FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

法人2社のバランスシートを大公開

相次いで設立した太陽光発電&資産管理法人の決算が、それぞれ2期、終わりました。振り返り含めて、2社のバランスシートを大公開です。

1社目、太陽光一基稼働中

1社目は、木更津1号期の運営会社です。準備期間だけだった1期目のバランスシートはこの通り。単位を省いているのでなんだか分からないかもしれませんが、初年度赤字のため株主資本=資本金は30%ほど毀損。流動負債は役員=自分からの借り入れです。

 

一方で資産の部の固定資産は、電力負担金や土地の手付金などの長期前払費用になります。売上もゼロで、まぁ小さなバランスシートです。

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これが、木更津発電所1号基稼働後の2期目はこうなります。わかりやすく、縦軸の比率を揃えています。発電所設備=パネル&パワコンと、土地により、固定資産が膨れ上がりました。同じく、借り入れによる固定負債=長期借り入れが増加です。

 

流動資産が大きく出ていますが、この半分程度は、還付予定の消費税になります。決算後に消費税還付なので、BS上は「未収還付消費税」として流動資産に入っています。

 

右と左が微妙にバランスしていないのは、わずかに債務超過だから。2年の赤字が資本金を食いつぶしてしまいました。この後、売電が始まり徐々に利益が生まれていますので、来期決算では債務超過も解消予定です。

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2社目、太陽光未稼働

2社目のBSはどうでしょうか。1年目、2年めともに大した違いがないので並べました。変化といえば、繰延資産=電力負担金が発生したのと、株主資本=純資産が減少し、流動負債が増えたことです。

 

これは初年度に赤字が発生しており、その分株主資本が減少、減った分を役員=自分からの貸付でまかなったということになります。決算直後に太陽光発電所2号基が稼働したので、こちらも3期目はしっかり黒字になるでしょう。

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赤字……といっても、コストの内容は家賃や水道光熱費などの家事按分によるもので、追加のキャッシュアウトが発生したわけではありません。まぁ帳簿上の赤字が発生したという感じです。

2社の疑似連結決算BS & 個人含めたBS

今度は2社のBSを合算してみましょう。2社には資本関係はないので擬似的ですが、合算すると次のようになります。だいたい1社目のBSと同じですね。

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さらに、個人資産も含めたBSも。個人では借り入れゼロなので、全部合算したBSは次のようになります。債務超過どころか、このBSは優良企業ですね。

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とはいえ、このあと発電所があと6基増えるので、固定資産と負債もそれだけ増加します。となると、けっこうバランスシートは膨らむ感じです。そうなると、それなりにBSっぽい形になりますね。

2つの法人

さて、せっかく法人が2つあるので、1社は消耗品や交際費などをしっかりと計上してほぼ利益は出さず、節税メインでいきたいと思っています。そして2社目は、基本的にコストを計上せず、できるだけキレイな決算書にしていき、いずれは法人単体での融資を狙っていきたい考えです。

 

いま、太陽光発電所が建設ラッシュを迎えており、決算直後に連系した2号発電所に加え、12月に1基連系予定、1月にはもう1基、3月までにさらに2基の稼働を見込んでいます。すべて建設がおわって融資が実行されたら、サラリーマンの身分も必須ではなくなりますね。そのときが楽しみです。 

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