茅ヶ崎のそこそこタフなラフな家

身の丈の性能と偏りのコダワリ

囲師には必ず闕き、窮寇には迫ること勿れ

調子どうですか。

 

あるひとつの懸念に対して施した処置が、また別の懸念を生む。

デーーーム。

 

わたくし草むしりがとにかくイヤです。

建て替える前の我が家の庭は、時期ともなれば草ボーボーでした。

狭いとはいえ、コレやっつけるのうんざりでございました。

ですんで、新築時の外構計画に際しましては、おおむね庭的な部分は全部土間コンで覆ってやりましたわい。

 

しかしながら少し思慮が及ばなかった。

よっ!Mr.アサハカ。

 

この残念、ぜひみなさまと共有させていただきたい。

けっこうです。

 

残念と申しますのも、これ雑草のことばかりに気をとられ、あることに全く気が回らなかった。

 

エアコンの排水。

 

こいつの逃げ場所なんてのは、全く考慮していなかったわけでございます。

 

いいですか、みなさん。

退路を断たれた黒く濁ったそれは、くまなく一様に布陣せし土間コンの上を勾配のおもむくままいびつに侵略していくわけですよ。

言わずもがな、その漆黒の進軍経路は都度幾重にも塗り足され、より残酷で頑強な呪いの模様を描き出すわけです。

なんの話これ。

 

夏を2回ほど越しましたらこの有り様。

しかも、デッキブラシでゴシゴシやってのこれです。

もうゴシゴシ前なんて見せたくもない。

大槻ケンヂの目の周りみたい。

わかりずれーわ。

 

そうだった。

かの名軍師、孫武は言っていた。

 

”囲師には必ず闕き、窮寇には迫ること勿れ”

(いしにはかならずかき、きゅうこうにはせまることなかれ)

なんじゃい。

 

逃げ道残してやれよって。

つまり、進退きわまった敵をガン詰めすると、死に物狂いで抵抗するからこっちもけっこうくらっちゃうぜってね。

 

こーゆー事を最初から想像できていれば、あらかじめ土間コンと建物の間に少しだけ間隔を設けて、エアコンの排水の逃げ道とすることも出来たのだろう。

さらに言えば、こんな反撃もなかったわけだ。

なんの話なのこれ。

 

さて、であるならばこのままその模様を、より色濃く育てていくなんてのも一興か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレただの汚れだぜ。

 

でしょうよ。

付いてしまったもんは仕方がないとして、今後こいつをひどくしない手を考えようじゃないか。

 

土間コンをこれ以上汚さず、エアコンの排水を逃がす。

さらに、安くて簡単な方法がイイ。

 

・・・そんなうまい話あるかい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あった!

あるんかい。

 

 

”手抜き父さん”さんのブログがあったじゃん。

tkd05.hatenablog.com

 

やってみようぜ。

 

”手抜き父さん”さんの記事は、非常にわかりやすい。

わたくしみたいなもんにだって、ほら出来たーーーーー!

必要に応じてドレンホース延長してレール置くだけだもん。

 

そして、虫侵入防止とコポコポ音解消の”おとめちゃん”なる新兵器も投入。

 

さぁ、排水ども。

心おきなく土に帰るがいい。

 

こうなると猛暑が待ち遠しい。

クーラーガンガンでドバドバ誘導してやんぜ!

やめろ。

 

 
 

 

そんなわけでございまして。

素人が家づくりを暗中模索するんですから、少なからずこーゆー類の反省みたいなものはあるんでしょうか。

”住んでみて気付く” これもまた家づくりの醍醐味と目を細める新築3年目でございました。

 

万が一、どなたかの参考になったなんてことになればありがたき幸せ。

 

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