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内面世界はそのまま外の世界を映し出す

 

それがこの世界の真実だ。

 

なぜならその世界を見ている者が

 

あなた自身だからだ。

 

 

 

例えば、あなたの内面世界が

差別、欺瞞、不平不満で溢れているとしよう。

しかし社会においてそれを表現することは難しい。

そのため表面上のあなたは、

優しい言葉と表情で他人に接することになる。

 

この場合、周囲の人々はあなたの内面に気づかず

あなたを「優しい人」と判断することだろう。

しかし、どれほど周囲の人に評価されても

あなたは少しも幸せを感じることはできない。

 

なぜなら他人は騙せても

自分の人生を騙すことはできないからだ。

 

内面世界は必ずあなたの世界へ反映される。

そんなあなたが見る世界は

他人を信じることができず、常に疑心暗鬼で

不平や不満を感じる人ばかりに溢れ

それでも優しい言葉、表情を取り繕い

そのジレンマであなたはどんどん苦しくなるだろう。

 

この様に、

世界を見ているのはあなたなのだから。

自分の内面世界が外の世界を映し出しているとしても

何ら不思議ではないだろう。

 

 

これはあなたが仮にそうならば

という話で語っているが

 

 

実際は多くの人々に起こっている現象だ。

 

 

私たちは平気で嘘をつく。

心の中では他人に平気で悪態をついていながら

お世辞で褒めたりする。

本当は一人が好きなのに

社会に馴染もうと社交性を偽る。

 

結局は自分の立場を守るために。

自分自身すら欺くことだろう。

 

 

嘘そのものが

人生の苦しみの始まりなのだが

なぜかその場限りの嘘をついてしまう。

 

自分を偽ることで社会に馴染むのか

ビジネス的なキャラクターで必要になるのか

単に自分自身をよく見せたいのか

 

それは人それぞれだろう。

 

 

もしあなたの内面世界が醜いならば

それを表の世界に出してしまう方が

まだマシだ。

 

なぜならカタルシスの発散になる。

低いエネルギーは

発散されてしまえば

高いエネルギーに変容される。

 

しかし抑圧を続ける限り

低いエネルギーはそのまま滞留することだろう。

 

それがあなたの世界を醜くしている本質なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

ー観照し続けなさい。狂った内面世界は変容させる必要があるー

 

 

 

 

 

 

 

誰の内にも狂った自己がある。

初めて瞑想を行うと、誰もが驚く。

 

私の中にこれほど狂った自我があるとは。

 

 

 

それは日常生活で気づけなかった。

 

 

不平不満、嫉妬、憎しみ、自分でも理解し難いほど

狂った自我を見つける事だろう。

 

しかし、それを見つけても驚かなくていい。

 

なぜなら誰の内にも必ず見つかるからだ。

どんなに気の優しい人の中にも必ずそれはある。

 

ひとたび瞑想を始めると

誰もがこの自我に気づくが

通常、自我に気づけずに一生を終える。

 

そして気づかずに生きていることの方が

よっぽど恐ろしいことなのだ。

 

世の中を見てごらん。

狂った自我に気づけず

無意識に振り回されている者が

どれほど多いことか。

 

 

狂った自我を見つけて

そんな自分に失望する必要は全くない。

 

それに気づいたあなたは

すでに救われているのだ。

 

なぜなら、客体は主体ではあり得ないからだ。

 

 

大切なことなのでもう一度言おう。

 

 

客体は主体ではあり得ない。

 

 

 

 

「狂った自我に気づく」

 

 

 

 

その自我に気づいた誰かが

あなたの中に存在する。

 

 

 

 

 

それは誰かね。

 

 

 

 

 

いいかな。

そのまま観照を続けなさい。

 

 

客体つまり見られるものは全て

 

あなた自身ではない。

 

 

手のひらを見てごらん。

 

その手のひらは誰だろう。

 

誰もが「わたしの手」というだろう。

 

わたし「の」

 

つまりあなたが所有している手ということだ。

 

 

 

 

ではわたしとは誰なのだろう。

 

 

 

 

 

観照を続けると内面世界は整ってゆく。

もはやそこに狂った自我は見つからない。

 

内面世界が透明なほど透き通ったとき

この世界の至る所に神を見出す事ができる。

 

それはあらゆる場所で、だ。

 

目の前の全てに、神がいたことに気づくだろう。

 

その地点にたどり着くと

もはや生きることは感謝でしかない。

 

そうなって初めてあなたはこの人生に安心するだろう。

 

 

 

 

 

 

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