KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

わが日常は・・寒暖差と格闘

2024年04月24日 | 俳句
天気 曇時々雨

昨日から又もや気温が平年並みになった。ということは、夏が来たような陽気から私にとっては寒いと感じる陽気になり、「寒暖差」という気象病の一種に襲われて目眩との闘い・・でもこれ、何が原因なのかはっきりしなくなっている。頚椎のせい、というのは間違いないものの、100%が頚椎ではない。色々病気を持っていると信号の壊れた交通整理が出来ない交差点みたいなもので・・
ま、頑張るしかない。

昨日の話。朝、あまりにも目眩が酷くて食堂へ一人で行けそうにない。緊急ボタンを押し、症状を簡単に告げて食堂へ行けない、と。食堂の配膳の終わった7時45分くらいに夜勤の介護士が食事を持ってきてくれた。
トレーをテーブルに置き「また来るからね」と言って、忙しいのか何も聞かず。
食欲だけはあるから、何とか味噌汁と煮物とお浸しの小鉢でご飯を半分くらいは食べられた。そしてそれから・・
食べた食事のトレーをさげに来る、と思っていたら来ない。廊下を行く足音は皆私の部屋の前を素通り。余程何か忙しい緊急事態でもあった?でも9時には看護師が出勤するので、朝の引継ぎが終ればだれか来る筈・・来ない。で、私の目眩は室内なら歩けるくらいにはなったから、ま、いいか。と思っても、9時半過ぎても誰も来ない。症状の確認どころか食事を片付けにも来ない。普通なら、看護師が確認に来るのだが・・来ない。10時になると、いつも、お茶が配られる。水分補給と入所者の無事を確認する程度のことで、日勤の職員が来る。夜勤の職員はもう上がっている・・日勤の職員もとくに何も聴かなかった。ま、いいや、何とかなっていたから。
でも私、何でこんなに無視されるの?この1年何ヶ月かは大きく体調を崩すこともなかったから、元気印がたくさん付いてしまったのだろうか。膠原病はどんどん進んで、一年前と比較したらかなり悪化しているのに。

最近は、歩けなくなる入所者が増えている。転倒が原因だ。そして入所の時から介護度の高い身障者とか車椅子の人も多い。歩けて、まあまあの理解力があって自力でエレベーターに乗れる人がどんどん少なくなっている。ほっておいても自分の判断で食堂へ行ける人は2割くらい?歩けるとか車椅子とか関係ない。エレベーターの乗り方が解らなくなっている人も多いのだ。そのくらい教えれば大丈夫でしょ、と思うのは認知症のことを理解していない人。教えたって、5分後には忘れてしまう。職員の目の届かない時に一人で乗って、非常ボタンを押して大騒ぎ・・ということが以前はよく起った。それを防ぐために要介護の人へ目を向けているから、私みたいに外見元気、は無視される。

何だかねえ・・一人で頑張るしかないです。ケアマネさんに久しぶりに愚痴を言った。職員不足ではなく、職員の入れ替えが多すぎるのが原因だ。入所者のことは覚えようとしない派遣の介護士が増えてきた、と感じる。
私が無視されたのは、一昨日の夜勤介護士が若いけれどここではベテランで、私のことを良く知っている職員だったため、彼女に一任状態だったらしい。それが、結局は彼女が翌朝の引継ぎをしかったようで・・やはり、元気だと思われた?倒れて呼び出しの非常ボタンを押せない状態だったら、2時間放置、になっていただろう。
今日は非番、明日出勤したら何か言ってくるかな? ま、許しましょ、何事もなかったから。


昨日は午後、Lineでの3人の句会。体調悪いし無理かも・・と思ったらメンバーの1人の都合で出句はいつも午後4時なのに午後5時になった。選句は翌日、ということに。それで救われた。一人5個の席題だから15句を3時間・・というところ、昨日は4時間になった。投句に書き込む時間も必要だから実質3時間くらいで作ることにはなるけれど。
フラフラの頭で、何とか15句を頑張りましたですよ。だから、まだ認知症にはなれませんねえ。
明日からは夏の陽気になるという。さて、私にとって良いことやら悪いことやら・・暑いのは歓迎だが、突然の暑さもまた、異常に繋がるのかもしれない。

昨日の題「花」から。

飛花落花記憶消えゆく人と居て  KUMI
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桜の記憶・高遠桜

2024年04月21日 | 俳句
天気 曇がち時々雨

初夏になったかと思えば、又もや天候不順の春先の気候になってしまった。
何が何だか・・ともかく天気に体調を任せて、病気なのか薬の副作用なのか解らない症状と暮らすだけ。

運の悪い桜の話ばかりではない。なぜか、京都仁和寺の御室桜は、若い頃から三度も行っていて、その度に快晴の満開の花を満喫した。ネット情報もない時代なのに、これは運が良かった、としか言いようがない。残念ながら、最後の訪問も20年以上前で、デジカメの写真を保存していない。

もう一つが、上の写真の、信州高遠城址。高遠の桜は変わっていて、ソメイヨシノより小さな花で濃いピンク、木もさほど大きくはない。15年以上も前のこと。写真が劣化しているけれど、濃いピンクの花の向こうに残雪の南アルプス・・ちょうど今頃のこと、暑いくらいの晴天だった。



JRで、日帰りツアーの募集があったのだ。桜の時期は道路も混むので、狭い盆地の城址、車は避けた方が良い場所。平日の指定された特急で往復して現地はJRのバスを使い、現地ホテルでの昼食付。この昼食付、というのがとても良かった。何しろ、桜の季節以外はあまり観光客の集まる場所ではないから、店も少なく、昼食持参しなければならない。朝が早いので、作っている暇もないし駅弁も売っているやら・・という心配がなかった。
料金も安いし、雨に遭ってもホテルで休めるし・・と思って1週間くらい前にチケットを買った。前の日くらいは、まだ五分咲き、という情報だったのに、当日の急な気温上昇で、蕾がびっくりして全部開いてしまったらしい。城址公園へ着いたら満開だった。以前に行ったときはまだ二三分咲きで、おまけに寒い日で、お花見気分にはなれなかったので、本当に運の良い一日だった。

そして、今日ここへお出での方は運よく、本邦初公開の15年前の私に出逢えます。15年後の今の写真は・・公開できませんねえ。

葉桜となりゆく雨に濡れながら  KUMI
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桜の記憶・三春の滝桜

2024年04月20日 | 俳句
天気 晴のち曇

朝から、テレビで弘前の満開の桜の中継を放送している。今年はこの時期に満開なのかぁ、とムカつく。一分咲きとも言えない弘前へは行っている。連休を避けて4月25日過ぎだった。俳句仲間がその前年にGWの最後あたりに行ったら、もう葉桜だったのだという。その前年はGWが満開だったので、同じ時期を狙ったとか。で、私も、その句友の言うGWの直前なら、満開ではなくても咲いた風景は間に合うだろう、と思った。
のだが、行った年はGWが満開だったそうだ。
桜は人間の都合に合わせてくれない。明日が「満開、見ごろ」と思っても、日帰りできる場所ではないから、宿泊先の確保は難しい。

三春の滝桜は、ちょうど今頃、夫と行った長距離ドライブの最後。しかも金婚の年だったから良く覚えている。残念ながら、写真のように満開はとうに過ぎていて、花は色褪せて葉桜寸前、でも見応えがあった。夏に遠くから見たことはあるが、葉桜では古木の風格は感じられなかった。
福島には夫の身内が居て、夫の祖母と、何年か前に亡くなった叔母の墓参りを兼ねていた。夫の従兄弟の住む町からもそう遠くないし、見ごろを聞いたら「20日ごろかなあ」と言うので信じたのだが・・



それでも、千年を経た桜の命の、その迫力は尋常ではないものがあった。全国の古木の桜を追いかけていた主宰が、何度も訪れているのも解る。

私は叔母の入院中に行って以来の福島だった。そして、このあと、夫は愛車を売ってしまった。そのつもりで福島までの長距離ドライブを最後にしたようだ。福島は、夫には第二の故郷。祖母を頼って2年くらい疎開している。この時二泊した飯坂温泉は、色々と思い出があったようだ。久々に従兄弟にも会えて、夫には良い思い出になった。
車を売った理由は、運転に自信がなくなった訳ではない。二度目の車検もあり、マンションの駐車場代も安くないし・・と、経済的なことを理由にしたらしい。運転は趣味、とも言えるくらい大好きだったので免許は80歳になったら返上する、と言っていた。
が、その年の夏、私は心臓が壊れてペースメーカーを入れて、緊急時に車のないことがどんなに不自由と思ったか・・でも、急がない時ならレンタカーで十分、と解った。もっと早くレンタカー使用の暮らしに切り替えていても良かったかも・・と反省したものだ。当時は、まだタクシー不足でもなかったし、タクシーは呼べばすぐ配車してくれたし。
ちなみに、夫は80歳で亡くなったのでまだ使える免許証は柩に入れた。あちらでも使うかもしれないし。

夫の好きだった残雪の安達太良山遠望。滝桜の近くから。


樹齢千年活き活きと飛花落花  KUMI
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藤の季節へ

2024年04月18日 | 俳句
天気 曇がち 黄砂

写真は、無論10年以上前のもの。神代植物園の藤棚・・だと思うが。こちらは、足利フラワーパークの、有名な巨木の藤。
どちらもGW明けに行っているが、今年は桜がやたら早く咲いたので、そろそろ咲くかもしれない。

枝張りが凄いことになっていて、カメラに入りきれないので全景を撮るのはやめた。本当に開いた口が塞がらぬ・・というくらいの藤・藤・藤のシャワーというか大豪雨というか。

足利の藤は、これだけではないので、見る価値大いにあり。このあたりからは日帰りの「藤見のツアーバス」が出ていた。私が行ったのは新潟の帰りだった。あまり時間がなくてゆっくり出来なかった。
桜で花見疲れしているうちに、藤が咲いてくる。以外と見落とす人が多いようだ。このあたりでも、市の公園には藤棚があるけれど・・手入れが悪いのか、あまり花付きは良くない。

今日、なぜ藤の花なのかというと・・
実は、去年の新一年生の購入したランドセルの一番人気は「パープル」なのだそうで。藤色も「薄紫」だからその中に入るのだろう、と。実は、あーちゃんの子のまーちゃんが去年1年生になり買ったのが藤色のランドセル。え、何とも大人の趣味だねえ・・とばぁばは思いましたですよ。そうしたら、何と去年は、紫が子供の間で人気だとは・・そういえば、ここへ来る前のマンションに住んでいた時、通学路に面していて、ランドセルの色とりどりを楽しんだ。紫や黄色のランドセルに驚いたものだが、今はどんな色もアリ、だ。赤や黒、などという子は少ない。というか、もう殆ど居なかった。
ここの施設の前は、通学路ではないのでランドセルをあまり見られないのが寂しい。

昨日のネット句会の題に「蝶」があった。で、こんな句を出したら、これはちょっと共感されたみたいで。

蝶付いてくる藤色のランドセル  KUMI
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花筏

2024年04月17日 | 俳句
天気 晴のち曇

春がどんどん進んでいく。
写真は、先日載せた数年前の国営昭和記念公園のチューリップ、というか花筏を載せたくて選んだもの。


なぜわざわざ花筏を?と思ったのは、テレビ中継で桜の散る風景を写し、
「お濠には散った桜が水面を覆うくらいたくさん浮かんで、それも美しい風景です」みたいに美人のレポーター(多分、アナウンサー)。散った桜がたくさん浮かんで・・・はいはい、それを漢字二文字で何と表現しますか?
せっかく花筏、という表現があるのに、俳句に無縁でもそのくらいの表現は大学卒業までの間に教わらなかったの?教わらなくても桜の実況をするくらいなら、勉強してくださいよ。最近、そういう表現の貧しさに溜息の出ることがある。ま、花びら単独で浮いていては筏、とは表現しないけれど、たくさん散ればいずれは花筏になるだろう。


花吹雪がこんな風に水たまりやあちこちに散り敷いたら「花屑」「花の塵」。

四季の日本をレポートするのなら、せめて歳時記くらいは読んでくださいね。日本の四季も美しいけれど、日本語も美しいのです。

昨日はネット句会の日だった。月1回、15日が締切で翌日が選句。先月は締め切り日を勘違いして参加出来なかったので、今月は頑張りました。
題は「石」「蝶」で3句出句、5句選。今回は12人の参加者だった。まあまあの実績だった。私の3句の中でいちばん人気のなかった、でも私はいちばん気に入って作れた句。

春愁や波紋見たくて小石投げ  KUMI  
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花吹雪

2024年04月15日 | 俳句
天気 晴

昨日の話。
久しぶりに昨日撮った写真を載せてみたものの・・どうも去年買い替えたスマホは野外ではあまり良く撮れない。というか、撮り方がよく解っていない。せっかく車で公園に連れていってもらい、花吹雪を存分に浴びたのに・・もっと、花びらいっぱいの写真を撮りたかった。
ソメイヨシノは終わり近くで少し風が来ただけで花吹雪。でも、八重桜系のサトザクラが交替で咲き始めていた。
 
いつも行き慣れていた近くの都立公園、色々と咲いているが名所というほどではないから、来るのは市内かごく近接の町の人しか来ない。ちょっと足を延ばせば桜の名所なら昭和記念公園とか小金井公園とか・・
でも、日差しの下で幼時連れでお花見のお弁当を食べるには最適の場所だ。
とにかく私は、何とか足指の痛みも少し和らいできたので、ほぼベンチに座りっぱなし状態でお花見に加えてもらえた。有難いこと。写真はあまり撮らなかったものの、花吹雪は本当に気分良く浴びることが出来た。

満天星ツツジが目の前にあって、到着した頃はあまり咲いていなかったのにお弁当を食べ終わった頃には眼に見えて花が増えていた。

一年前は、もう一年後の桜は見られないだろう、と思って国立市の大学通りの桜を眺めてきた。でも今年は見慣れていた散歩道の公園の桜を見てきた。来年は・・多分、もう無理かも。
頑張れ、という言葉が最近はあまり好きになれなくなった。多分、もう頑張らないかも。

過去ふやすやうに散りゆく桜かな  KUMI
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わが現況は・・キビシイです

2024年04月13日 | 俳句
天気 晴

今週の昭和記念公園は最後の桜になるだろう、と公園のHPにあった。上の写真は、前回の写真撮影の最後に撮ったもの。帰り際の写真。午前のかなり早い時間に行き、昼食は立川の街で食べたので、週日でも早めにいかないと結構人が多い。広いので押すな押すなの混雑はないけれど、チューリップの遊歩道では人を写さずに撮影するのが難しくなる。
今日明日は、そんなことになりそうだ。

毎日、バーチャル花見のような桜の風景を載せてきたけれど・・ちょっとお休み。本当は、私の体調もあんまりよくない。数値で出ること(血圧とか酸素飽和度とか)は正常、とくに悪化した訳ではないけれど、目眩というか体力というか、とにかくこのまま弱っていったら老衰が近い?というような。
足指は、「暖かくなったら良くなっていきますよ」とドクターの言ったとおりで、かなり楽になった。痛くて眠れない夜も少なくなった。びっくりするほど熟睡出来る日が続いている。
でも、相変わらず靴は履けなくて、今日もリハビリのつもりで草履を引きずって支払い伝票を片付けにコンビニまで行ってみた。この辺り、まだマスクをしている人が多いものの、私はもう息苦しくてマスクをしての歩行と買い物は無理。外へ出てからはノーマスクを貫いた。でも、それでも息苦しい。足が痛くなくても、歩行は多分人の半分の速度かも。
パソコンに向かっている時がいちばん体調が楽・・というのも哀しい。でも本当だ。頚椎もかなり傷んでいるようで、目眩が酷くなったのもそのせいかも。
抗がんのための免疫療法の点滴後2週間目、副作用もいちばんキツイ時期。
愚痴を言えばキリない日々なので、バーチャル花見を続けた方が良さそう。でも、私ではなく身近な人に気がかりなことなど起きて・・花見気分は少し置いた方が・・となっている。

本物の桜を近くで見ないうちに、遠くに見える桜も色褪せてきた。

車椅子押して押されて飛花落花  KUMI
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桜散る記憶・国営昭和記念公園

2024年04月11日 | 俳句
天気 晴のち曇

今日あたり、昭和記念公園は写真のような光景になっているかとも。
写真は、2014年4月のもの。この年は今年のように都心の桜開花が遅れ、多摩地域との開花の「時差」があまりなかった。本来ならば、都心のソメイヨシノが満開になっても、昭和記念公園は数日遅れになるのだが。

桜とチューリップと菜の花。早咲きのポピーが咲いていた。そして水辺は花屑と花筏。でも、この小川は人工の川なので、花筏が流れていくことはない。桜の開花が遅れると、こんな百花繚乱の風景になるので、春の昭和記念公園は楽しい。












私のチューリップの写真を見て「どうしたらそんな光線で撮れるの」と友人に聞かれた。チューリップ目線になってシャッターを押す。つまりは、チューリップの中へしゃがむこと。


運が良ければ、結婚写真の前撮りのこんな風景に出逢える。無断撮影、後ろからなので許してください。

先日の「根川」の上流に水無川は公園の中を縦断している。堤に咲く桜も見事。

ここへ入所してからも行っているので、思い出、と言うにはまだ新し過ぎる。
元気なら、窓の外を走るJRに乗ってわずか2駅で行けるところ。開園する前の、米軍基地の時代から様々の思い出の残っている土地。

地を人を清める桜吹雪かな   KUMI


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桜の記憶・井の頭公園

2024年04月09日 | 俳句
天気 雨

2006年の写真を出してみたら、変色している? もう少し新しい写真もあるが、これにこだわったのには理由があって・・。
素晴らしい満開の日に行けたこと。そして、見てのとおりの池畔の古木は、その後、かなり傷んだ木もあった。この時はともかく見事に池すれすれに咲く光景を楽しめた。





人気の吉祥寺駅から歩いてすぐのため、朝早く行かないとゆっくりと写真は撮れない。ともかく便利に桜を楽しめる。落花のあとのピンクの池も、見事なもの。この年はまだ、散ってはいなかった。
隣り合った自然文化園の動物園のニホンザル園。

ともかく見ていて飽きないのが猿の群。小さな動物園は日本の動物だけを集めているので、日本リスのリス園もあって、檻の中へ入ることが出来る。餌を持っていなくても人間に馴れていて体に登ってきたり。この日は花子と猿だけ見て帰った。

象の花子 2049年に日本へ来てからずっと元気にしていたが、天寿全うして2017年に死んだ。訳アリの象、でも、多摩地域の子供たちは必ず遠足でここへ行き、花子に会っているので愛されていた。子供連れのママは「私が子供の時から花子はおばあちゃんだった」のだそうだ。


井の頭公園も文化園も、個人的にも吟行句会でも数え切れないほど訪れている。通勤途中の駅でもあり、吉祥寺の街では、途中下車して呑み会や会食、ということもあったし。思い出すとキリのないような街だ。
あまり好きではないが、職場の付き合いで夜桜の花見の宴に行ったことがある。その時にびっくりしたのは、コウモリが人の頭の上を旋回することだった。お前ら邪魔だ!とでも言いたいように、わざわざ人間の宴会の上を低く飛んでいく。不気味だった。
でもあとで考えてみたら、食べ物の匂いに誘われただけなのだろう。

桜から桜へ渡る交差点  KUMI
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桜の記憶・花まつり

2024年04月08日 | 俳句
天気 曇のち時々雨

今日は花まつり。この日も以前は、家に居れば甘茶を頂きにお寺まで散歩しているので、花御堂の写真はある筈・・と探したら、やっと見つかった。ブログを始めたばかりの2010年のもので、時間が早かったのか花御堂はまだ綺麗に飾りつけてはいなかった。でも境内の山桜の写真は珍しい。






この桜、戦後すぐの宮様のお手植えという山桜。ソメイヨシノよりも少し遅い開花で、仏生会の日には必ず咲く、とご住職の奥さまの話だった。「でも、それも最近は早く咲き過ぎて葉っぱが目立つことが多くなったのですよ」と。
甘茶を檀家の方たちが用意しているので、頂くことも出来る。
この日は4月8日の花まつり当日だったが、当日に近い土日を利用して「市民花まつり」が開催されて史跡の跡地は賑やかになる。コロナで開催が中止になっていたが、今年はどうだったろう?

クリスマスは祝っても、お釈迦さまの誕生は祝うことを忘れてしまった日本。
俳句を始めた頃、「今でも花まつりしているお寺があるの?」と同じ初心者の仲間に訊かれたことがあった。子供の頃に小さな仏像へ甘茶を掛けて以来、見たことないと言うのでびっくりした。きっと、そんな人が多いのだろう。私からしたら、クリスマスはするくせに・・と思ってしまう。私は仏教徒です。
仏生会は、規模は違えど全国どこのお寺でも行います。花御堂を見に行かなかっただけですよ。

という日、どこへもお詣りに行けないし・・でも「花まつりメニュー」で昼食に少しだけ、美味しいものが用意された。写真を撮るために立ちあがる雰囲気ではないので旨く撮れなかったけれど・・

特別の日だけに添えられるメニュー、持ち帰らなかったので・・
桜の炊き込みご飯、すまし汁、天婦羅、海老しんじょと筍の葛あん煮、菜の花のおひたし。おやつは、桜のロールケーキだった。まあまあかな?

今日はこのあたりも桜が満開で、昼のニュースでは国立市大学通りを写していた。去年は一駅乗って見に行けたのに・・とちょっぴり寂しいこと。
でも、窓から見える線路の向こうの桜何本か、びっくりするほどの大木になって咲き満ちている。でも、濃い色合いからすると満開ではないかも。
部屋から見える、昨日撮った頼りない写真。今日は天気悪くて撮らなかった。


ポケットに昨日の硬貨花の雨  KUMI
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