秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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沖縄県の年間観光客は1,000万人を超えたこともあったが…

2022-05-16 04:35:39 | 日記
 沖縄県は第二次世界大戦後、長い間、アメリカの統治下にあり、1972年に日本に返還した。ただし、米軍基地は残されたままであり、面積に占める割合も大きい。

 同県の観光入込客数は概ね順調に上昇し、2019年には1,000万人を超え、同県人気がうかがえる。物価の上昇に対し、航空運賃は横ばい程度であり、早割料金を使うことで、昔よりも安い料金で利用することができるようになっている。

 沖縄県外から同県を訪れる観光客のほとんどは航空利用であり、運航便数も地方都市にしては多い。同県の場合、冬期間でも降雪がなく、寒さも本州よりも弱いこともあり、観光客の大きな落ち込みにはなりにくい。それでも5月から12月と比べ、冬期間はやや客足は落ちる。

 同県への観光客を増やすにはどうすればよいか。県外、国外から訪れやすくすることや長期間滞在できる宿泊施設の確保が重要である。滞在時間が長くなることで、地元へ落とすカネは大きくなり、地元経済が潤うこととなる。同県では観光業が主要産業の1つであり、安定的にカネを稼げる産業となることが望ましい。

 観光業はすそ野が広く、影響は多方面に及ぶ。交通、宿泊、運輸、小売など影響が大きい。さらに関連し、農産物を生産する一次産業、加工や製造する二次産業へも波及し、経済への影響は大きい。年間の観光客が平準化に近づくことで、雇用を安定的に回ることができ、通年で働くことが可能となる。観光客が増加し、年間の入込客数が平準化に近づくことで、安定的な雇用へつながり、事業者も安定的に稼ぐことができる。

 沖縄県の観光業は県外から訪れやすい交通網をさらに充実させつつ、中長期の滞在が可能な宿泊施設を充実させるべきだ。1泊の料金が安くても、長く宿泊することで、安定的に売上を確保することができる。合わせて同県内の二次交通やレンタカーも充実させる必要がある。同県の場合、軌道系交通がモノレールしかないので、公共交通機関はどうしてもバスへの比重が高まる。

 同県の場合、冬期間、それほど厳しい気候ではなく、比較的過ごしやすいという大きな強みがある。冬期間でも雪の影響がないので、リゾートなど観光客を期待できる。

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