貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

竹駒の由来

2022-09-29 11:42:23 | 日記
令和4年9月29日(木)
岩沼市: 竹駒神社                
 二度目の参拝!

 竹駒神社は、
宮城県岩沼市中心部にある稲荷神社。
 別名竹駒稲荷とも呼ばれ、
旧称は武隈明神。 
 日本三大稲荷の一つ?  
 毎年正月三が日には、
陸奥国一宮の鹽竈神社と東北地方で
一、二を争うほどの初詣客で賑わう。
石の鳥居

 社伝では、承和9年(842)、
小野篁が陸奥国司として赴任した際、
伏見稲荷を勧請して創建する。
随神門
 
 後冷泉天皇の治世(1045~1068年)に
陸奥国を歴遊中の能因が、
竹駒神社の神が竹馬に乗った童の姿で
示現したとして、
当社に隣接して庵を結ぶ。 
向唐門
   
 これが後に別当寺の竹駒寺となる。
 明治政府の神仏分離により、
明治2年(1869)、
竹駒寺は少し離れた現在地に移転。
 この際、国家神道の流れの中で、
明神思想に基づく武隈明神が否定され、
それ以降、稲荷神が主祭神とされる。

 明治7年(1874)、
竹駒神社は県社に列格する。
 かつての社殿は、
1710年に仙台藩の 
5代藩主伊達吉村によって造営されたもの。
 市の文化財に指定されたが、
平成2年(1990)11月21日未明、
革労協の放火により焼失。 
 現在の建物は、
平成6年(1994)に再建されたもの。


「竹駒」という社名は、
現岩沼市域の旧称「武隈」の転訛であり、
もともとは、市内を流れる阿武隈川に
由来するといわれている。
~つづく。




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