標準化と善意。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。

#46

ラーメン幸来

砂川市西2条北4丁目1−13

 

何でも初めてのことには戸惑うものです。

今回の場合、開店間もなく入店。すでに満席。メニューが無い。厨房には母さんたちが3名。

観察していると、ラーメンは醤油、味噌がある様子。カレーライスを食しているお坊ちゃまもいる。

大体は「醤油ね。」「大盛りお願い。」みたいな常連客風。

前客のマネをして「大盛り。」とオーダー。

 

一度に8杯くらい拵える感じで、つくり終わったら注文を取る。伝票ナシ。(栗山町の大鵬みたいな)

手際よく魔法の白い粉を投入。スープの上澄みの油分を投入。普通盛りはタレを3回、大盛りは4回投入。そしてスープをいれると薄っすらと油膜が浮き上がり美味しそうな醤油の色。

ヤワメの低加水麺。

具材はシンプルにチャーシュー、メンマ、ネギを乗せ出来上がり。

いや~

流石地元の人気店。行列のできる店。

美味しいです。

当たり前ですけど、作業の標準化が完結している。いいシゴトの流れってこうでなくっちゃいけません。もちろん、仕込み作業がちゃんとできているという大前提あってのものですがね。

お客さんもお客さんで、普通盛りと大盛りを間違ったところで「いいよ。いいよ。」みたいなおおらかさ。

悪意があっちゃ良くないけど、注文の順番を譲り合い。伝票がない。この美味しい一杯はお客さんの善意にも支えられているんでしょうね。いい感じ。\(^o^)/

 

ちなみにメニューが無いので記しておきますが、「大盛り」850円でした。普通盛りはいくらかわかりません。