偏差値が急落する国語の勉強法。

残語
我が家はこう見えて、8月・9月・10月と、随分と国語に力を入れてまいりました。

ところが「11月・全国統一小学生テスト」は、偏差値45という お粗末・不始末・ガッツ石松。
娘からも国語の勉強法についてダメ出しをされ、まさに噛み潰す苦虫であります。

どうせ取り組みが失敗しているなら、むしろ「偏差値を下げる勉強法」として反面教師にしてもらうのも良いかもしれません。

我が家の国語で特に意識していることは、“答える” ではなく、“応える” 。
「とにかく設問に全力120%で応える」ということです。

娘は自分の主張が入ってしまうタイプなので、それはそれで良いのですが、まずは作問者に全力で呼応する競技なのだという意識付けが必要です。

それがどのような勉強法となって失敗に至っているのか、少々説明が難しいでございますので、とあるフィクションをもとに辿っていきたいと思います。

【例文】
酔っているのか、ひまひとつ何を言っているのかわからない…。
もともと、掲示板の反応がすべての勉三にとって、名前が▮▮いくせに好感度が高いアイツの存在は妬ましかった。
よし、ここはひとつ恥辱を与えてやろう。
勉三は、すかさず▮▮▯ーズをイジり始めた。

【問い】
勉三が「すかさず▮▮▯ーズをイジり始めた。」のはなぜですか?

① まずはシンプルに、語尾に注意して解答を作ってもらいます。
A.▮▮▯ーズに恥辱を与えたかったから。

② 次に「なぜ」「どうして」と理由を加えて整えます。
A.普段から▮▮▯ーズの存在が妬ましく、恥辱を与えたいと思ったから。

③ 最後に「設問文に120%応える」ため、問いや例文から特徴的な言い回しに注目します。
今回で言うと「すかさず」というスピード感と、「イジり」というイタズラ感に注目し、それに呼応するよう答えを調整をして完成です。
A.普段から妬ましく思っていた▮▮▯ーズが酔っているのをみて、「キタ! 好感度を下げる絶好機到来~!」と脊髄が反射しちゃったから。

これぞ『偏差値マイナス20は当たり前! 勉三式「本当の国語力」が剥離する勉強法』!

確かに最後の最後で大崩れした感があります。

では、続いて選択肢問題に参りましょう。

【例文】
突然、ふたりは口喧嘩を始めた。
勉三:「だいたい、フォロワー2,000人超えとかマジ生意気なんだけど。」
▮▮:「そりゃぁ需要が違うだろ。」
勉三:「はぁ? オマエどこ中だよ?」
▮▮:「筑駒中だよ!」
勉三:「……っ!?」

【問い】
勉三は、なぜ押し黙ってしまったのでしょうか? 最も適切なものを選びなさい。

ア) ▮▮が通っていたのが、日本が誇る超名門中学だったから。
イ) そこはムリだとわかっていても『どこ中って…愛の不時着中だよ!』と答えて欲しかったから。
ウ) 「オナシャス」とか「サーセン」とか安易に使う人が、筑駒とか笑止千万に感じたから。

これは一見、どれも正解に思える超難問なのですが、設問からヒントを探りますと「押し黙る」という表現にはバツが悪い意味合いがあるわけです。

「イ」に関しては、フリが失敗して残念みたいな沈黙が正解であり、そのような反応とは少し違いますし、「ウ」に関しても、ぷぷぷっみたいな反応になるはずですので、正解としては「ア」となるわけです。

…ですが、120%設問に応えるとなると、これは「ウ」に注目せざるえません。

スペースやツイッターを見てみると「オナシャス」とか「サーセン」だけに留まらず、「youやっちゃいなyo‼」とか「パティーン」とか言ってるので、さすがに驚き桃の木、やる気元気いわきです。

「笑止千万」には「いかにも気の毒なさま」という意味もあることを考えると「ウ」こそが大正解であり、▮▮イジりという観点からしても、作問者が欲している答えは「ウ」以外にありえないのです。

まさに『偏差値マイナス20は当たり前! 勉三式「本当の国語力」が剥離する勉強法』!
これで偏差値急落間違いナシ!

ちなみにこの記事で筆者が伝えたいこと、といたしましては、
「たとえ掲載許可を取らなくても、ちっとも不快に思わない崇高な人間性。むしろ、もっとイジってくれという懐の深さ。冗談が通じる立派な大人。そういう人って最高だよね。だから怒らないでネ❤」ということであります。
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