遺言書を作成した場合に一緒に気をつけたいこと~生命保険金の受取人はだれか~

新宿区新大久保に事務所がある、相続問題や離婚男女問題に注力している、弁護士の水谷真実(→プロフィールはこちら)です。

次のような悩みが生じる場合があります。
どのような悩みか、事前にどうしたら良かったかを説明します。

悩みについて

相談者50代女性スーツでショック
相談者

私には、母の姉がおります。
母の姉(おばさん)は結婚はしておりますが、子どもはおりません。
おばさんもおばさんの夫(おじさん)も、亡くなったら私に財産を譲ると遺言書を書いてくれました。

最近、おばさんとおじさんが、お亡くなりになられました。
そして、おばさんが生命保険に入っていることも最近知りました。

おばさんとおじさんの遺言書で、遺産を私にゆずる内容なので、私がおばさんの生命保険金を受けれると思っていました。
しかし、保険会社の担当者は、この遺言書ではだめです、保険金は受け取れないというのです。どうやら、自分達で作成した遺言書に不備があったようです。
その上で、おばさんの生命保険金の受取人が、亡くなったおじさんになっているので、受け取れないと言われました。

困りました。。。

なお、当事者のみなさんの関係を図にすると次のようになります。

事前に確認したかったこと

まず、おじさんとおばさんに遺言書を作成してもらう際に、生命保険に加入しているか、確認した方がよかったです。
そして、生命保険に加入しているならば、受取人はだれかも確認した方が良かったです。さらに、受取人を誰にするかも話し合って決められれば良かったです。

遺言書を作成する際には、生命保険金についても配慮した内容を作成すると良かったです

弁護士の活用のしどころ

なるべくならば、早い段階で弁護士に相談すると良いです。
そして、どういう点に気をつけるかや、遺言書の作成についても聞くと、より効果的でしょう。

最後に

弁護士水谷真実
弁護士水谷真実

遺言書を作成したら、安心というわけではありません。
コミュニケーションを密にして、どういう財産があるかなどよく話し合うと良いです。

私もご相談に応じることができます。悩まれたら、お気軽にメールや電話やLINEなどでご連絡ください。よろしくお願いします。

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この記事を書いた人

弁護士水谷真実

弁護士水谷真実

東京の新宿駅の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士10年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
ご相談いただいたことは、一生懸命対応します。アフターフォローにも力を入れています。来所が難しい方のために出張相談を承ります。悩んだら、思い切ってお問い合わせ・ご相談ください。

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