪道を登っていく。

雪景色の中に重厚な石造りの建物が見えてくると、マーキュリオが思わず感嘆のため息をつくのが聞こえてきた。

アーンゲール師に声をかけ、更に竜語の壁の場所を教えて貰う。
地図に印を付けて貰っている間に、ilexは思わずブレイズを知っているかと口に出した。

アーンゲール師の手が止まる。
ilexを見上げる表情の険しさが、何かを物語っていた。

アーンゲール師:・・・何故、そのようなことを聞く
ilex:あ、えーと。ちょっと小耳に挟んで
アーンゲール師:奴らに事で話せるようなことはない
リディア:(これは何か因縁があるのでしょうか)
エリク:(こわい・・・)
ilex:ブレイズは

アーンゲール師がさっと手を挙げ、ilexの言葉を遮る。
シャウトの場所は記した。
そう告げると4人に背を向け、奥の部屋へと姿を消した。



アーンゲール師が地図に示した先はウィンターホールドにあるアンソール山。
ここからは随分と距離がある。

ウィンドヘルムから馬車に乗って、行くことにしよう。

それにしても。
アーンゲール師の態度から察するに、ブレイズと過去にひと悶着会ったんだなとilexは思った。
まぁ、デルフィンの口ぶりからグレービアードのことを快く思ってはいないことは感じ取れたしな。

そんなことを考えながら馬車に揺られているうちに、ウィンターホールドへと辿り着いた。

ilex:随分と・・・
エリク:寂れてるね。
リディア:向こうに見えるのが、ウィンターホールド大学ですね
マーキュリオ:スカイリム唯一の魔法大学なんだがな・・・

今回は、ここから南にあるアンソール山に用があるのだ。
マーキュリオは名残惜しそうだったが、大学には立ち寄らずに先を急ぐ。


ilex:なんだあれ マーキュリオ:アズラ像だな

遠くに聳え立つアズラ像を眺めながら、アーンゲール師が記してくれたアンソール山目指して雪の中を歩く。

なにか聞こえない?とエリクがilexに声をかける。
耳を澄ますと、咆哮のようなものが聞こえた気がした。

リディアが山を指さす。


ilex:いた!!

ilexのシャウトとドラゴンの咆哮がぶつかり合う。

ilex:FUS、Ro、Da!!
リディア:従士様!!
エリク:死ね!ドラゴン!!

ドラゴンを倒し、ソウルを吸収する。

嗚呼、何度味わっても・・・甘美なことこの上ない。
思わず目を瞑って堪能してしまう。

リディアが竜語の壁を見つけて、ilexを呼ぶ。


アンソール山「氷晶」

シャウトを覚えたilexは、仕方がないからデルフィンのとこに行くか、と呟いた。



リバーウッドへ戻ると、スリーピング・ジャイアントへと足を運ぶ。
オーグナーはilexに気が付くと、デルフィンは自分の部屋にいるよと教えてくれた。

隠し部屋への扉が開いている。
渋々と言った表情で階段を降りて行くと、デルフィンがようやく来たわねとilexを軽く睨む。

デルフィン:早速だけど、サルモール大使館に潜り込む方法を見つけたわ
ilex:どうやって?
デルフィン:第一特使であるエレンウェンが開く晩餐会。そこに潜り込むの
ilex:・・・え?
デルフィン:心配ないわ、内通者がいるのよ。彼と連絡を取って頂戴
ilex:ちょっと、大丈夫なわけ?

デルフィンは内通者であるボズマーのマルボーンは、自分と同じようにサルモールを憎んでいるから問題はないと請け合う。

ソリチュードにあるウィンキング・スキーヴァーという宿屋で待っているからと伝えると、デルフィンは自分も準備があると背を向けてしまった。

デルフィンとの会話を終えて戻ってきたilexをリディアたちが囲む。
とりあえず外に出ようと、ilexが先だってスリーピング・ジャイアントを後にする。

サルモール大使館で行われる晩餐会に潜り込むというのがデルフィンの計画だと伝えると、リディアは顔を曇らせた。

リディア:・・・従士様にそんなことをさせようとするなんて
エリク:彼女自身が行けばいいんじゃないの?
マーキュリオ:自分はサルモールに面が割れてるんだろう
ilex:ま、ヘルゲンで起こったこととか・・・アルドゥインについて調べてくると思うとしようか

ソリチュードへは行ったことがない4人は、ホワイトランから馬車で向かうことにした。
今日はホワイトランで休んで、ソリチュードへは明日行くことにしよう。


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