中山巧者が強い、春の天皇賞の関東圏ステップ戦…日経賞（GⅡ）
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ﾉ
今週は土日で４重賞の豪華版。明日は中山で古馬長距離戦「日経賞（G2）」、阪神では皐月賞への東上最終切符となる「毎日杯（G3）」です。そして30日はドバイWC、大阪杯とビッグレースが目白押し。競馬馬鹿にはたまらない季節がやってきました(笑)
【傾向】G1常連組の活躍が目立つ格重視の天皇賞前哨戦。G1＆G2戦で掲示板内好走歴のある馬が強く、前走中山重賞組（有馬記念、AJCC）が優勢。他では日経新春杯あたりだが、距離二千以下を使ってきた馬は苦戦。中山二千五百をこなす底力とスタミナを持つ先行力と器用性が必要で、重賞経験が浅くても適性と潜在能力の高い馬が穴。高齢馬でも巧者なら無視は危険。
【予想】自信度 ★★★☆☆馬場微妙
日経賞らしいと言えばそれまでですが…出走馬10頭中8頭が6歳以上で、うち5頭が7歳以上。前走が中山で重賞好走歴の有無で取捨、馬場は稍重までと予想しました。
◎ヒートオンビート、馬場もコースも不問のステイヤーで、重賞でも（1,2,4,6）と堅実で春天皇賞4着の実績がある。稍重までなら過去27戦で掲示板外は僅か3回、過去の対戦馬との比較から有力な1頭。捲れる地力とスタミナがあり重賞2勝目期待。
○ボッケリーニ、前走のAJC杯は勝ち馬と時計差無しの2着、これでG1を除けば16戦全部僅差の勝負と8歳になっても元気一杯。近3走の重賞も3走連続2着と充実一途、経験も豊富で中山も巧い。本命馬と甲乙つけがたいが、重以下ならこちらを本命に取りたい。▲クロミナンス、3歳春から3連勝したが脚元が弱く連続で使えず、7歳でも未だ11戦のキャリア。それでも芝なら僅差の勝負を続けていて能力は高い。叩き3戦目で過去と比較すれば一番状態が良く、前走初の重賞挑戦だったAJC杯でも差のない3着なら重く見て当然。△マイネルウィルトス、長距離G2で2着3回・3着1回と距離適性が高く、特に右回り小回りコースには強い8歳馬。さすがに上り目は薄いが強敵相手でも好走例があり、昨秋のアルゼンチン共和国杯でゼッフィーロの僅差2着の内容からは怖い1頭。
頭数絞って3連複でも勝負しにくいから、馬連保険で久々の2頭軸3連単で勝負です。
遅れてきた素質馬の出番、皐月賞への最終東上切符…毎日杯（GⅢ）
阪神は、遅れて来た大物が一気に脚光を浴びることも多い毎日杯です。デビューが遅れた素質馬や、無理使いを避けてきた馬などが万全を期したローテで臨んで順当に勝つケースが多い。地力の差が出やすい阪神千八ですが、馬場は微妙でタフな末脚勝負になりそう。
◎サトノシュトラーセ
○ノーブルロジャー
▲ファーヴェント
△ルシフェル
△ニュージーズ
【予想】自信度★★★☆☆
10頭立ての割には骨っぽい素質馬が揃って興味深い一戦に。阪神も雨予想で稍重以下の馬場は必至、決め手よりも持続力を重視しました。本命は、◎サトノシュトラーセとしました。新馬戦は惜しくも2着だったが、二戦目の重馬場京都で楽勝し続く京都2歳もシンエンペラーに0.1秒差の3着と好走。重馬場の巧さは特筆もので先行力もあり、過去4戦二千で走ったスタミナも明日の馬場では有利に。○ノーブルロジャー、過去2戦マイルを使い2連勝、前走のシンザン記念は中団から差し切り勝ちで脚質に進境を見せた。今度は距離延びてマイル戦よりも緩い流れになるし、決め手タイプなので渋馬場で少々狙いを落とした。▲ファーヴェント、新馬勝ちから挑んだ東京スポーツ杯2歳Sは僅差の3着、好位置から脚を残して1分46秒8なら悪くない。前走きさらぎ賞は差し比べに負けて6着、やや重めの馬体も響いたか。重目を叩いて動きが良いのは藤原師の狙い通り。過去3戦千八を使った効果がここで生かされる。△ルシフェル、キャロット3頭出しの1頭で阪神JF以来の一戦となるが、牝馬なので桜花賞以降をにらんでの試運転で賞金加算が狙いか？距離千八以上は3戦2勝で萩S勝ちがあり決め手も鋭く、牡馬混合重賞でも一概に馬鹿には出来ない。△ニュージーズ、3歳重賞で簡単に新馬→重賞連勝馬が出るわけでは無いが、今年の世代は勢力版図が決まっておらず、きさらぎ賞もシンザン記念も1戦1勝馬が制した。暮れの新馬戦をスローペースから大楽勝して能力は高いが、柳の下にドジョウが…となるかどうかは微妙なところ。良血でルメール騎乗と人気先行面もあり、印は下げた。
それでは、皆さんの的中をお祈りいたします(=ﾟωﾟ)ﾉ
