NANA すべては大魔王のお導き!?【感想・レビュー】
【PSP】
実写映画化もされた漫画作品のゲーム第2弾。
今作では顔、髪型、服装を選んでオリジナルキャラクターを作成可能。
ゲーム本編はボードゲーム(すごろく)。
主人公はナナたちの知り合いという設定で、部屋に遊びに行ったりライブに行ったりするために目標を達成してからゴールに向かうというシンプルなルール。
マップ上には原作キャラがランダムで出現し、話しかけると好感度がアップするぞ。
サイコロを振って止まったマスによって何らかのイベントが起こるのだが、妙にマイナス系のマスが多い。
カードを使って早く進んだり他のプレイヤーの邪魔をしたりといったお約束の要素もあるが、これもマイナス系のカードが多い。
マップ上には色々ギミックも用意されている。しかし階段から転げ落ちたりクレーンで延々と戻されたりなどストレスの溜まるものばかり。
なんでこのゲームはこんなにネガティブな要素が多いんだ?!
ハッキリ言って、ゲームとしてはかなり単調でつまらない。
金運、恋愛運のパラメーターや給料日、支払日といった独自の要素もあるが、ゲームを面白くするどころかマイナス系マスが多い&CPUのお邪魔カード使用によって常に低い状態を強いられることが多いため(ステージクリア後もパラメーターは引継ぎ)無いほうがマシかもしれない。
ステージを3つ制覇すればクリア。ステージの種類はいくつかあるが、ランダムで選ばれるっぽい?
クリア時に好感度が高いキャラのエンディングをみることができるが、低すぎると誰のエンディングにもたどり着けない。
好きなキャラのエンディングを見るために何周も遊ぶんだぜ?いやいや、あまりにもつまらなさすぎて無理だわ。
ボードゲームで貯めたお金で部屋の模様替えをして原作キャラを呼ぶ、などの要素もあるが、しょぼすぎてつまらない。
グラフィックはともかく、内容はフリーソフト以下…これを定価で販売してしまったのか!?
イベントを見るためにつまらないすごろくを延々とやらないといけない苦痛ゲー。すごろくにしても、着せ替えにしても子供騙し以下のレベルで定価が何千円もするようなゲームとはとても思えない出来だ。女性向けのゲームだからシンプルにしたということだろうか?それにしてもしょぼすぎる。いくらなんでもこれはユーザーを馬鹿にしすぎではなかろうか。せっかくオリジナルキャラが作れるのだから普通にアドベンチャーとかのほうがよかった気がする。
スコア:32点(100点中)判定:ダメゲー
(↑アマゾン商品ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。