ミチが9歳になったよ

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こんにちは、なむら(@michipokomichi)です。

 

 

ミチが、9歳になりました。

大きな怪我や病気もなく、元気に健やかに育っています。とてもありがたいし、喜ばしいことです。

 

当日は朝イチ携帯屋さんに行き、キッズケータイの契約をして来ました。スタッフの方の対応が色々微妙でしたが無事に契約出来ました。

新規の契約ということで時間がかかるものですね。ゲームを持たせて行けば良かったです。すぐ飽きてしまっていらんゲームをダウンロードすることになりました(もちろん無課金)。この辺り、まだ気が回らないなーと思います。諭吉にも思うし、自分にも思います。

 

そして当日のご飯は全てミチのリクエストです。お昼ご飯は回転寿司でした。ネット予約ができるとのことで、予約したおかげかスムーズに入店出来て良かったです。

ただ駐車場問題があったので自転車で行きました。時間的には10分ちょっとでそうでもないのですが、途中に坂が沢山ある辺りなので到着した頃はヘトヘトでした。そのため食欲もさほどなく…。ミチは何事も無く注文して食べていたので、いやぁ若さって凄いなぁとしみじみ感じました。後半になって諭吉が「最後に味噌ラーメン食べようかな」と注文したので、「確認のため聞くけどこの後ケーキが待ってるのは忘れてないよね?」と言うと「うん…食べられるよ」と言ってました。あれは忘れてましたね。まぁ、久しぶり、年に1回あるかどうかの回転寿司ですからテンション上がるのは仕方ないですかね。ご存知の方はご存知ですが私は海鮮(生もの)が食べられないのでたまごを沢山頂きました。

 

お腹いっぱい食べたらまた同じ道を通って帰ります。その後はケーキの準備です。「今日のケーキはクリスマスと違うのをママが作ってくれる?」とミチが言うので「はい、そのつもりです」と答えました。

と言っても工程は同じなんですけどね。最後にロウソクを立てて完成です。9が2本になってしまい、まるで99歳の様ですが本人は気にしてませんでした。味はクリスマスと同じです。

 

 

そして、私から手作りメダルをプレゼントしました。以前ミチが「(サッカーの大会で)何色でもいいからメダルが欲しい」と言っていたのです。その大会は残念ながら予選1回戦で負けてしまいました。でも全く悔しいそぶりを見せず「負けちゃったー」と話していました。

そこで9歳になったお祝いにメダルを作ろうと思ってはいたのですが、なかなかタイミングがなく前日に作り始める羽目に…。最初は紙粘土でメダル部分を作り、リボンをつけようと思って作り始めたのですが粘土がなかなか乾かず…「もしかして一晩で乾かないのでは?」と気がついたのは前日の16時でした。慌てて金色の折り紙を買いに行き、段ボールと組み合わせて作ることにしました。とりあえず粘土は乾かして、せっかく作ったし全部持って行こう!としました。

首にかけてあげると嬉しそうに笑ってくれたので、作って良かったなと思いました。「どうもありがとうございます…」と小さな声でお礼を言ってくれました。そこで実はまだ作ったやつあるんだよね、と取り出すと「全部欲しい!」と言うので全部あげました。

粘土がまだ乾いてないんだよと言うと「紙粘土は1週間くらいかかるよ〜」と教えてくれたので前日に作ったのがバレたかもしれません。笑

 

 

夜は夜でリクエストはピザでした。この日の摂取カロリーが恐ろしいです。あとこの1日で経済をかなり回しました(なむら家比)

 

夜はいつも通り2人で寝室で寝ました。寝る前に本を読んで、お話をしました。隣の部屋で猫がキャットタワーから降りたのでしょう、「トンッ」という音が聞こえると「なんか怖くなって来ちゃった」と。今のは猫の着地の音だと予想説明し、「1個気になることがあると怖くなって眠れなくなったりするよね」と共感した気持ちを話し、手を握ってまた話し続けました。しばらくすると返事が無くなったので、耳を澄ますとミチの寝息が聞こえて来ました。無事眠りについた様です。

私も家に行った夜は疲れているせいもあり割とすぐ寝入ることが出来ます。夜中起きる回数はあまり変わりませんが。朝はミチに起こしてもらいますが、そこは「母親スイッチ」が入っているのか比較的に早く布団から出ることが出来ます。不思議なものですね。

 

翌日は午後サッカーだったので、午前中に宿題をやろうと日記を書き出したのは良いのですが…。うまく表現出来ずうなるミチ。書く内容は前日の誕生日の出来事なのですが、どんなことを書きたいのか聞き出してるうちに「なんて書いたら良いか分からないよ〜」と泣き出してしまいました。

時間は有限、買い物に行かないとサッカーの練習に間に合いません。食品のストックなど見て、お昼は冷凍のうどんと唐揚げとかでいいかな?と諭吉と話し、諭吉1人で買い物に行ってもらうことにしました。スーパーのミチが好きなお好み焼きもあります、焼きそばもあるよ、焼きそばなら3人分作るけどと会話をして、ミチにお昼ご飯は何にしたい?と聞くと「ママの作った焼きそばがいい…」と言うので材料を一緒に買って来てもらうことにしました。

 

さて、クールダウンの時間です。机に突っ伏しているミチに声をかけて、「こっちにおいで」と一緒にリビングに寝っ転がりました。

 

もう9歳、まだ9歳。

 

頭を撫でながら、「ママはね、気持ちが苦しくなった時はこうやって寝たりね、散歩しに外に出たりするよ」と話しました。「さっきはね、怒ってたんじゃないよ。ミチの気持ちが聞きたかったのよ。でもそれをどう言っていいか分からなかったんだよね?」頷くミチ。「しつこく聞いてごめんね」頭を横に振ります。涙が引っ込むまで頭を撫でました。

「昨日楽しかった?」

「うん」

「それならよかった」

撫でていた手をそっと離しました。

「なんか元気が出る歌ないかなぁ」

私が1人呟くと

「ママはいつもどんな歌をきくの?」

と聞かれたので、

「ママは、ほら女の子のアイドル好きでしょ?その子たちの歌を聴くと元気出るよ」

「知ってる」

そこでやっとミチは笑いました。

「あの歌知ってるかな、わたしのいちばんかわいいところって歌」

「知ってるかもしれない」

早速スマホで聴かせると「うん、聴いたことある」クラスの女の子が歌っているのでしょうか。この辺は知ってるんだなぁ。と他にも色々聞いてもらいましたが、まぁダメですね。笑

「じゃあ、あれだ、Adoだ?」

「ききたい!!」

この日ほどサブスク入ってて良かったと思った日はありません。流行った曲を数曲聴いて歌ってるうちに元気を取り戻したのか、いつの間にか立ち上がっていました。

 

落ち着いた頃に「もういっかい日記やろっか」と言うと「うん」と素直に頷いて椅子に座りました。今度は落ち着いて書き始めることが出来ました。その頃諭吉が帰って来たので、バトンタッチで私は爆速で焼きそばを作り始めました。

その後は焼きそばをペロリし、昨日の残りのケーキもペロリしたので、無事元気が戻ったようで安心しました。

 

4年生になったらまた精神的に不安定になる日があるだろうか。そんな不安はあります。なんとかなるといいな、そんな気持ちと、大丈夫だろうか、そんな気持ちの半々です。半々持てるだけで良いと思おう。そうやって無理矢理にでも思い込んでやっていくしかありません。

 

不安に思っても毎日は過ぎていきますし、ミチの成長は止まりません。やるしかないです。なんとかここまで壁に登って来ました。登り切った先があるのかどうか分かりませんが、登り続けるしかないのです。そして、今確実に私は登っている。それは事実です。

少しずつでいい、進んでいるのです。

 

ミチ9歳。

母親9歳。

 

お互い上手くやっていきたいです。

 

とりあえずは大きな声で

 

「ミチ、誕生日おめでとう」

 

 

年末に足形と手形を取る遊びをしました。

確実に成長しています。

 

 

 

 


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