ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

微生物の餌と肥料分

2020-01-27 13:07:56 | 微生物

この日は東京でも降雪があるかもしれないといい、静岡でも富士山の麓、標高の高い御殿場辺りも雪の予報もある。この冬は暖かいと云われながら、あと何回か分かりませんが、寒い日もあるようです。

見出し画像をご覧頂きたいです。

 

 タマネギが100本ほどあります。実はこの畑、微生物が好むと云われる廃菌床などをしばらく入れられていません。Sさんが主宰する、「たんじゅん(炭素循環法の略)仲間」の集まりに出られていなくて、廃菌床を分けてもらう機会がないためもありますが、微生物に餌を与えられていません。

 畑の作物はもちろん肥料なし。そして餌なし。

 さすがにタマネギも貧相に見えてしまったこともあり、10日ほど前に液肥を与えてみました。全てのタマネギに液肥を与えたのではあまり意味がないかと、タマネギ100本の内、約1/3に散水しました。液肥の量は500倍希釈でタマネギの30本ほどに、3日連続で1日3Lずつ、計9Lを散水しました。

 見出し画像には判別しにくいのですが、畝肩2か所に色褪せたグリーンの40cm程の支柱が立ててありますがお判りでしょうか。液を与えたものと与えていないものを判別するための目印支柱です。この支柱の奥の約30本に液肥を散水しました。支柱の手前は与えていません。畝には前日に細かい草を除去しましたので、土がモロに露出してしまっています。

 タマネギ自体を比較できるようにアップで撮影した画像もご覧ください。

 これは液肥を与えたタマネギです。

 ちょっと除草がうまくできていませんが。

 一方、下は液肥を与えずにそのままでいるタマネギ60本余りの一部です。

 画像ではあまり変わらないでしょうか。直に目で見るとすっくと上に向かい立つ姿と若干の色具合が濃いように見えます。

 微生物の活性化ができていない畑で、何とかここまで成長してきているタマネギです。そこに人工的な応援若干ではありますが肥料分を与えて様子を見たのですが、ほんの少しでも肥料分はここまで違うのだろうかと思いました。

 このタマネギが今後の生育状態や収穫時にはどうなのか。特にタマネギの大きさ・硬さはどう変わってくるのかは注意して見ていきたいと思います。春先に肥料分が多いと収穫後の日持ちが悪いという話も聞きます。

 これから明日にかけて雨が予想されています。低気圧が近づいてきているのか、この日は強い東風が吹いています。普通冬場の晴れた日は西高東低で強い西風が常識なのですが…。

 それにしても枯草だけではなく、何か微生物の餌を確保しなくてはいけませんね。


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