KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

続・ナガミヒナゲシ

2022年05月12日 | 俳句
天気 曇がちのち曇

写真は、市民ホール脇の楓の新緑。

「ナガミヒナゲシ駆除を推進している自治体がある」と昨日書き、どこの市なのかが解らなかったが、何かで今朝、偶然見つけたのがお隣の市。ネットでキャンペーンを始めていた。普通の市報に載っているのかどうか、解らない。昨日の写真は隣の市との境の道を歩いていて見つけた府中市の住宅なので、このキャンペーンを見てくれれば良いけれど・外来種(ナガミヒナゲシ)がはびこれば在来種の野菊や菫などが消えることもあるそうだ。

府中市でこのキャンペーンを張るのは、我が市とは違う事情もあるからだと思う。
府中市の南には多摩川が流れていて、広大な河川敷がある。そこに駆除対象のポピー畑なぞ出来てしまったら大変だ。戦後、セイタカアワダチソウ(ブタクサ)が多摩川河川敷を占拠したことがあり、真っ黄色になってしまった。戦前からあるにはあったようだが、戦後拡大したのは、駐留軍のトラックと共に来たかららしい。首都圏には米軍基地が多い。

でも、昭和の終わり頃だったか、詳しいことは調べればわかるが、とにかくこの黄色い化け物は多摩川の河原からだんだん消えていった。今も、少しは残っているだろうが、風景の中であまり気になるほどではない。(写真はネットからお借りしました)

セイタカアワダチソウに薄が勝った、と当時は話題になった。敗戦国日本が、戦勝国アメリカから運ばれた困りものの植物を国産の薄が打ち負かした。やはり、日本の河原には薄がいちばん似合う。
そんなことが又、ナガミヒナゲシで起きてはならない、と府中市は警戒しているのかもしれない。広い所で繁殖したら、駆除も厄介になる。
わが市には、多摩川の源流の水源があって小さな川はあるものの、外来種が大繁殖するような川原はない。それでもちらほらと街にこのヒナゲシが増えていく。わが市でも駆除キャンペーンが必要かもしれない。

やはり走り梅雨?気象予報士も決め兼ねているようだが、明日は大雨になるようだ。

多摩川の対岸遠き走り梅雨   KUMI
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2 コメント

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Unknown (小父さんK)
2022-05-13 17:17:27
楓でしたか 汗汗
紅葉かな~?ちょっと違うみたいと思ってながめていました。
花音痴どころか、野球にしろ、相撲にしろ音痴もいいところです。

オールマイティーの人も時々いますが、私もみたいな不器用な者がいてからこそ、器用な人、物識りの人が重宝がられるんです!(負け惜しみ 笑)

>・・・外来種(ナガミヒナゲシ)がはびこれば在来種の野菊や菫などが消えることもあるそうだ。

なるほど。私がいつも歩いている池にも外来の亀が居て、その捕獲と駆除に努力していますが、近隣の子供や家庭は捕まえたら喜んで飼って、飽きたらまた池に逃がしている気がします。

>広大な河川敷がある。そこに駆除対象のポピー畑なぞ出来てしまったら大変だ。

そうそう、昨日歩いていたら家の門の横にポピーが5本くらい生えていましたね。

>戦後拡大したのは、駐留軍のトラックと共に来たかららしい。首都圏には米軍基地が多い。

そういうことでしたか!
福岡にも米空軍基地がありましたね。
地域での一斉草引きの日に近所の幼稚園の先生をしていた女性が一人で必死になってセイタカアワダチソウを引き抜いていたことが思い出されます。

>この黄色い化け物は多摩川の河原からだんだん消えていった。

地域の人の協力の賜物なんでしょう。
そう言えば、私の生活圏では見かけませんね~。

>「薄」が勝った

汗汗 また一生懸命調べていました
薄(すすき)でしたか!

>やはり、日本の河原には薄がいちばん似合う。

そうですね~。

>わが市でも駆除キャンペーンが必要かもしれない。

気がつかないだけなのか、私の身の回りでは聞いたことがないです。

>やはり走り梅雨?気象予報士も決め兼ねているようだが、・・・

私も一度自由律を詠んだことがありそうです!
ありました、京都、東本願寺で句会に出る前の前の日の思いつき。

「鳩呻くジャズが流れる走り梅雨」
1~2票入った気がします 汗汗

有難うございました。
小父さん、楓=紅葉、正解です (KUMI)
2022-05-13 18:59:45
広義には紅葉=紅葉(こうよう)する木の状態ですけど、楓=紅葉、と思う人が多いみたいです。

動物も植物も、外来種は在来種を駆逐してしまいますね。
早いうちに駆除しないと・・今、ナントカ赤蜘蛛が問題になっています。
無知が怖い将来に繋がる気がします。ほんと、亀にしても観賞魚にしても。
多摩川には外来の魚がたくさん居るそうです。
都会の人はわがままですね。

>鳩呻くジャズが流れる走り梅雨
これだけの句が作れるのでしたら、続ける価値はありますね。
ジャズ好きの私としては、嫌いな鳩の声と並列はちょっと・・ですが。

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