2020年(令和2年)11月の東北の家庭料理と食卓の折り紙NO、20
今年も後、数日で12月がやって来ますね!今朝、近くの公園に行くと
山茶花が開花していて「改めて冬の訪れ」を感じました。
連日のコロナ患者の増加に外出後の(うがい、手洗い)で神経質なくらいの
この坂を乗り切ればと、多くの人々が希望を持ちながらの日々です。
今月は、今の時季の「イカの塩辛」と「子持ち鮎の昆布巻き」のご紹介です。
◎するめいかの塩辛⇒皮をむいたイカと塩漬けしたイカの腑わた⇒
材料⇒刺身用の生するめいか2杯、塩 適宜、煮切り日本酒小匙1杯
調理⇒①するめいかは、刺身用に皮をむきます。
身のみ利用(エンペラとげそは、使いません)(寄生虫防止)※エンペラとげそは、茹でて他の料理に利用
いかの腑わたは、丁寧に足から切り取り、水道水で汚れを落として
黒い墨の管を取り、ざるに水切りしておきます。
②寒い北風の吹く気温が8度以下の晴天のこの時期が塩辛日和です。
③①のいかの両面にさっと薄い塩をして、②厳守!ざるに乗せ1日干します。
④①のいかの腑わた2~3杯分は、先に墨の部分を取つたもの(黒い1本の管の様な物)
を沢山の塩で包むようにして1日タッパーに入れて冷蔵保存しておきます。
⑤塩漬けした④の塩をペーパータオルで塩を静かに、ふき取り、裏漉しして、
裏漉しした腑わたに、冷ました煮切り日本酒を小匙1杯混ぜておきます。
⑥③の干したイカを7~8mm位のお刺身のように切り、⑤に混ぜて仕上げ
味を見て、好みで塩を足したり、一味唐辛子を加えたりして、仕上げます⇒イカの塩辛⇒
※塩辛は、必ず冷蔵保存でお願いします。くれぐれも!冷凍は、出来ません。
いかの腑わたは、オレンジがかった味噌色が最適なようです。
地球温暖化ですが『いかの成長』も回復しつつ、時間が係りそう?ですが~
新米のこの時期の季節を楽しむ珍味です。お試しいただければ幸いです⇒イカの塩辛⇒
材料⇒子持ち鮎3尾(宮城県 白石 小原温泉の子持ち鮎の田楽味噌焼きの思い出も)
早煮昆布(北海利尻産)70g、根生姜の千切り適宜
(醤油、砂糖(キビ砂糖)、味醂、日本酒)各適宜
②昆布を浸る位のたっぷりの量の水で戻します戻し水は、
捨てずに取っておきます。
③鮎を素焼きして冷ましておきます(昆布巻きの時に頭と内臓を切り除く)
④③の鮎を戻した昆布で静かに巻きます。巻き終わりの所は、楊枝で止めます。
⑤昆布の戻し水に④の鮎を入れ、根生姜、砂糖少々を入れ中火で沸騰するまで煮ます。
⑥⑤の火を弱火にして醤油、日本酒少々、味醂、を入れ味見をして味を調え
昆布が柔らかくなり煮汁が少なくなる前で仕上げます。
昆布巻きが冷めてから好みの厚さに切り、煮た生姜も添えます。
(ポイント!内臓部分を苦みを避ける為に頭と一緒に取り除いて昆布で巻いて煮ます)
この時期の山形県は、(瑞々しい果物で有名な)ラ・フランスの収穫時期です⇒
最近のラ・フランスは、購入時期に食べごろ、の表示がついていますので、香り、と
瑞々しい果肉がとても美味しい果物です。
今月も折り紙を使い捨ての紙コップにしました⇒うがい用の使い捨て紙コップ⇒
うがい と 手洗いでコロナの予防と一日も早いコロナの沈静を祈ります。
12月は、20日ころに、ビーフシチュウ、秋のフルーツサラダ、ビスケットで焼かないケーキ
のご紹介です。 よろしくお願いいたします。 山形市にて