Eテレ「ピラゴラスイッチ」の各種企画でおなじみの、ユーフラテスさんが手がけている絵本。
YouTubeの公式動画が面白かったので、絵本もとりあえずお試しということで図書館で予約してみたのですが……二ヶ月くらい待った。最長だ。まさかヨシタケシンスケさんをも越えてくるとは。
ちなみに動画はこんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=8u-sLDtjmEA
閑話休題。
「いるか」と「もぐら」がこんがらかった生物「いぐら」が主人公の絵本。
散歩中の「いぐら」が、分かれ道で上の道にいくか、それとも下の道に行くかを、指で辿りながらページをめくっていくと、道がまた分岐して、どんどんストーリーが分岐して……という、体験型の絵本です。
なので、ちょっと読み聞かせには向かないと思う。
それぞれの道筋が微妙にリンクしているというか、小ネタや伏線が張り巡らされている感じになっているので、読み返すたびに発見があって楽しい。
また、分岐の仕方が「ビョ~ンとひとっとび パチンコ」「しんじられるのはじぶんだけ はしる」みたいな感じで、なんというか、「水曜どうでしょう」のサイコロの旅っぽさがある。そんなところも非常に好みです。
子供たち(9歳&4歳)も大喜びで読んでいたし、これはもう買って揃えてしまおう……。