・フリーランスが個人事業主や法人としての開業届けを出したいけれど、難しそう!
・開業届けだけではなく、確定申告や税金など本を読んで勉強したけれどやっぱりわからない!
「難しそう→本を読んで勉強してみる→わからない→youtubeを見て勉強してみる→やっぱり難しい→どうしよう難しい」
と、とにかく悩んでいる方へ。
目次
1.フリーランスで最初に迷う事って!【やっぱり悩む!個人事業か法人か?】
2.個人事業と法人の主な違いって!:ざっくり費用と手間です
3.フリーランスが5分で開業【ツールを使います】
4.最後に少しだけまとめます!
1.フリーランスで最初に迷う事って!【やっぱり悩む!個人事業か法人か?】
フリーランスになって、最初に迷うことは「個人事業」にするのか「法人」にするのかです。
「個人事業主」→税務署に開業届けを出しさえすれば事業を始めることができます。
「法人」→定款の作成や法人登記などの手続きも開業届と併せて必要になります。
「法人」は事業の信用度という面で社会的信用度がありますので、業種によっては法人からのスタートの方がいい場合があります。
ISO(品質マネジメントシステムの国際規格)などで取引会社に対して資本金、決算など一定の基準を設けている会社も多いのでそもそも信用力がある法人以外としか取引をしないという企業もあります。
実際には法律で縛りのない業務については、信用力のある会社との取引でも、その会社が仕事を下請けに出すということが多いのではないでしょうか。
さらにまたその下請けに出す場合も。数年前に建設業の下請法の講習を受講したことがありましたが、複雑でわかりにくいなという印象でした。(ざっくりですみません)
日本国内業種別のガイドラインがわかりやすいので、あなたの業種に関する下請法の業種別ガイドラインには目を通しておいてください。事例などがありわかりやすいです。
本来ならば、法人の方がオススメですと言いたいところなのですが、最近では、業務委託という契約形態が増えてきています。
逆にいうと、法人とではなくフリーランス(個人)としか契約をしない業務委託契約というという形態が増えてきているようです。あなたの事業が「Webライター」「エンジニア」「デザイナー」などの場合には、仕事の内容によって「個人事業主」にするのか「法人」にするのか、クライアントさんとの契約内容などを見ながら検討をした方が良さそうです。
【法人の種類】
(株式会社・合同会社・合資会社・公社・NPOなど様々な種類があります)
2.個人事業と法人の主な違いって!:ざっくり費用と手間です
簡単にいえば、個人事業と法人の主な違いは費用と手間です!
費用がかからず、簡単に起業できるのは「個人事業」ですね。
ただし、所得が増えると税率が増えるので、所得が増えてくると法人より個人の方が所得税の税率が増えてくるので法人にした方が節税になります。
個人事業と法人では課税方式が違います。個人事業の課税方式は、超累進課税方式で少しややこしいです。
課税所得額が年間310万円だった場合は
・195万円以下の部分→195万円×5%=97,500円
・195万円超え〜300万円以下→310万円ー195万円×10%=115,000円
合計97500+115,000円=212,500円
他にも加味する項目などはありますが、一般的には所得金額を目安に法人化をすることが多いようです。
【個人事業の場合】
国税庁 NO.2260 所得税の税率より引用
【法人の場合】
国税庁 NO.5759 法人税の税率より引用
3.フリーランスが5分で開業【ツールを使います】
フリーランスが個人事業主として開業するには税務署に開業届を出します。
今日はフリーランスがどうやってどのように出したらいいのか?と悩んでしまう「開業届け」を作成していきます。
開業時に必要な書類はいくつかあります。個々のケースによっては提出することでメリットのある届出書類などもあります。
なお、これらの届出は開業freeeを利用することで全て無料で作成できます。
入力しながら、必要かどうかも自動で判別されますので、調べる手間も節約できます。これまでは必要書類を揃えて管轄の税務署に開業届けを出すなど手間がかかっていましたが、無料でPCから開業届を作成できます。
利用しない意味がわかりません。
では個人事業主の開業届を無料で作成していきます。
①個人事業主の開業Freee をクリックします。
↓ ↓
②ログインし、「今すぐ開業準備を始める」をクリックします。
↓ ↓
③アカウントがない方はアカウントを作成します。
↓ ↓
④ログインして「準備」「作成」「提出」の順に入力をしていくだけ。
↓ ↓
※仕事の種類も選べます。私は「フリーランス」に✔︎を入れました。
収入は予定の金額を入力、給与を支払う場合は支払うを選択すれば自動で書類が作成されます。
※屋号があれば入力をします。そして確定申告の種類も選びます。
確定申告の種類は3種類あります。月収を入力すると所得税、住民税、健康保険料が一番お得なものを自動で選んでくれます。
【確定申告の種類】
・青色申告65万円控除
・青色申告10万円控除
・白色申告
⑤書類を提出するをクリックし、書類の提出先などを入力しします。
↓ ↓
書類の提出方法を選択しますが提出方法は3つあります。
【書類の提出方法】
・税務署に持っていく。
・郵送する。
・電子申請する。
電子申請をしたかったのですが、電子申請に必要なものとして「マイナンバー」「ICカードリーダー」「PC/Windows 7以上、Macos10.12以上のPC」があります。
ICカードリーダーが必要なことを知らなかったため、今回は提出方法を「郵送する」にしました。ICカードリーダーはwindous用もMac用も2,000円弱で購入できます。
ここで、ICカードリーダーは確定申告以外には何に使うんだろうという疑問が出てきました。
早速。Googleで「icカードリーダー」と入力。
サジェストで「icカードリーダー 使い道」と表示されてきました。やっぱりみんな検索をしている!
どうやら、「確定申告の電子申請」「電子マネーなどのチャージ、残高確認、ショッピング」ができるなかなかのスグレモノのようです。
横道にそれてしまいましたが
無事にプリントアウトをしたら、マイナンバーを記入の上、押印をします。控えと返信用封筒を同封し郵送したら、完了です。
ここまでで、普通に入力すれば本当に5分で終わる作業でした。ブログを書きながらでも簡単に入力する事ができました。
4.最後に少しだけまとめます
↑ ↑
今回の5分の入力で出力された書類は控えも合わせて4枚になりました。
・個人事業の開業・廃業等届出書の提出期限は、事業開始の事実があった日から1ヶ月以内
・所得税の青色申告承認申請書の提出期限は、開業した日から2ヶ月以内
サラリーマンでもフリーランスでも、悩みや困ったことなどは必ずおこってきます。最近では様々な団体がフリーランスの活動を支えてくれています。
次回は、フリーランスの個人事業主や法人などが一人で悩まず、気軽に相談できたり、活用できる団体などについてまとめていこうと思いますのでご参考にしていただければ嬉しいです。
商工会なども1,000円〜3,000円ほどの会費は必要になることが多いですが、会費を払っても元が取れる団体は多くあります。メンタルと会計に少し弱い私は、お得な団体に加入しつつ乗り切っていこうと思います。
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