ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

雑感

2020-04-19 06:00:04 | 雑感

前日18日は大荒れの天気でした。当地では未明から午前中中心にたくさんの雨が降りました。東京や東北もひどく荒れた天気だったという話が今朝のラジオで流れていました。

この日は町内会の総会、夜は長くお世話になった方の通夜に参列する予定。総会は新型コロナの影響で開催するものの人数も毎年の2~3割というところか。特に発言や質問のない方は参加を控えてくださいという訳の分からない呼掛けをしている。たくさんの委任状を預かっていると云うが総会が済まないと予算も新任役員も始まらないという事での苦渋の判断だという。2mの間隔や換気に注意しつつ決行するそうです。

総会後時間が空いていれば、苗選びをしてきたい。明日はまた天気下り坂と云う。


春を迎え耕起

2020-04-18 06:00:00 | 

ブログ訪問の皆様、長らくワイワイ菜園の更新をお休みしていましたが少しずつ開始しますので、またよろしくお願い致します。

見出し画像は、自宅畑の畝2。草が畑を覆ってくれています。畑や野菜に一生懸命手を掛けておられる皆さんには誠に申し訳ない、家庭菜園家の片隅にも置けない私の畑です。イヤー、申し訳ない!

このような画像をUPして「たんじゅん」を名乗っているのをみたらSさんには大目玉でしょうが。この日、たんじゅん農のSさんの畑に出向きました。本当に何ヵ月ぶりでしょうか。

肝心のSさんは現在九州方面お出掛けとの事。奥さんと本当に久しぶりの情報交換。稲作は今年は半分に減らしたとの事。労力と人手の問題のようです。一方で畑は意欲的でした。脇を通る道路から雨等が流れ込み、水はけの問題があるようでユンボで排水用の溝を掘ったところが土が固く、考えていたような深さまで掘れなかったようです。しかし相変わらず竹を埋め込む作業途中のようでしたが、(失礼ながら)お年の割に、凄いなあと改めて感心。ジャガイモがかわいい芽を出していました。

私自身は3月までの2年間、自治会のブロック長として140世帯弱のお宅のお世話をする役を引き受けていたために畑は耕作放棄(笑)状態になっていました。ブロック長任期を終了し、4月からは防災担当の副区長を引き受けることとなりました。ブロック長よりは楽だとは云うモノの、1200世帯、人口3000人の町内ですので万一の災害でも起きれば、畑どころの騒ぎではありません。まあこちらは、課題をはっきりさせて任期中になるべくあるべき姿まで持って行くのがテーマで、いわゆるブロック長に比べると雑用は少なくて済むという役ですが。現在、町内の皆さんにTwitterを3月末からUPしています。<宮脇防災

そんな町内会役員をしながらの、片手間菜園を再開しようという事です。もしよろしければお付き合いください。

************************************************************

耕作放棄状態だった畑ですが、以前の畑とあまり変わりません。畑で作物を栽培していない所は、草があります。またいい季節になってきたことから草は伸び伸びと大きくなっています。左にスナップエンドウが6~7株支柱を蔦っています。右にはニンニク・ネギ・タマネギなどがあります。このあたりには比較的草が無いのですが、他の畝は草で一杯です。画像は畑の畝2という場所です。

なんとここに夏野菜の苗を植えようというのです。以前は2月末頃から種を催芽して、苗作りをしてきたのですが今年は苗ができていません。これから苗は購入します。今こうして思うと何故あんなに気温が低い頃から苗作りをしてきたのだろうと反省したりします。

苗を買う前に、畑を整備しようというモノです。まずは草刈りからです。班に聞掛けて虫の様子を眺めながら草を刈りました。一般に云う「雑草」という草です。

草の量が多かったこともあり、畝の上にはこんもり草があります。

ここに管理機を持込み、耕起しました。

実はこの畑にはもう長く廃菌床や枯葉を入れていない。その手当をしたくて、情報収集にSさんの畑に出向いた。この近くは4トン車で廃菌床を届けてくれるが、4トンではとても多すぎてどうしようもない。夏野菜は自宅消費のわずかな量を栽培する計画なので、軽トラ1杯で十分だ。こちらはもう少し情報収集を。

この日、夜から結構な量の雨が降るという予報である。雨の前に耕起して落ち着いたら連休前に植付ける予定だ。


微生物の餌と肥料分

2020-01-27 13:07:56 | 微生物

この日は東京でも降雪があるかもしれないといい、静岡でも富士山の麓、標高の高い御殿場辺りも雪の予報もある。この冬は暖かいと云われながら、あと何回か分かりませんが、寒い日もあるようです。

見出し画像をご覧頂きたいです。

 

 タマネギが100本ほどあります。実はこの畑、微生物が好むと云われる廃菌床などをしばらく入れられていません。Sさんが主宰する、「たんじゅん(炭素循環法の略)仲間」の集まりに出られていなくて、廃菌床を分けてもらう機会がないためもありますが、微生物に餌を与えられていません。

 畑の作物はもちろん肥料なし。そして餌なし。

 さすがにタマネギも貧相に見えてしまったこともあり、10日ほど前に液肥を与えてみました。全てのタマネギに液肥を与えたのではあまり意味がないかと、タマネギ100本の内、約1/3に散水しました。液肥の量は500倍希釈でタマネギの30本ほどに、3日連続で1日3Lずつ、計9Lを散水しました。

 見出し画像には判別しにくいのですが、畝肩2か所に色褪せたグリーンの40cm程の支柱が立ててありますがお判りでしょうか。液を与えたものと与えていないものを判別するための目印支柱です。この支柱の奥の約30本に液肥を散水しました。支柱の手前は与えていません。畝には前日に細かい草を除去しましたので、土がモロに露出してしまっています。

 タマネギ自体を比較できるようにアップで撮影した画像もご覧ください。

 これは液肥を与えたタマネギです。

 ちょっと除草がうまくできていませんが。

 一方、下は液肥を与えずにそのままでいるタマネギ60本余りの一部です。

 画像ではあまり変わらないでしょうか。直に目で見るとすっくと上に向かい立つ姿と若干の色具合が濃いように見えます。

 微生物の活性化ができていない畑で、何とかここまで成長してきているタマネギです。そこに人工的な応援若干ではありますが肥料分を与えて様子を見たのですが、ほんの少しでも肥料分はここまで違うのだろうかと思いました。

 このタマネギが今後の生育状態や収穫時にはどうなのか。特にタマネギの大きさ・硬さはどう変わってくるのかは注意して見ていきたいと思います。春先に肥料分が多いと収穫後の日持ちが悪いという話も聞きます。

 これから明日にかけて雨が予想されています。低気圧が近づいてきているのか、この日は強い東風が吹いています。普通冬場の晴れた日は西高東低で強い西風が常識なのですが…。

 それにしても枯草だけではなく、何か微生物の餌を確保しなくてはいけませんね。


季節が変だ!

2020-01-23 12:19:55 | 季節・暦

温暖化の議論と合わせて、そういった話をよく耳にする。

見出し画像は、家内からの依頼で掘り上げたネギ2本。暖かいせいか太く大きく育ってくれている。


 今朝の朝日新聞には、気象庁の話として、「ウグイスやヒバリが平年より3週間以上早く泣いた(九州方面)」と記事になっていた。鳥は暦がないから、もちろん気温や周囲の様子で季節を感じているのでしょう。身の回りでも、春物野菜の収穫時期が前倒しになり、市場やスーパー店頭では春野菜の価格が下がりはじめているとも聞く。
 北国でも今年は雪が少なく、雪下ろし作業がなくて楽だとはいう。しかし春先には雪解けの水が期待できないことで水不足が心配されるともいう。何でもそうであるが、少ない雪にも都合のいい事もあれば悪い事もあるモノだ。
 当地では毎年冬は空気が乾燥し、西風が強く日が続く。そのため100kmも離れた富士山が良く見え日が多い。しかし今年は春長雨のような天気が続く。この日も雨が降っているが、これより先、一週間は雨の日が多いという天気予報だ。また先日の友人の話ですが、地元でタケノコがでて食べたが、これまで1月に地のタケノコを食べたことはないのではないかと云っていた。昨日のテレビでは、伊豆でひまわりの花が咲いているというニュースが流れていた。何か季節がおかしい。

 ああ日本の季節はどうなってしまうのか。春播き野菜の播種時期を少し早めに繰り上げた方が良いのではないか、という人もいる。


 しかしこれも注意しなくてはいけない。暦では大寒なのに、春先のような気候が続いている。油断をすると、暦的には本来の寒さでも、想定外の寒さと感じることがあるモノです。

 お茶農家も多い当地ですが、「八十八夜の終い霜(しまいじも)」という言葉もある。「5月上旬、お茶摘み最盛期の八十八夜の頃になって、遅い霜が降りることがあるので注意せよ」という戒めの言葉です。お茶の樹自体は寒さに強いのですが、新芽が出始めてから霜が降りると広い範囲で茶葉を傷めてしまい、大きな被害となります。そのため桜が終わったころから、当地では「遅霜予報」という気象予報が毎年出されます。
 また北国の果樹園でも、今年のように雪が少なく畑の土が出てしまっている状態だと思わぬ被害に遭うことがある。平年だと根雪が果樹の幹を隠している。しかし雪に覆われることで幹を極端な寒さから守る、保温されている面がある。雪のない中で寒波が来ると春近しと勘違いし水分を吸い上げ始めている果樹の幹は、接ぎ木の部分で水分が凍結して幹が割れてしまう被害に遭う事もある。


 暖かい日が続くと油断して春支度を始めようとするが、ちょっと待つことが必要なようだ。腰を据えてじっくり観察し、細心の注意を払う必要がある。暖かいとは云ってもまだ寒の内である。立春もまだ先だ。普段よりも暖かい事は意識しながら、植物・動物を観察する必要があるようだ。冬と春に、季節が進んでは戻るその振り幅が大きくなっていると理解した方が良いようにも思う。


ジャガイモの催芽

2020-01-19 11:24:33 | 根菜類

この日の朝は、当地は深い霧の朝(見出し画像)でした。放射霧だったようですね。見通しはどうでしょうか、80m程かと思われます。画像は我が家の窓からの霧の景色です。この時期は寒中で、二十四節季・大寒はこの頃ですよね。例年であれば大雪でセンター試験の受験生への試練となるところでした。

さて先日購入したジャガイモの種イモ、1kgでしたが家内の要望もあり今年はメークインで買いました。年末から量販店には並び始めていましたが、当地では植付けは2月下旬頃です。そのために催芽(いわゆる)芽出しを行うためにここにきて購入しました。

ネット越しに芽が出始めている種イモを、店頭で並んでいた中から選びました。芽が出始めているという事はジャガイモ自体が休眠から覚めているという事でしょう。太陽光の強さや気温によるでしょうが、順調に芽を出していけば、植付け2月中旬でもいけるかもしれません。

しかしあまり早い植付けも問題があります。遅霜です。芽がまだ小さなうちに降霜があると被害を受けてしまうので時期は選ばなくてはいけません。地域により、その年によりまちまちです。今年は雪が少ないという。だから霜は降りないとは限りませんが。私自身は、今年は梅や桜も早いのではないかという想定で、霜の被害もないという楽観視です。すでに催芽を始めていますので少し遅く時期をずらしもう1kg植付けてみる、あるいは遅霜対策をしっかり施すのもいいかもしれません。

とにかく現時点では低温下で強い日光浴(浴光催芽)をさせることにします。ネット上の情報によっては10~20℃との記載もありますが、私の経験上はなるべく低め気温(10℃前後)と強い太陽光が良いように思います。低めとはいえ凍結するような温度は種イモにとっても良くありません。気温予報が3℃以下になるようであれば室内に取り込むなど対応しています。

種イモは芽が出てくるエクボ側を上に、臍の緒が繋がっていた窪みを下に向けています。

 早速ですが、昨晩はご近所での新年会がありました。多少お酒も入ったのですが朝の天気・気温予報を見落としてしまいました。予報では朝の予想気温は2℃。朝起きて外(見出し画像)を見てビックリ!。濃い霧が出ていました。放射冷却かとアメダスを確認すると6:48、最寄観測所の気温は0.4℃、暖かいとは云え、まだ寒の内です。危ない所でした。今後は気を付けましょう。ちなみに明日の最低予想気温は5℃です。就寝前にもう一度確認します。