紀和町立矢ノ川小学校 | 日本廃校行脚

日本廃校行脚

主に近畿地方の廃校を探索しております。
いずれは日本全国の廃校を探索していく予定です。

2019/5/4訪問

 

昨晩は「熊野・板屋 九郎兵衛の里」にて車中泊。

 

朝起きると、道の駅から紀州鉱山の選鉱場跡が見えたので見に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小高い山の傾斜に鎮座する選鉱場跡。

 

紀州鉱山は1978年5月に閉山して、この選鉱場は1982年に解体された。

 

朝霧に囲まれた選鉱場跡はとても幻想的に見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

線路は撤去されているが、インクラインの跡が見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ近くには専用軌道の隧道と線路跡が残っている。

 

かつては作業員の移動や鉱物の搬出に使われていたのだろう。

 

少し観光もできたので、本日一件目の廃校を見に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緩やかなカーブのある県道を走っていると、高台に建っている校舎を見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

L字に建てられた木造校舎は立派で、白い壁に朱い屋根が特徴的。

 

随分手入れされていないせいか、校庭は雑草が茂っている。

 

木造校舎も全体的に瓦が損傷している部分もあり、少しずつ朽ち始めている。

 

矢ノ川小学校は1988年4月に休校だが、再開の目途はなく廃校と言っていいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前の建物は一段低くなっている。

 

こちらから見える部分は施錠されているので、今回は外観からの見学とした。

 

というか、手前に民家もあるのであまり派手な行動はとれないと思いその辺りを配慮する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開校百年の記念碑が今も存在感を放っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し離れたところにかつて使われていたと思われるプールがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防災用水のプールとして使用されているようで立入禁止になっていた。

 

今日は他に訪問する校舎が数件あるので軽く下見程度に留めておくが、

 

次に訪問するときは、もう少し木造校舎をゆっくり見てみたいものだ・・・

 

おわり

 

 

 

 

 


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