四方津駅で約20分待って、下りの甲府行に乗車します。
この山の中でたった20分待ちで乗車できるとは、意外すぎますがありがたいです。
中央線の山梨県・長野県での運用は、この211系が主役です。
長い笹子トンネルを抜けた先には、甲斐大和駅があります。
ここで後続の特急列車の通過待ちをします。
大月から塩山までは特に山深い場所を走りますので、利用客が少なくなり、1時間に1本しか列車はやってきません。
勝沼ぶどう郷駅を過ぎると、進行方向左側に甲府盆地が見えてきます。
ぶどう郷と駅名があるとおり、ぶどうの産地でたくさんのぶどうの木が見られます。
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私が中央線で一番好きな景色はここです。
特急列車の停車駅でもある、塩山駅に到着しました。
塩山駅は甲州市の代表駅となります。一日の乗車人数は1,590人となり、前回紹介した四方津駅よりも少し多いくらいの数字です。なのに特急停車駅です。
駅前からは路線バスが走っていますが、本数が多くなさそうです。
南口にはお土産屋や観光案内所があります。甲州市役所もこちら側となり、中心地へは南口が便利で栄えているのも南口となります。
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塩山と書いて「えんざん」ね!大き目な街だから謎の特急停車駅ではなくない?
北口には地元の武将、武田信玄の銅像があります。山梨といえば武田信玄でしょう。
武田信玄公之像と書かれた上に、家紋がありますが武田家の家紋で武田菱と呼ばれています。
この武田菱ですが、鉄道好きの方は見覚えある方もいらっしゃると思います。
現在の特急あずさ・かいじ用の1つ前の型である、E257系の側面に大きく描かれたカラフルな模様は、武田菱を模したデザインだということです。
さらに北口には、旧高野家住宅があります。江戸時代後期の民家だそうで、屋敷をそのまま歴史公園としたようです。
屋敷の中に入ることができます。塩山駅前なので、列車の待ち時間で見学できそうです。
・火曜日と年末年始休館日
・9時~16時30まで
・大人310円、こども200円
改札内には、中央線特急のE353系の顔出しパネルがあります。ちゃんと台もあったので、小さなお子さんでも写真が撮れるかと思います。
E353系のプラレールまでありました。
そして本物のE353系かいじ号が到着。
当駅での下車はそこそこいました。
なお、塩山駅始発の甲府方面の列車が設定されています。
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E353系かっこいいね!乗ってみたいな
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紫のラインがいい色だよね!
それでは、さらに甲府方面に向かいます。