安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

マイナンバーやAIの普及が導くのは”人間の不自由”そのものです

2020-07-13 23:46:25 | 政治
政府が昨年の消費税増税の段階で、なぜ電子マネーのポイント還元と紐つけたのか?
今となってはその理由が非常によくわかります

新型コロナウイルスの問題が生じてからのち、小池百合子東京都知事は
携帯電話の位置情報を利用した、いわゆる”三蜜防止対策アプリ”に関心を寄せています
おそらく、韓国の事例を見て、「人の動きをコントロールできれば感染はコントロールできる」
そう思っておられるのではないかと思います
合わせて、中国の顔認証システムも、東京都に技術移転することを考えているようですから
本当にIT技術で人の動きを制御することを考えているんだろうと思います

そして多くの方が、こうしたアプリによる感染防止策を導入してほしい
と考えている可能性もあると思っています
私はこの傾向、非常に危険だと思うのですが、皆様いかがでしょうか?

まず、全体主義、ファシズムというのは、実は「多くの人の依存心」から始まる
ということを知らなければなりません
正体不明のウイルス感染の恐怖から「政府に何か対策をして欲しい」と、
そう考えることはある意味自然ではあります
しかし、AIによって、人の動きが指示されることがあっていいのでしょうか?
いや、指示ならまだいい、この恐怖心からくる依存心は
「AIの指示に従わない人を罰して欲しい」となった時に
AIに従わない個人が警告を受け、罰せられ、強制的に従わさせられる、ことになるはずです
「自粛警察」という言葉ができたように、今回のパンデミックでは現実に
自粛要請に従わなかった人を非難する小池知事に共感を覚え、従わなかった人を近所の人が通報する
というところまで来ています
人は恐怖心にさいなまれることで、全体主義に飲み込まれやすくなるのです

同じく、経済危機の不安もまた、全体主義、ファシズムの雰囲気を醸し出しはじめています
10万円給付のあたりから。。。。。。
政府による電子マネー奨励、マイナンバーの銀行口座ひも付け、チップを埋め込んだ新紙幣発行
これらが意味するもの、それは
「政府が国民のお金を把握し、お金の流れを制御し、管理する」
まさに大きな政府による監視社会です
特にマイナンバーは様々なもの、例えばクレジットカードやポイントカードなどとひも付けされることが予想されています
マイナポイント(政府によるマイナンバーカード登録と引換のポイント給付制度)などという
甘い餌で国民を釣ってマイナンバーを定着させようとしています
マイナンバーと顔認証システムと電子マネーとAI(人工知能)
この組み合わせでできるものは、AIによる全体主義ファシズムです
まさに、個人が政府のAIによってあらゆるものに制限が加えられる社会
それがAIとマイナンバーの未来です

全体が良ければ個人の自由は制限やむなし。。。という考え方もあるかもしれません
しかし、こうやって導かれる未来社会は、人間にとって想像よりもはるかに厳しいものになるでしょう
AIに制御される不自由な未来をとるか?
厳しくても今を頑張って、自助の精神で自由な未来を選び取るか?
今、日本は運命の分かれ道に来ています
まちがっても、機械に制御されるような人間の未来を作ってはいけないと思います

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