植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

自治会なんてやめちゃえば

2021年12月03日 | 雑感
相変わらず自治会で自分の生活や時間を乱されております。

 大きな問題点は、①自治会長にほとんどの仕事が集中すること、②自治会を束ねる自治連(自治会連絡協議会)の会長が10年以上同一人物によっており、独断と専横によって自由で活発な運営が阻害されること、③町内の住人が高齢化し、かつ人口減となるので活動を担う役員の引き受け手が年々少なくなっていること ④自治会の役員理事の多くが自治会活動に非協力的であること、などがあげられます。

 その根本原因となっているのが市役所であります。市の各部局では予算を取り、自分たちが、大事な仕事をやっていることを見せなければならないので、毎年決まりきった事業や行事を行います。その大半が市民・町民に何かをやらせることであります。防災訓練、敬老会イベント、防犯、募金活動、青少年育成イベント、地区のスポーツ大会などコロナが無ければ目白押しなのです。

 もう人が減って高齢者ばかりなので「役」の引き受け手がいないのです。数少ない若いお母さんは、学校のPTA関連の役を押し付けられ、自治会でもいろんな会への参画を余儀なくされ、拒むと、のけものになることも公然と行われています。仕事を持ったお母さんや年寄りの面倒を見ている主婦にこれ以上負担をかけさせるのはやめようじゃないか、これが正直な思いでもあります。

 中間に入って市役所の下請けをするのが自治会です。自治会の役員のなり手が少なく、短期間にまた順番が回ってきます。美化委員やら防災対策委員会、ゴミ減量委員、民生委員、青少年育成委員などの別動隊を含めて、市の事業を無償で半強制的に押し付けられている側面が強いのです。そうした事業や行事を自治会に持ち込み、目腐れ金を渡してこき使い、やったやったと手柄を立てるのは小役人であります。

 春には壊れた児童図書館の屋根の補修に十数万円の補助を出してもらいましたが、書類手続きの煩瑣なこと、何度も何度も市役所に行きました。市が保管する防災非常食も賞味期限切れ近くなったので払下げのために2回書類を提出、逆に自治会で防災用品を買うのに補助金がたった24千円しか出しません。それも最低3回書類を提出するという念の入れようです。

 コロナで戦々恐々としている真っ最中に、地区レクレーション大会をやれと言ってきたのも市役所であります。さすがに自治会長連中が反対したので当地区では中止になりましたが。

 ごみ集積所の散乱から、公園内の不法投棄、野球などの練習用公園のグランド整備、横断歩道の線が消えたことの、母の会の役員が病気で代役を探して・・・。そんな相談事がしょっちゅうワタシの携帯に入ってくるし、家にも誰かしらやってきます。

 おかげでワタシは、ほぼ毎日なにかしら自治会に関連する作業や連絡、相談をする羽目になりました。勿論無報酬、会計さんから先渡しの10万円は、行事の参加費と町内で亡くなった方の香典持参のみにしか使いません。余れば領収書や明細をつけて残金を返納いたします。切手代、通話料、移動のガソリン代や市役所に払う駐車料まで自腹であります。自治連から活動費を4,5万円貰いましたが、そんなものではまるで割に合わないのです。
「ふざけんな!」

 いったいワタシを誰だと思っているの。わしはていのいい小間使いか? 知るかよ、と言いたいところであります。最近耳にした情報では、当地区で行事に関係する某団体の会長が、自治会連絡協議会相手に「コロナ禍では、一切スポーツ関連の開催には協力しない」と通告したとか。ほんとかどうかわかりませんが、もしそうなら絶対的な地区のドンに公然と反旗を翻したという快挙です。そんな気骨と信念の持ち主がいれば心強いことではありますね。

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