野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

集まって咲く小さな花としっかりとした総苞が特徴的な「アズマヤマアザミ」(秋の花 21-007)

2021年11月15日 07時57分04秒 | 

集まって咲く小さな花としっかりとした総苞が特徴的な「アズマヤマアザミ」。赤紫のやさしい色合いの花のアザミだ。

(2021年秋 東京都)

■秋の花(2021)
「タイアザミ」(秋の花 21-001)
「ミズキンバイ」(秋の花 21-002)
「ナンバンギセル」(秋の花 21-003)
「フジバカマ」(秋の花 21-004)
「ノコンギク」(秋の花 21-005)
「ハマコンギク」(秋の花 21-006)

「アズマヤマアザミ」

アズマヤマアザミ

キク科

地の沢沿いの林のふちや林内に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。九州や四国に分布するヤマアザミに対し、関東地方に多いことからその名が付いた。花は小さな花が密生する頭花(とうか:筒状の小さな花が密生して、ひとつの花に見える花) で茎の先に1~3個上向きにつく。色は赤紫色で花の下に筒状の総苞(そうほう:花を包むつぼみのような部分)がつく。総苞は長さ約1.5センチで毛が密生しやや粘り気がある。茎につく葉は長さ約20センチで細長く、羽状(うじょう:鳥の羽のような状態)に裂けて鋭くとがり、ふちにもとげがある。根生葉(こんせいよう:茎の根もと近くから生える葉) は白いまだら模様が入り花の時期には枯れる。花が終わると綿のような白い毛がある種をつける。冬には枯れた茎の中の水分が凍りつき、氷の花を咲かせたような「霜柱」をつくることでも知られる。

季節|9月上旬~10月下旬頃
高さ|約1.5~2メートル
場所|1~2号路、裏高尾、奥高尾



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