苦しかった話をします。①
今回はUSJ(ユニバ―サルスタジオジャパン)を経営の危機から
救ったマーケターの森岡毅さんが書かれた苦しかった時の話をしようか
について解説します。
この本は、これから就職する娘さんに向けて娘を愛する父親として
書かれた本です。
ビジネスの世界は全くもって平等では無くて残酷なルールで運営されています。
その残酷な世界の生き抜き方を愛する娘さんに授けようと森岡さんが本気で
書かれた本なのでこれっから社会人になる学生の皆さんはもちろんのこと
残酷な世界の中で戦っている全てのサラリーマンの人に役に立つ内容だと思います
具体的な内容としてマーケティングでどうキャリアを切り開いていけるか
その知識、テクニックが書かれています。
しかしこの本を読んで思ったことは、本質はそこではないと思いました。
私たちサラリーマンは、どんな時に死にたくなるほど苦しくなるのか
そしてそれをどう乗り越えていくのかこの二つだと思いました。
出世コースに必要な知識を必要な人必要じゃない人もいます
では私たちサラリーマンはどんな精神状態になってしまったら本当に
ヤバいのか、そしてどう乗り切ればいいのかしっかり解説していきます。
私たちサラリーマンはどんな時に死ぬほど苦しくなるのかという話を
今からします。
結論として自分でさえ自分を信じられなくなった時です。
忙しい時やどでかいミスをしたときそれとは比べようにない
本当にメンタル面的にヤバいって状態は最後の味方の自分でさえ自分を
信じれなくなった時なんです。
著者の森岡さんは高学歴で、成績も優秀で、自己肯定感も高い学生でした。
しかし社会人になってかなりの劣等感を感じたのです。
女性向けの商品開発に抜擢された森岡さんは仕事のセンスが無く上訴部からの
OKが出なくて全然仕事が進まなく発売日当日に間に合わないでボコボコに
され、休日にも携帯が鳴りやまなくそれが原因で電話の着信音が恐怖症になってしまって携帯電話を持てなくなってしまいました。
更に自分ではよくないと思ってしまった商品を相手に薦める時です。
1本2000円するシャンプーを売れと上司に言われてプロジェクト自体の中止を
お願いしたのですが上司からの命令からだったのでついつい引き受けてしまったのです
自分が絶対売れないと思ってしまったシャンプーを部下に売りに行かせて
案の定シャンプーは売れずに森岡さん、部下が責任を負わされて誰もハッピーにならないそんな結果になってしまいまし<a href="//blog.with2.net/link/?2031767:9169"><img src="https://blog.with2.net/user-banner/?id=2031767&seq=1" title="期間工ランキング"></a>
お金持ちが止まらない③
ピケティさんンの提案をまとめてみると
・資本主義の格差はしょうがない
家庭の環境で生まれた時点で勝敗が決まっちゃうような世襲資本主義社会は
皆が損をすると。今現在は完全に世襲資本主義社会になっているわけではないんですけど、今後格差が広がり続けてしまったら今後本当に現実として起こるのも不思議では
ありません。経済成長していくこともみんなで目指さないとダメなんですけど
経済成長だけにたよるのではなくて世界的に累進資本税を導入していくことが
貧富の差をなくす一番の提案だと思います。
この本の結論は
r>g
r=資産運用していくお金>g=労働で生まれるお金
が増えていっているのが現代社会で、このままだと資産家と労働者の
格差が拡大してしまいます。そして経済成長だけではどうにもならない状態の中で
対策として世界的な累進資本税を導入していくことが必要です。
お金持ちの資産に税金をかけてちゃんと庶民にも分配していく仕組みを作ることが
大事だと思います。
そして一番大事なのは我々サラリーマンは
今から、株、FX、不動産をやりましょう!
という話ではありません。
この本を使ってセールスをしている方は結構いると思うんですけど
僕的には真逆かなと思います。
まずこの本をみて一生懸命働いていることが馬鹿馬鹿しく思うと思います。
自分の気持ちを憎んだこともありました。
ただ、いったん立ち止まって考えてみるとそもそもトップ10%の資産家に
なる必要があるのかと思ったんですよね。
確かに資産家はお金を使いきれないくらい持っているのは凄い事
なんですけど別に資産家だけしか幸せになれないわけじゃない。
と思ったんですよね。
資産家じゃなくても幸せな人は多いですよね。
僕たちサラリーマンが幸せになる為に目指す方向はまずはここなんじゃないかな
と思ったんですよね。
ピケティさんの本をみて感じたことは
働くことが馬鹿らしいから投資しよう!ではなくて
資産運用・投資→投資家と戦わないこと戦っても
100%資産家に負けてしまうと思ったんです。
手元にお金があって投資も勝つまで投資し続けられる人が強いんですよね
資産家のお金は増殖し続けているわけですから、そんな資産家と投資という
フィールドで戦っても資本力で潰されるだけなのかなと思ってしまいます。
長期のインデックス系の投資はおススメですけど、この本を読んで
投資で生計を立てるのは大きな間違いかなと思います。
一方でお金持ちになるのではなくて、質素に生きろと言ってるのではなくて
超絶お金持ちの資産家と自分を比べるのは辞めて自分が大幸せに暮らすために一体
いくら必要なのかまず考えてその分だけ稼げれば良いと思いました。
必要な分稼ぐにはどうすればいいか。
サラリーマンとしてゴリゴリ出世をしてみるのもいいですし、僕みたいにブログ収益化を狙ってみるなど目の前の仕事で成果を出してお金を稼ぐこれに尽きるのかなと思いました。人的資本や社会的資本が重要なのかと思いました。
目の前の仕事で成果を出して稼ぐ。資産家の養分にならないように注意して
生きていきましょう。
お金持ちが止まらない②
ピケティさんが200年という長い間調査したにも関わらず
他の学者は100年くらいのデータで結論を出していたのです。
すると100年では正しい結論が出てきません。
なぜかと言うとここ100年で大きな戦争があったからです。
戦争というのは皮肉な話、強制的に経済成長率を高めて、格差を是正する
効果があります。戦争というのは緊急の需要を生みますし、政府が軍事力強化のため
お金持ちからお金を奪っていったりしたのです。
だから戦争というのは、お金持ちと、貧富の差が縮まるようにできているのです。
なのでピケティさんは今までの学者たちは今までの大きな戦争の異常値とも言われるデータを引っ張ってきて経済成長さえすれば格差は縮まると言うのはおかしすぎると言っており、長い期間のデータを経済成長しようがこのままだと資本家と労働者の格差は広がる一方だと主張しています。
格差が拡大する中どうしたらよいか?
解決策を出しています。
世界的な累進資本課税
資産家に対して税金を取ろうという仕組みです。
お金持ちは、税金を免れるために色々な国にお金を隠していたりしています。
全世界で連携してお金持ちから税金をかけていこうよというのがピケティさんの考えです。
ここで勘違いしていけなのは、資本主義を否定しているのではなくて
資本主義によって競争原理が生まれて多少の格差が生まれることは悪い事ではありません。しかし世襲資本主義が悪いのです。
世襲資本主義とはお金持ち世代が代々引き継がれていきどんどんお金持ちになっていき、貧乏な方はどんどん貧乏になっていき挑戦する事さえできない、これが世襲資本主義です。
才能があるのにお金が無いで溺れてしまうのは人類の損失ですよね。
続きはまた明日ブログに書きます