https://www.jiji.com/jc/article?k=2020102601079
菅義偉首相が2012年に出した単行本の公文書関連の記述が、改訂版の新書「政治家の覚悟」で削られたことについて、版元の文芸春秋は26日、「特定の文言の削除を意図したものではない」とするコメントを発表した。
同社によると、今年9月、菅氏の首相就任に際して改訂版が企画され、官房長官時代のインタビューなどを加える編集作業を行った。野党時代の民主党政権への批判を展開し、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然だ」という文言を含む章は、総ページ数などを考慮して収録しない構成案を作成。それを菅氏に示し、了承を得て出版したという。
この記事を見たとき「99人を任命しただけ」「日本学術会議からの105人推薦名簿は見ていない」「あれは単なる添付資料だから見る必要ない」と言う「菅政権」の対応にそっくりの「特定の文言の削除を意図したものではない」と言う・・・・。
https://www.asahi.com/articles/ASK884VHNK88UTFK00K.html
過去には公文書の重要性を訴えていたのに、そのことすら記憶にない――。「記録にない」「記憶にない」という政府答弁が相次いでいる学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、菅義偉官房長官が8日の記者会見で、公文書の公開のありように関する自著での主張を失念してしまっていることが浮き彫りになる一幕があった。
菅氏は野党時代の2012年に出版した「政治家の覚悟」(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と記していた
加計問題で国家戦略特区ワーキンググループの議事録の公開に応じる姿勢を示さない菅氏に対し、朝日新聞記者がこの部分を読み上げ、「これを本に記していた政治家は誰かわかるか」と尋ねたところ、「知らない」と答えた。
こんな感じで「森友・桜」で問題視されたら、それを「すっとぼけた」そんな「政治家の覚悟」これを「公文書を残すのは政治家の仕事として当たり前で、それを残さないのは背信行為!!」ここをばっさり「排除」して「なかったこと」これが「正に問題」と言うか「ブーメラン」になってるのに、それを「メディア側が明らかにまずい部分を削除しておいて」それが「特定の文言の削除を意図したものではない」正に「忖度のなせるわざ」じゃないのかな?って思いますよ。
正に「菅義偉の薫陶よろしく」な「忖度」の「為せる技」「輝かしき確かな成果」なのかな〜って思いました。
今回「日本学術会議」に対して「不当」な「一罰百戒」を行って「忖度しないとお前らも日本学術会議に推薦しないぞ〜」って感じで「忖度を強要」する。
今回軍門に下った「マスメディア」の「忖度」が板についた態度。
だけどこれが「今後日本中」に蔓延ったとき「果たしてこの国」は「中国や北朝鮮の独裁」を笑えなくなるのではないか?そう思ってしまいますね。